中央アジア・ウズベキスタンのサマルカンドから、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビを経由して、中東の国オマーン・マスカットへ移動。
今回は、サマルカンド→アブダビ間は「Wizz Air Abu Dhabi」、アブダビ→マスカット間は「Air Arabia」と、どちらもLCC(格安航空会社)を利用した。
機内食サービスがないため、アブダビではクレジットカードに付帯しているプライオリティ・パスを使って空港ラウンジ「Pearl Lounge」へ。
ラウンジで提供される温かい料理やデザート、ワインをたっぷり楽しんだ。
ちなみにアブダビ空港では、水のペットボトル1本が400円近くするので、無料で食事と飲み物がとれるラウンジは本当にありがたかった。
今回は、UAEを拠点とする2つのLCCの搭乗体験と、アブダビ空港でのラウンジ体験を紹介。
サマルカンド空港でまさかの爆睡 ギリギリ搭乗へ
朝、Yandexタクシーで宿からサマルカンド国際空港へ。


チェックインカウンターには、巡礼ツアーと思しきムスリムの団体が長い列を作っていて、なかなか進まない。
やっと自分の番がきた頃には少し焦りもあったけれど、オンラインチェックインを済ませていたおかげで、すぐに搭乗券を受け取ることができた。

出国手続きを済ませたあと、最後の所持金80,000スム(=約877円)を使い切るため、搭乗ゲート付近のカフェで朝食をとる。
ピザにお茶、チョコ、水と、なんとかギリギリで使い切る。
カフェのソファが大きくて、つい寝転んでしまい、そのまま爆睡。
気づけばファイナルコール寸前、店員に「アブダビ(‘A`)?」と起こされ、大慌てで搭乗口へ向かった。
Wizz Airでアブダビへ LCCでも快適フライト

LCCながらシートの狭さもさほど感じず、快適な3時間25分のフライト。
アブダビとの時差は1時間。

アブダビ空港でトランジット チェックインでまさかの確認事項

アブダビ空港に到着。
波打つような天井が印象的な、近未来的な空港。

入国審査を通過して一度UAEに入国。
以前アブダビは観光で訪れたことがあるし、今回はトランジットが5時間45分だけだったので、外に出ず空港内で過ごすことに。
サマルカンドの宿のオーナーが持たせてくれたパンをかじりながら、チェックイン開始の時間を待つ。
出発の約3時間前にAir Arabiaのカウンターへ向かうと、すでにチェックインが始まっていた。
少し出遅れた。

オンラインチェックインを済ませていたので、スムーズに発券できるかと思いきや、オマーンでの宿の予約バウチャーと、復路の航空券の提示を求められた。
オマーンの入国要件に必要だとは知っていたけれど、まさかチェックインカウンターで確認されるとは思わず、ちょっと驚いた。
チケット発券後、すぐに出国審査へ。

アブダビ空港は物価が高く、水1本買うだけでも400円近くする。
そんな理由もあり、今回は楽天プレミアムカードに付帯するプライオリティ・パスを活用。
保安検査を通過し、ゲートD43近くにある「Pearl Lounge」へ。
プライオリティ・パスでラウンジ飯とワインを満喫
スマホアプリで会員証を提示して入場。
LCC利用なので機内食はないぶん、ここでがっつり補給。







ビュッフェ形式の料理、サラダ、パン、揚げ春巻き、デザートなどが揃っていて、飲み物は白ワインを選択。
無料なのをいいことに、遠慮なく食べて飲んだ。

デザートタイムは赤ワインと一緒に。
どれも美味しくいただきました。
Air Arabiaでマスカットへ 今度は余裕をもって搭乗
さすがにもう寝坊はしないと気を引き締めて、早めにゲートへ。

少し遅れてボーディングが始まる頃には、外はすっかり夕暮れ。

離陸時にはすっかり暗くなっていて、アブダビ空港のフォルムや街の灯りが上空から美しく見えた。


途中、矢印型に見える不思議な街を発見。さすがUAE、インパクトがすごい。

1時間の短いフライトで、マスカット空港に到着。
マスカット到着 SIM購入と宿の送迎にひと苦労
イミグレでは名前や滞在日数などを聞かれただけで、あっさり入国。
宿に連絡するため、WhatsAppを使おうとしたが、空港の無料Wi-Fiが繋がりづらく、先にSIMカードを購入することに。

SIMショップは何社かあったが、どこが良いのかわからず適当に選ぶ。
16GBで11リアル(=4,067円)と、ウズベキスタンと比べるとかなり高い。
空港から宿までは15分ほどの距離。
WhatsAppで送迎をお願いし、約1時間後に迎えの車が到着。
待ち合わせ場所は出発フロアBゲート付近。

送迎は無料。
宿代も3.2リアル(=1,183円)とオマーンにしては格安なので、待ち時間が長くても文句は言えない。

お迎えの車はなんと天井がオープンするレクサス!
車社会のオマーンでは公共交通機関が使いにくいので、送迎があるのはありがたい。

ただし宿はやや場末感があり、シーツは洗っていないような感じで、髪の毛やゴミが目につく。
共用スペースも散らかっていて、衛生的に少し気になるレベル。
この宿を拠点にオマーン各地を周ろうと、先々まで予約していたけれど、ちょっと気が重くなる。
マスカットの宿は全体的に高くて、つい最安値クラスを選んでしまったことを少し後悔(‘A`)
4月16日:使ったお金
オマーンのSIMカードが予想外に高くて痛い出費(‘A`)
・航空券(ウズベキスタン→オマーン):22,180円
・タクシー:18,000スム(=197円)
・朝食等:80,000スム(=877円)
・SIMカード(16GB):11リアル(=4,067円)
・宿代:3.2リアル(=1,183円)
合計:28,504円