カンクンでは観光や移動続きの旅を少しお休みして、父と二人で2泊3日のオールインクルーシブ滞在へ。
今回泊まったのは、ホテルゾーンにある「Sunscape Cancun Resort & Spa」。
カジュアルながらレストランやイベントがとても充実していて、食べて飲んで、のんびりして…と、普段のバックパッカー旅とはまったく違う“ゆるゆる贅沢時間”を過ごした。
とはいえ、チェックイン前からドレスコード問題で大慌てしたり、天気が悪くて海に入れなかったりと、思いがけないハプニングも。
ホテルではヨガ、サーカスショー、テキーラ試飲、レストラン巡りなど、イベント三昧で退屈知らず。
父が嬉しそうにお酒を楽しむ姿を見て、「ここに来てよかった」と心から思えた三日間だった。
11月11日 ドレスコード問題で大慌て!Sunscape Cancun Resortチェックインの日

今日から2泊するオールインクルーシブホテルに、レストランやバーごとにドレスコードがあることが判明し、朝から二人で右往左往することに。
気持ちを落ち着けるため、とりあえず宿の近くにあった「100% Natural Cancún」で朝ごはんをとった。

注文したのは、フルーツがたっぷり入ったフルーツボウル。
ヨーグルトとグラノーラものっていて、見た目も味もとても豪華。
ゆっくり朝食を食べて、買い物へ出かけた。

最初に訪れたのは、お土産や服がそろう市場「Mercado 28」。
サンダルがあればいいなと期待して行ったのだけど、好みのものは見つからず、値段もなかなか観光地価格。
早々に引き上げた。

ならばローカル店だ、と向かったのが、カンクンのバスターミナルから北へ歩いたあたりにあるショッピングモール(Coppel TulumやPlaza Galerías)や服や靴の店がずらっと並んでいるエリア。

ドレスコード対策のアイテムを、この一帯でまとめて購入。
どれもお手頃価格で助かった。
最初にホテルの案内メールで「ドレスショーツ」「ドレスサンダル」という言葉を見たときは意味不明で戸惑ったが、ChatGPTで調べたら「素材やデザインが上品で、カジュアルすぎないもの」ということらしい。
バックパッカー旅ゆえに、小ぎれいな服をほぼ持っていないため、チェックイン前からひと苦労だった。
でも父に恥はかかせられないので、ルールに沿って必要なものを揃えた。

買い物を終え、タクシーでホテルへ。
今日から2泊する「Sunscape Cancun Resort & Spa」は、ホテルゾーンの中心にあるハイアット系列のカジュアルなオールインクルーシブホテル。
今回の予約は公式HPからで、ツイン2泊で80,859円。

部屋はキング+ダブルベッドの広々としたツイン。
冷蔵庫の飲み物は飲み放題。
バルコニーにはハンモックもあって、南国感が一気に高まる。

洗面台やシャワールームも広々として使いやすかった。


ホテルの前には明るい雰囲気のメインプールがあり、その横にはバー。

カクテル、テキーラ、ビールなどが飲み放題で、父はここを見た瞬間テンション爆上がり。

ラグーン側にも静かなプールがあって、ゆっくり過ごすならこちらが良さそう。

隣には子供用プールもあり、全体的にファミリー感も強い。

カンクンの魅力といえば真っ白な砂浜と淡いアクアブルーの海だけど、この日はくもりで海の色は控えめ。
それでもビーチを歩くと気分が上がる。

15時にチェックインしたあと、貧乏性が出てしまい、夕食の前にレストランでランチへ。
ホテルにはイタリアン、グリル、メキシカン、アジアン、ビュッフェの5つのレストランがあるが、ランチで開いているのはビュッフェのみ。
ビュッフェは品数が多く、どれも美味しそう。

シェフが目の前でパスタを作ってくれるサービスもあった。

スパークリングワインで乾杯して、昼間から贅沢な気分に。
夕食も控えているので控えめにしようと思ったのに、結局いつも通り好きなものを盛りすぎて満腹になった。
夕方はシャワーを浴びたり洗濯をしたりしていたら19時に。
そろそろ夕食を食べようとグリル系レストランへ向かうと、なんと40分待ち。
人気ホテルだから仕方ないけれど驚いた。

順番を待ちながらラウンジバーでマティーニを飲む。
ちなみに、今の旅でドレスコードに合う服は、手持ちではこのブラウスとオアハカで買ったスカートだけ。
レストランに行くたびに同じ服になってちょっと恥ずかしい。

20時前にようやく席へ案内された。
外席のみで、この日は風が強くやや肌寒い。

前菜は、オアハカチーズと牛ひき肉を包んで焼いたアルゼンチン風パイ。
メインは待望のステーキ。
私は柔らかいフィレを香ばしく焼いたビーフメダリオン。
ローズマリーポテトやロースト野菜、チミチュリが添えてあり、一皿の中に味の広がりがある。
父はニューヨークステーキ。
厚みのあるサーロインにペッパーソースがよいアクセント。
どちらもボリュームたっぷりで大満足。

本当は21時からのファイヤーショーを見る予定だったが、レストランが想像以上に混んでいて間に合わず。
食後はライトアップされたプールを眺めながらお酒を飲んで少し休んだ。

そして21時半。
せっかくのオールインクルーシブなので「元はとらねば」と2軒目へ。
アジアン料理店でツナロール、チキンラーメンを注文したのだけど、なぜか野菜サラダやチキングリルまで出てくる謎の大盤振る舞い。
結果、フードファイトに。
今日はチェックイン後にビュッフェ、グリル、アジアンと3軒もはしごして、お腹も限界。

最後はまたラウンジバーへ戻り、お酒を飲む。
歌手の周りでは宿泊客が楽しそうに踊っていて、旅先らしい明るい時間が流れていた。
父は昼からテキーラ、ビール、ワインと飲み続け、完全にできあがっている。
普段は貧乏バックパッカー旅ばかりで、父にも節約を強いてしまっている。
今回は少し贅沢な時間があってもいいと思ってカンクンのオールインクルーシブを予約したけれど、こんなに喜んでいる父を見て、本当に来てよかったと心から思った1日だった。
11月12日 曇り空でもイベント三昧。オールインクルーシブを全力で満喫した“食べて飲んでの一日”
2日目の朝。
朝食は2会場から選べるのだけど、アジアンレストランの方も朝はビュッフェ形式なので、実質どちらに行ってもビュッフェ。
メニューの内容が少し違うので、今朝はビュッフェレストランの方へ行ってみることにした。

シェフが目の前で具材を選んで焼いてくれるオムレツは種類が豊富で見ているだけでも楽しい。
個人的には、海鮮の旨みが詰まったシーフードスープが特に美味しかった。

フルーツコーナーには驚くほど種類が並んでいて、中には甘く煮込んだコンポートも。
少しずつ色々食べただけでお腹いっぱいになってしまった。

今日は1日ホテルでのんびりしようと決めていたけれど、残念ながら朝からずっとどんより曇り空。
気温も低く、風も強いせいでプールの水は冷たくてとても泳げない。
プールサイドのサンベッドで、お酒を飲みながらゴロゴロ過ごすことにした。

このホテルは、朝から夜までヨガ、ビーチゲーム、ダンスショー、料理教室、ライブ演奏などイベントが盛りだくさんで、退屈する暇がない。
私は主にプールサイドでまったりしていたけれど、ストレッチイベントが楽しそうだったので参加してみた。
また、このホテルにはレストランの営業時間、メニュー、アクティビティ情報などがまとまった宿泊者向けの「デジタル案内ページ」があり、とても便利だった。(URLは変更の可能性あり)

プールサイドにはタコス屋台とハンバーガー屋台が並んでいて、シェフがその場で作ってくれる。
朝食で満腹だったはずなのに、美味しそうな匂いにつられてハンバーガーを食べてしまった。

昼食後はスタッフがミサンガを作ってくれるイベントへ。
大人気で行列ができていた。
私も父も好きな色を3つ選んで作ってもらい、鮮やかな色合いがメキシコらしくてとても気に入った。

夕方にはメスカルとテキーラの試飲イベントもあり、これにも参加。
普段の飲み放題で出るお酒は比較的リーズナブルなものが多いが、このイベントでは少し高級な銘柄が試せるので、父は大喜び。

テーブルにはパイナップルやライム、レモンが綺麗に盛られていて、お酒を味わいながらつまめるようになっていた。

夕方はビーチを散歩。
天気は回復しないまま、小雨がぱらつく時間もあって残念だったけれど、イベントが充実しているおかげで退屈せず過ごせた。

ビーチに建つホテルを眺めながら、こんな豪華なホテルに泊まれているなんて…としみじみ幸せを感じた。
クラスとしては中級のオールインクルーシブだけど、エンタメ特化でレストランも多く、コスパがとても良い。
全体の雰囲気としては、ハネムーナーよりも“ファミリーや友達グループ向け”の明るくにぎやかなリゾートで、気負わず楽しめるのも魅力だった。
イベントが多いわりに体を酷使するようなものは少なく、年齢問わず楽しめる雰囲気。
父のように「食事とお酒をゆっくり楽しみたい派」にもちょうどいいバランスだと感じた。

ビーチのバーにはブランコがついていて、ここでお酒を飲みながらゆらゆら。
一生懸命こいでいる父の後ろ姿が妙にかわいかった。

2日目の夕食は、一番人気のイタリアンレストランへ。
昨日はかなり待ったので、今日は早めに行ったらすんなり入れた。

前菜は、パルメザンの香りとルッコラの苦味が心地よい牛肉のカルパッチョ。
シトラスのビネグレットが爽やかで食べやすい。
マッシュルームのクリームスープは濃厚で、きのこの香りが深くてほっとする味。

メインは魚介が主役。
海老の旨みたっぷりのチーズクリームリゾットと、海老・イカ・ホタテ・ムール貝がごろごろ入った“悪魔風”の辛口リングイネ。
あまりの美味しさに、料理が運ばれてきた瞬間がっついてしまい、気づけば食べかけの写真しか残っていないという痛恨のミス。(‘A`)

さらにピザも2種類をハーフ&ハーフで注文。
焼き立ての香ばしさがたまらず大満足の内容だった。

今夜のイベントはサーカスショー。
ポールを使ったアクロバティックな演技など、迫力満点の内容をお酒片手に楽しんだ。

ショーの後は、2軒目の夕食としてメキシカンレストランへ。
これでホテル内のレストランをすべて制覇。
2泊3日で全店制覇するのは、どう考えても貧乏性の私たちくらいだと思う(笑)

注文したのは、チリとパクチーオイルが香るタコのグリル。
ズッキーニとソラマメのペーストが添えられていて、シンプルだけど深みのある一皿。

メキシコ名物ノパリトス(サボテン)のサラダも注文。
パネラチーズに青リンゴ、チェリートマトなどが入った爽やかな味で、パッションフルーツのドレッシングがよく合う。
デザートはココナッツプリン。
ココナッツミルクの優しい甘さに、オレンジシロップとパパイヤがアクセントになっていた。
朝から晩まで、とにかく食べて飲んでまた食べて…。
海やプールでは寒すぎて泳げなかったけど、それでも満足度の高い1日だった。
11月13日 朝ヨガとホテル最終日。カンクンダウンタウンへ移動して日本食でほっと一息

オールインクルーシブ滞在3日目。
今日は朝6時半からヨガのアクティビティがあったので参加してみた。
世界一周前は実はヨガが趣味だったのに、久々にダウンドックをしたら想像以上にしんどい…(‘A`)
旅で歩いているから運動できているつもりだったけど、体はしっかり鈍っていてちょっとショック。

ヨガで汗をかいた後は朝食へ。
今日はアジアンレストラン側のビュッフェに行ってみたけれど、メキシコ料理と洋食が半々といった内容。
すでにメキシコ料理は食べすぎて飽きていたので、普通の洋食メニューだけいただいた。

チェックアウトは12時。
それまでプールサイドでのんびり。
天気は昨日より少し良くなったものの、まだ雲が厚く、風は冷たい。
今日は足だけプールにつけて我慢。

寒くて泳げない私たちの横で、欧米の人たちは元気に海やプールで泳いでいる。
体の構造が本当に違うのでは…と驚いてしまう。

海でも足だけつけて、裸足でビーチを歩く。
パウダーサンドがふかふかで、歩くだけで気持ちいい。

実はこのホテル、5つのレストラン以外に24時間営業のカフェもある。
パンやサンドイッチ、コーヒーなどがあり、夜中にお腹が空いても安心。

チェックアウト直前にカフェでサンドイッチをもらい、テラスでビーチを見ながらランチ。
滞在中は常に満腹+酔っぱらいで、確実に体重が増えているはず…と思いながらも、手は止まらない。
オールインクルーシブが危険な場所だということをしみじみ実感。
チェックアウト後はUberでダウンタウンに戻り、「Suites Cancun Center」へ再チェックイン。
ここで4泊し、カンクン近郊の遺跡やセノーテ巡りをする予定だ。

遺跡やセノーテに行くために、ADOバスターミナルへ。
しかし、ツェツェン・イッツァ遺跡へのバスは「ない」と言われてしまう。
ガイドブックなどには1日1往復あると書かれていたので信じ難いが、無いと言われたら仕方ない。
ツェツェン・イッツァは割高だけどツアーで行くことにし、今日はグランセノーテがあるトゥルム行きの往復バスチケットだけ購入した。

帰り道、上品で落ち着いた雰囲気の日本食レストラン「Yamamoto」で夕食をとることに。
高級感のある店内には、お金持ちそうなメキシコ人が多かった。

注文したイカフライと焼き飯は、久々の日本の味で心がほどける美味しさ。

カツ丼もクオリティが高く、父とシェアして満足感たっぷり。
3日間まったりしたオールインクルーシブも今日で終わり。
明日からはカンクン観光の本番だ。
カンクンは近郊含めて見どころがとにかく多く、何日いても飽きない場所。
明日はトゥルムの街にあるセノーテへ向かう。
セノーテとは、ユカタン半島に点在する天然の“青い泉”。
地面が崩れてできた穴に地下水が溜まり、光が差し込むと神秘的なプールのように輝く。
泳いだり飛び込んだり、探検気分で遊べる人気スポットだけど、高齢の父は大丈夫だろうか?
カンクンはここ数日ずっと寒く、まだ一度も泳げていない。
明日はちゃんと泳げるのか…少し心配だ。
11月11日〜11月13日:使ったお金
11月11日
・朝食代(フルーツボウル等):451ペソ(=3,816円)
・サンダル(自分用):399ペソ(=3,376円)
・ショートパンツ(父用):329ペソ(=2,784円)
・サンダル(父用):450ペソ(=3,808円)
・シャツ(父用):340ペソ(=2,877円)
・タクシー(宿→宿):126ペソ(=1,066円)
・宿代(2泊分):9,160ペソ(=79,505円)
・宿泊税:160ペソ(=1,354円)
合計:98,586円
11月12日
なし
11月13日
・タクシー代(宿→宿):105ペソ(=888円)
・宿代(4泊分):20,819円
・バス代(カンクン↔トゥルム):916ペソ(=7,752円)
・夕食代(カツ丼等):780ペソ(=6,601円)
合計:36,060円

