【199】ブエノスアイレス旅行記|SIMチャージ・市内観光・ステーキとウルグアイ日帰り(2026.1.17〜2026.1.19)

アルゼンチン(ウルグアイ・ブラジル含む)
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深夜のフライトでチリを発ち、ブエノスアイレスへ向かった3日間。

長いトランジットや空港での待ち時間を経て到着した街は、「南米のパリ」と呼ばれるだけあって、ヨーロッパのような街並みと独特の熱気に満ちていた。

市内観光では歴史的建築や日曜市を歩き、名物のアルゼンチンビーフや老舗カフェも満喫。

さらに3日目はフェリーで国境を越え、ウルグアイにある世界遺産の街コロニア・デル・サクラメントへ日帰り旅。

大都会ブエノスアイレスと、ウルグアイの静かな港町という、対照的な二つの街を行き来しながら過ごした、ブエノスアイレス滞在の3日間の記録。

1月17日 深夜移動と長いトランジットを経て、ブエノスアイレスへ

スナックとジュースの機内サービス

16日の深夜、日付が変わる頃、カラマ空港でLATAM航空の飛行機に乗り込んだ。

深夜2時03分にサンティアゴへ到着するまでの短いフライト。

機内では、スナックとジュースが配られ、静かな客室の中で、なんとなく夜行便らしい時間が流れていく。

飛行時間は約2時間。

体感的には本当に一瞬で、気づけばもうサンティアゴに到着していた。

国際線のあるターミナル2へ移動

サンティアゴ空港は、国内線と国際線でターミナルが分かれている。

国内線はターミナル1に到着するため、国際線が発着するターミナル2へは、屋根付きの連絡通路を通って移動する。

途中には動く歩道もあり、思ったより楽に移動できた。

トランジット時間は約5時間。

搭乗ゲート付近の椅子で仮眠を取りながら、出発まで過ごすことにした。

椅子には肘掛けがあり、横になりにくい仕様だったけど、ひざ掛けの下側に体をうまく挟み込むようにして、なんとか横になることができた。

細身の女性なら、この体勢でもギリギリ寝られるけれど、男性が横になって寝るのはかなり厳しそうで、床で寝るしかないように見えた。

正直、熟睡とはいかず、寝たり起きたりを繰り返しながら搭乗時間を待つ。

ようやく飛行機に乗れたときは、これでやっとゆっくり眠れる、とほっとした。

ところが、飛行機はなかなか動かない。

しばらくして、「機体トラブルのため一度降機し、12時に別の飛行機へ再搭乗するように」というアナウンスが流れた。

3時間以上の待ち時間が発生したため、20ドル分の食事クーポンがEチケットに配布され、各自空港内のレストランで朝食を取れることになった。

レストランで朝食

とはいえ、時間に余裕があるわけでもなく、レストランをじっくり選ぶ暇はない。

とりあえずクーポンが使える店に、さっと入った。

ソパイピージャ(揚げパン)の朝食セット

注文したのは、アボカドとチーズがのったソパイピージャ(揚げパン)に、フルーツサラダが付いた朝食セット。

ジュースとラテ付きで11,900チリペソ(=2,120円)。

そこにミルクティーも追加して、ちょうど20ドルのクーポン内に収まった。

本来の予定では、7時15分発。

9時15分には、もうブエノスアイレスに着いているはずだった。

現実はというと、12時発の便に乗り、エセイサ空港に降り立ったのは14時過ぎ。

結果的に、到着は5時間遅れ。

空港野宿に、この遅延が追い打ちをかけ、正直かなり疲れていた。

それでも、ブエノスアイレスの空港に到着して、まずやるべきことはひとつ。

以前パタゴニア旅行で使っていたClaro社のSIMカードを、もう一度使えるようにするためのGBチャージだ。

空港にあるキオスク

エセイサ空港内のキオスクでは、SIMのGBチャージが可能だ。

キオスクにある機械でSIMのGBをチャージできる

まず、キオスクに設置された端末で自分の電話番号を入力し、9,000アルゼンチンペソ(=977円)を支払う。

この支払いが、そのまま通信パッケージ購入用の残高になる仕組みで、支払い後にSMSが届く。

メッセージ内に表示されたURLにアクセスすると、先ほど支払った金額を使って、各種パッケージを選んで購入できるようになっている。

私は、10GB/30日、通話500分とSMS500通が付いたパッケージを、8,570アルゼンチンペソで購入した。

パッケージの種類はかなり多く、滞在日数や用途、予算に応じて自由に選べる。

その後、このキオスクで、ブエノスアイレスのバスや地下鉄など公共交通機関で使える交通カード「SUBE」を1,500アルゼンチンペソ(=162円)で購入。

とりあえず2,000アルゼンチンペソ(217円)をチャージしたけど、チャージはレジで対応してくれた。

エセイサ空港の公共バス乗り場

用事を済ませ、路線バス乗り場へ向かう。

路線番号ごとに乗り場が分かれており、私は中心地へ向かう8番の列に並んだ。

ところが、バスはなかなか来ない。

8番バスで中心地へ

結局、30分ほど待って、ようやくバスが到着した。

乗車時にSUBEをタッチ

乗車時にSUBEカードをタッチ。

運賃は636.21アルゼンチンペソだった。

事前に調べた情報では、現金払いは不可で、SUBEカードのみ対応と書かれていたため、わざわざカードを購入した。

ただ、バス停の標識にはクレジットカード決済可とも表示されていたので、今はSUBEカードを買わなくても乗れるのかもしれない。

バス車内

多くの人が一気に乗り込み、広いバスもすぐに満員状態になった。

通路にも立っている人がたくさんいる。

私はたまたま列の前方に並んでいたため座れたけれど、大きな荷物を持っている人にとっては、路線バスでの移動は少し大変そうだ。

エセイサ空港から中心部までは、タクシーなら約1時間。

路線バスだと2時間ほどかかるけど、運賃は圧倒的に安い。

時間に余裕のある旅人向けの移動手段だと感じた。

ダンテの「神曲」をモチーフに建てられたバローロ宮殿

18時過ぎ、宿の最寄りのバス停で下車。

宿へ向かって歩いていると、バローロ宮殿(Palacio Barolo)が見えてきた。

ダンテの「神曲」をモチーフに建てられたこの建物は、ブエノスアイレスを代表する美しい建築だ。

周囲にも見事な建物が並び、ヨーロッパの街を歩いているような気分になる。

南米の街だということを、つい忘れてしまいそうだった。

Milhouse Hostel Avenue 1階共用スペース

ブエノスアイレスで3泊する宿は、Milhouse Hostel Avenue。

建物まるごとがホステルになっており、フロア数も多く、宿泊客の数もとにかく多い。

地下には、少し汚れが気になるものの、共用キッチンもある。

ルーフトップテラス

屋上にはルーフトップテラスがあり、夜になると暑さが和らぎ、心地よい風が吹いていた。

女子ドミのベッド

女子ドミトリーは8人部屋で満室。

若い旅行者が多く、みんな大きなスーツケースを広げるため、部屋は少し手狭に感じる。

部屋の中にバスルームがあり、それを8人で共有するので、夜はなかなか混雑していた。

サラダとメロンの夕食

キッチンの状態を見て、本格的に自炊する気にはなれず、この日は出来合いのサラダと、切ったメロンで簡単な夕食にした。

アタカマは乾燥した暑さで、朝晩は涼しく過ごしやすかったけど、ブエノスアイレスは湿度が高く、朝から晩まで蒸し暑い。

そのため、さっぱりした食事がちょうどよく感じられた。

1月18日 南米のパリを歩く|ブエノスアイレス市内観光と名物ステーキの夜

メロンの朝食

翌朝は、1階の共用スペースで簡単な朝食。

メロンを切って、オレンジジュースと一緒に食べる。

かなりシンプルだけれど、暑い朝にはちょうどいい内容だった。

コーヒー&紅茶はサービス

朝8時からは、コーヒー、牛乳、紅茶が飲み放題になるのがありがたい。

カフェラテにして、パソコン作業をしながらゆっくり飲んだ。

並木道とヨーロッパ風の建築が続く街並み

12時頃になって、ようやく市内観光へ出発。

並木道とヨーロッパ風の建築が続く街並みは、「南米のパリ」と呼ばれるのも納得の雰囲気で、歩いているだけでも気分が上がる。

メトロポリタン大聖堂

まず向かったのは、マヨ広場(Plaza de Mayo)にあるメトロポリタン大聖堂(Catedral Metropolitana)。

ネオクラシック様式の壮麗な外観が印象的で、重厚な柱と彫刻が、街のランドマークとして存在感を放っている。

聖堂内部

内部は高い天井と美しいステンドグラスに彩られ、祭壇や装飾、礼拝堂の細部まで見応えがあった。

ちょうどミサが行われていて、多くの人が静かに祈りを捧げている。

サン・マルティン将軍の霊廟

館内には、アルゼンチン独立の英雄、サン・マルティン将軍の霊廟がある。

サン・マルティンは、スペインからの独立戦争を指導し、アルゼンチン、チリ、ペルーの独立に大きく貢献した南米解放の英雄。

常に衛兵に守られているその霊廟は、今も国民から深い尊敬を集めており、静かで厳かな空気に包まれていた。

カサ・ロサダ

聖堂を見終えた後は、同じマヨ広場にあるカサ・ロサダ(Casa Rosada)へ。

ピンク色の外観がひときわ目を引くこの建物は、アルゼンチンの大統領府で、国の政治を担う中枢として長い歴史を刻んできた場所。

バルコニーは、歴代大統領が演説を行った場所としても知られ、アルゼンチンの近現代史を象徴する存在でもある。

サンテルモ地区で開かれる日曜市

歴史的建造物を巡ったあとは、マヨ広場からディフェンサ通りへ。

この通りからサンテルモ地区のドレゴ広場(Plaza Dorrego)にかけて、毎週日曜日の10時頃から17時頃まで、日曜市(Feria de San Telmo)が開かれる。

アンティーク雑貨や革製品、アート、アクセサリーなど、多彩な露店が並び、地元の人も観光客も入り混じって、とにかく賑やか。

お土産探しにもぴったりなエリアだ。

人形劇の屋台

赤と白のストライプが目を引く、小さな人形劇の屋台も見かけた。

どこか懐かしい雰囲気で、子どもだけでなく大人も思わず足を止めてしまう光景。

タンゴの路上パフォーマンス

通りの一角では、タンゴの路上パフォーマンスにも遭遇。

買い物客で賑わう中、情熱的な音楽に合わせて踊られるタンゴは、観光客向けでありながら、この街の日常文化として自然に溶け込んでいる。

ピンヒールで軽やかに踊る女性の姿に、よく足をくじかないなと感心してしまった。

アルゼンチンの国民的キャラクター「マファルダ」のオブジェ

ディフェンサ通りには、アルゼンチンの国民的キャラクター、「マファルダ」のオブジェもある。

マファルダは、社会や政治に鋭いツッコミを入れる女の子の漫画キャラクターで、今も多くの人に愛されている存在。

あまりの可愛さに、日曜市でマファルダのTシャツまで買ってしまった。

バルカルセ通り一帯にある漫画キャラのオブジェ

日曜市が開かれるディフェンサ通りのすぐ隣、バルカルセ通り一帯は、通称「コミックストリート」と呼ばれているエリア。

アルゼンチンの有名漫画に登場するキャラクターたちのオブジェが、街角のあちこちに点在している。

美しい街並みを背景に写真を撮ると、とても映えるので、散歩するだけでも楽しい場所だ。

コロン劇場

次は少し距離があったけれど、歩いてコロン劇場へ。

世界三大歌劇場のひとつと称される、ブエノスアイレスを代表する劇場だ。

ぜひここでクラシック音楽を聴いてみたかったけど、滞在中にコンサートの予定はなく、今回は外観見学のみ。

またの機会におあずけとなった。

ステーキハウス「Santos Manjares」

15時過ぎ、少し遅めの昼食兼夕食へ。

アルゼンチンといえばやっぱりステーキ、ということで、ローカルに人気のステーキハウス「Santos Manjares」へ向かう。

中途半端な時間にもかかわらず店の前には行列ができていたけど、15分ほど待つと席に案内された。

赤ワインとパン

まずは赤ワインを一杯。

パンはサービスで出てくる。

リブアイステーキをミディアム・レアで

お肉の種類は色々あったけれど、今日はリブアイステーキを選び、焼き加減はミディアム・レアでオーダー。

火入れはちょうどよく、噛むとやわらかく、肉汁がじゅわっと広がる。

とてもジューシーで、一口目から「これは当たりだ」と感じた。

脂と赤身のバランスも良く、シンプルに焼いただけで、しっかり満足感のある一皿。

余計なソースはかかっておらず、肉の味だけで勝負している。

それだけ自信があるのが、はっきり伝わってくる。

アルゼンチンビーフは、日本では検疫や輸入規制の関係で、基本的に食べることができない。

だからこそ、現地で味わうこのステーキは特別で、「今ここでしか食べられない肉」なのだと実感する。

ステーキとワインを注文して、お会計はチップ込みで29,000アルゼンチンペソ(=3,150円)。

この内容でこの価格なら、通いたくなるのも納得のレストランだった。

人気ジェラート店「Rapanui」

ステーキの後は、お口直しに近くの人気ジェラート店「Rapanui」へ。

ブエノスアイレスはイタリア系移民の多い街で、ジェラートをはじめとしたイタリア由来の食文化が深く根づいている。

そのため、ジェラートのクオリティが高いことでも知られている。

選んだのは、ドルチェ・デ・レチェとパタゴニアミアの2種盛り。

濃厚でコクのある甘さのドルチェ・デ・レチェに、赤系ベリーの爽やかな酸味が効いたパタゴニアミア。

組み合わせることで、食後でも重すぎず、すっきりとした後味が楽しめた。

食べるのに夢中で写真を撮り忘れたのが、唯一の心残り(‘A`)

ブエノスアイレス最古のカフェ「Café Tortoni」

最後に立ち寄ったのは、1858年創業のブエノスアイレス最古のカフェ、「Café Tortoni」。

重厚な内装とレトロな雰囲気で、作家や芸術家に愛されてきた名店として知られ、いつも店の前には行列ができている。

この日は10分ほどの待ち時間で中に入ることができた。

シードルとおつまみ

あまりお腹が空いていなかったので、シードル(りんごのお酒)だけを注文。

おつまみはサービスで付いてきた。

グラスになみなみと注がれていて、飲み応えがあり、店内の落ち着いた空気の中で、ゆっくりとした時間が流れる。

この日は19時半頃には宿へ帰還。

炎天下の中を一日歩き回っていたこともあり、さすがに疲れが出て、そのまま早めに休むことにした。

1月19日 フェリーで国境越え|世界遺産コロニア・デル・サクラメント日帰り旅

ブエノスアイレス3日目。

この日はフェリーに乗り、日帰りで隣国ウルグアイの世界遺産の街、コロニア・デル・サクラメントへ向かうことにした。

ブエノスアイレスからフェリーで片道およそ1時間15分。

運航会社はBuquebus社とColonia Express社の2社があり、どちらも各社の公式サイトから事前にチケットを購入できる。

直前で探したこともあり、なかなか安いチケットは見つからず、最終的にBuquebus社の往復91.3ドル(=14,443円)のチケットを予約した。

噂では、フェリーチケット単体ではなく、day trip(ツアー扱い)で探すと安いものが出てくるらしい。

ただ、スペイン語がよく分からない私には探しきれず……。(‘A`)

とはいえ、当日窓口で買うとさらに高くなるとも聞くので、今回はこれで良しとする。

当初は一人で観光する予定だったのだけれど、アタカマ砂漠で知り合ったハンスから、同じ日にブエノスアイレスからコロニアへ行くと連絡が来た。

というわけで、フェリーターミナルで待ち合わせて、一緒に観光することに。

Terminal Buquebus

朝7時15分、Terminal Buquebusに到着。

宿から港までは徒歩で40分ほど。

朝は人通りも多く、歩いて向かっても特に治安面で不安を感じることはなかった。

チェックインカウンターは長蛇の列

建物に入ると、チェックインカウンターにはすでに長蛇の列。

私は事前にウェブチェックインを済ませていたので、そのまま2階にあるイミグレーションへ向かう。

ウェブチェックインをしていない場合は、出航の2時間前には港に到着しておいた方が安心だと思う。

乗船前に、アルゼンチンの出国審査とウルグアイの入国審査を続けて受ける流れで、ウルグアイ側では入国スタンプを押してもらう。

現地に着いたら、そのまま観光に出られるので、とても楽だ。

搭乗ゲートへ行くと、ハンスが一足先に並んで待っていてくれた。

無事に再会できて、ひと安心。

船内にはカフェや免税店がある

往路の船は、8時30分にブエノスアイレスを出発し、9時45分にコロニア・デル・サクラメントへ到着予定。

船内にはカフェや免税店があり、朝から多くの乗客でにぎわっている。

席は自由席

席は自由席なので、空いている場所から好きな席を選んで座る。

座席数は多く、座れない心配はなさそうだ。

エンパナーダの朝食

出航後、朝食にエンパナーダを食べる。

ターミナル内や船内のカフェはなかなか高いので、これは事前に街のキオスクで買っておいたもの。

2つ食べたら、お腹は十分満たされた。

ハンスがコーヒーをご馳走してくれた

食後のコーヒーは、ハンスがご馳走してくれた。

多分、絶対高いやつ……(・∀・;)

そうこうしているうちに、船は定刻通りコロニアへ到着。

ハンスは翌日バスで別の街へ移動する予定とのことで、先にバスの予約とホテルのチェックインを済ませる。

それが終わったところで、いよいよ観光スタート。

コロニア・デル・サクラメントは、17〜18世紀にかけて、ポルトガルとスペインが奪い合った要塞都市。

ラ・プラタ川の港を押さえる戦略的な重要性から、統治者が何度も入れ替わり、旧市街には両国の建築様式が混在している。

ポルトン・デ・カンポ

旧市街の入口にあたるのが、ポルトン・デ・カンポ(Field Gate)。

ポルトガル統治時代に築かれた防御施設の一部で、要塞都市だった頃の街を想像しながら中へ入っていく。

要塞の城壁

門をくぐると、ここはかつての要塞の内部。

一部に城壁が残されており、城壁沿いを歩いていくと川へと出る。

ラ・プラタ川の茶色い水

目の前に広がるのは、海ではなくラ・プラタ川。

パラナ川とウルグアイ川が合流してできた巨大な河口で、あまりに幅が広いため、湾や海のようにも見える。

上流から運ばれてくる大量の土砂を含んでいるため、水はまっ茶色。

この川の向こう側はアルゼンチンで、先ほどフェリーで渡ってきた場所だ。

対岸は見えないほど遠いけれど、国境を流れる川だと思うと、少し特別な気分になる。

ため息の小道

旧市街の中を、ハンスと一緒にのんびり散歩。

ため息の小道(Calle de los Suspiros)は、石畳と低い家並みが続く、旧市街で最も有名な通り。

名前の由来には諸説あり、かつての囚人のため息や、恋人たちの想いが込められているとも言われている。

コロニア・デル・サクラメント灯台

もう一つの見どころが、コロニア・デル・サクラメント灯台。

スペイン統治時代の修道院跡を基礎に、19世紀に建てられた灯台で、旧市街のシンボル的な存在だ。

旧市街は30分もあれば一通り歩けるほど小さく、治安も良く、のどかな雰囲気が漂っている。

ブエノスアイレスの大都会とは、流れている時間がまったく違う。

観光はあっという間にひと区切り。

少し早めにレストランへ向かうことにした。

コロニア産クラフトジン「SUR 34」を使ったジンベースのカクテル

ランチは、ラ・プラタ川沿いにあるレストラン「Bohemia Bistro」へ。

まずは、コロニア産クラフトジン「SUR 34」を使ったジンベースのカクテルで乾杯。

甘くて、とても飲みやすい一杯だった。

川沿いのテラス席でランチ

ランチに選んだのはギリシャサラダ。

新鮮な野菜が彩りよく盛り付けられていて、ドレッシングも美味しい。

川沿いのテラス席には心地よい風が吹き、思ったほど暑くなく、ゆったり過ごせる。

美味しい食事とお酒を楽しみながら、川を眺め、ハンスとお互いの旅の話をする、とても贅沢な時間だった。

ここでもまたハンスが多めに出してくれたので、私の支払いは30ドル(=4,725円)だけ。

ウルグアイは物価がとても高い国。

川沿いのおしゃれなレストランで、サラダとお酒を2杯頼めば、普通はこの金額では収まらないので、金額はあくまで参考程度に……。(‘A`)

小さなビーチ「Playa urbana del Rowing」

食後は、旧市街近くにある小さなビーチ「Playa urbana del Rowing」へ。

川に沈むサンセットが美しいことで知られる場所らしいけれど、私は日帰りなので、そこまで見届けることはできない。

今夜ここに泊まるハンスには、「後で写真送ってね」とお願いしておく。

その後は一緒にフェリーターミナルへ向かい、そこでお別れした。

フェリーターミナル「Puerto de Colonia」

16時にコロニアのフェリーターミナルへ。

帰りの船は、17時01分発、18時16分ブエノスアイレス着。

ターミナルは小さいので、出発1時間前に到着していれば十分だった。

チェックイン後、再びイミグレーションへ。

ここでも乗船前に、ウルグアイの出国審査とアルゼンチンの入国審査を続けて受ける。

帰りの船では、暑さと歩き疲れで体力を消耗していたこともあり、ほぼ爆睡。

気づいたら、もうブエノスアイレスに到着していた。

サーロインステーキをミディアムレアで

最後の夜は、昨日も訪れたレストランへ。

今日はサーロインステーキを、ミディアムレアでオーダー。

赤身中心の部位で、噛みごたえはありつつも硬すぎず、火入れのおかげで中はしっとり。

脂は控えめながら、肉の旨みがしっかり感じられる。

リブアイとはまた違う、アルゼンチンビーフの表情を楽しめた。

人気ジェラート店「Cadore Gelato」

食後は、人気ジェラート店Cadore Gelatoへ。

地元でも評価の高い老舗で、夜遅くまで賑わう一軒だ。

アサイー&メロンのジェラート

アサイーとメロンの2種盛りをオーダー。

アサイーはほどよい酸味で後味はさっぱり。

みずみずしい甘さのメロンと合わせることで、食後でも軽く楽しめた。

翌日は、ブエノスアイレスを離れてイグアスへ。

次回は、世界三大瀑布のひとつ、イグアスの滝についてたっぷり書く予定。

1月17日〜1月19日:使ったお金

1月17日

・航空券代(カラマ→ブエノスアイレス):203,286チリペソ(=36,596円)
・SIMチャージ代(10GB/30day):9,000アルゼンチンペソ(=1,034円)
・SUBEカード:1,500アルゼンチンペソ(=172円)
・SUBEチャージ:2,000アルゼンチンペソ(=229円)
・宿代(3泊分):64.55ドル(=10,237円)※65ドル払って、お釣り630アルゼンチンペソ受取
・スーパー買い物代(サラダ等):11,100アルゼンチンペソ(=1,275円)
・メロン半玉:2,800アルゼンチンペソ(=321円)

合計:49,864円

1月18日

・Tシャツ:15,000ペソ(=1,724円)
・タンゴチップ:1,000アルゼンチンペソ(=114円)
・夕食代(リブアイステーキ等):29,000アルゼンチンペソ(=3,333円)
・ジェラード(2種盛り):5,100アルゼンチンペソ(=586円)
・カフェ代(シードル):6,500アルゼンチンペソ(=747円)

合計:6,504円

1月19日

・エンパナーダ(2個):2,500ペソ(=287円)
・フェリー代(ブエノスアイレス↔コロニア往復):91.3ドル(=14,495円)
・昼食代(ギリシャサラダ等):30ドル(=4,725円)
・夕食代(サーロインステーキ等):24,800アルゼンチンペソ(=2,850円)
・ジェラード(2種盛り):8,000ペソ(=919円)

合計:23,276円