【212】キト3日間観光|赤道記念碑とツァンツァ、標高4000m体験記(2026.3.2〜2026.3.4)

エクアドル
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エクアドル・キトで過ごした3日間の記録。

温泉地パパヤクタからの移動にはじまり、新市街での滞在、そして赤道の上に立つという特別な体験へ。

世界の中心記念碑やインティニャン赤道博物館では、赤道ならではの不思議な現象や先住民文化に触れ、ツァンツァ(縮小頭)の展示には強い衝撃を受けた。

さらにテレフェリコで標高約4,000mの山へ登り、雲の中に広がる幻想的な風景や草原での乗馬を楽しむ。

そして最後に訪れたアマゾン博物館では、先住民文化や環境問題にも触れ、印象に残る体験となった。

ローカル食堂やおしゃれなカフェ、日本食レストランでの食事も交えながら、そんなキトでの時間をゆっくりと振り返る。

3月2日 パパヤクタからキトへ|バス移動とメトロ、日本食レストランで夕食

宿の朝食

今日はパパヤクタからキトに戻る日。

パン、スクランブルエッグ、フルーツ入りヨーグルト、ジュース、コーヒー。

シンプルだけど満足感のある朝食をゆっくりといただく。

朝、最後にもう一度温泉に入るか少し迷ったけれど、濡れた水着を持ち歩くのが面倒で断念。

その代わり、部屋でのんびりと過ごしてから出発することにした。

パパヤクタの町へ

12時、宿を出発。

山道を下りながら、パパヤクタの町へ向かう。

山間にひっそりとある小さな町。

ミンドと同じく、空気は穏やかで治安もよさそうな雰囲気。

キト行きの長距離バス

12時半、ロータリーにあるバス停に到着。

ちょうどそのタイミングで、キト行きのバスがやってきた。

1時間に1本と聞いていたので、しばらく待つ覚悟をしていたけれど、まさかの待ち時間ゼロ。

これはかなりラッキー。

ドライバーに合図を送り、そのまま走って乗り込む。

座席

料金は9.75ドル(=1,558円)。

行きは5.25ドル(=837円)だったので、少し高く感じる。

バス会社や路線によって金額が違うのかもしれない。

空いている座席に腰を下ろし、そのままキトまで爆睡。

気づけば、14時過ぎ。

キトの南バスターミナル「キトゥンベ・ターミナル(Terminal Terrestre Quitumbe)」に到着していた。

このあたりは少し治安が不安なエリア。

長居はせず、そのままターミナル内のメトロ乗り場へ急ぐ。

メトロ路線図

キトのメトロは2023年に開業したばかりの新しい交通手段。

街の南北をつなぐ、大動脈のような存在になっている。

ここから新市街までは30分もかからない。

渋滞に巻き込まれることもなく、スムーズに移動できるのがありがたい。

チケット売り場

まずは改札前のチケット売り場へ。

運賃は0.45ドル(=71円)。

この安さはかなり嬉しい。

レシートタイプのチケット

発券されたのはレシートタイプのチケット。

それを手に、改札へ向かう。

改札にQRコードをかざして入る

QRコードをかざして入場。

そのままホームへ。

メトロ内はきれい

車内は新しく、とても清潔。

ただし、スリには注意が必要。

新市街のEstación La Alameda駅で下車し、そこから歩いて宿へ向かう。

Hostal del Piamonte

今日から3泊する宿は、Hostal del Piamonte。

新市街は旧市街に比べて治安がよく、人通りのある道であれば、夜の一人歩きも比較的安心できる。

宿の門にはしっかりと鍵がかかっていて、セキュリティ面も問題なし。

4人部屋を貸し切り

予約はシングルルームだったけれど、部屋に空きがあったのか、4人部屋に無料でアップグレードしてもらえた。

思わぬラッキー。

専用バスルーム完備

部屋には専用バスルーム付き。

ただし、シャワーは少しクセがある。

お湯はぬるめで、水量もかなり弱い。

標高の高いキトでは、この温度はなかなかつらい。

少し気合いのいるシャワータイム。

日本食レストラン「Kobe」

昼食兼夕食を食べに、日本食レストラン「Kobe」へ。

店内はモダンでおしゃれ。

どこか高級感もあって、久しぶりの日本食に期待が高まる。

巻き寿司とチップス&アボガドサラダの夕食

注文したのは、巻き寿司とサラダ、ジュースがセットになったコンボセット9.77ドル(=1,561円)。

エビやカニカマの巻き寿司、甘ダレのかかった正体不明の巻き寿司。

どれも「日本の味そのまま」とはいかないけれど、それなりに美味しい。

チップスとアボカドサラダもついていて、しっかり満腹に。

楽団を囲む学生たち

帰り道、学校の前を通ると、ちょうど下校の時間。

多くの学生とすれ違う中、人だかりができているのが目に入った。

近づいてみると、音楽を演奏する一団。

青い衣装に身を包み、ギターや管楽器で陽気な音楽を奏でている。

帰宅途中の生徒たちは足を止め、楽しそうに耳を傾けている。

その空気に、こちらまで自然と和んでしまう。

南米らしい、あたたかい光景だった。

3月3日 赤道の上に立つ日|記念碑と博物館、ツァンツァに出会う

カフェ「Sublime」

キト2日目の朝は、カフェ「Sublime」での朝食からスタート。

店内はなかなかおしゃれで、落ち着いた雰囲気。

ゆっくりくつろげる空間で、朝の時間を過ごすのにちょうどいい。

サンドイッチ&目玉焼きの朝食セット

サンドイッチと目玉焼きに、ジュースとコーヒーがついた朝食セット。

これで2.25ドル(=359円)という安さ。

コスパの良さに、思わず嬉しくなる。

Bolivia Y America (2)から207番バスに乗車

食後は、世界の中心記念碑へ向かう。

「Bolivia Y America (2)」というバス停から、207番のバスに乗車。

乗り換えなしで、そのまま1本で行けるのがありがたい。

Equinoccialバス停で下車

記念碑のすぐ近く、「Equinoccial」バス停で下車。

「世界の中心記念碑」チケット売り場

チケット売り場で、入場料5ドル(=799円)を支払う。

パスポートを忘れていたので、提示を求められないか少しビクビク。

でも、特に何も言われずそのまま入場できてひと安心。

先住民の伝統的な住居

記念碑のある公園はとても広く、見どころも多い。

まず向かったのは、先住民の伝統的な住居を再現したエリア「Viviendas Ancestrales」。

ここに並ぶ建物は、エクアドル各地の先住民の家をモデルに復元されたもの。

竹や木、ヤシの葉といった自然素材でつくられた、シンプルな造りが印象的。

中に入ると、当時の暮らしを再現した空間が広がっていて、生活道具や調理の様子なども見ることができる。

生卵を立たせるチャレンジ

記念碑の方へ進むと、人だかりができている場所があった。

台の上には生卵。

観光客が夢中になって、卵を立たせるチャレンジをしている。

赤道直下では重力や遠心力の影響が均等になるため、卵が立ちやすいと言われているらしい。

なんと5秒でチャレンジ成功!

私もやってみると、なんと開始5秒で成功。

ちょっと得意げな気持ちになりながら、記念碑へと向かう。

赤道記念碑前で記念写真!

ようやく念願の赤道記念碑に到着。

地面に引かれた黄色いラインが赤道を示していて、北半球と南半球にまたがる、不思議な立ち位置。

1年にわたる世界一周の旅も終盤。

こうして赤道の上に立っていると思うと、じわっと実感が湧いてくる。

記念碑展望台からの眺め

記念碑の上は展望台になっていて、周囲の景色を一望できる。

敷地内の様子、その先に広がるキトの街並み、そしてぐるりと囲む山々。

思っていた以上に開放感のある眺めだった。

日本までの距離は1万4000km以上

園内には、世界各国への距離が書かれた標識も立っている。

ロンドンやシドニー、そして「TOKIO(東京)」の文字。

日本までの距離は1万4000km以上。

数字で見ると、その遠さにあらためて驚く。

無料で入れるプラネタリウムも

敷地内には、小さなプラネタリウムもあった。

無料で入ることができ、木星や火星など、さまざまな星を映像で楽しめる。

暗いドームの中で星を眺めていると、ふとパラグアイでの天体観測を思い出した。

あのときは、実際に望遠鏡をのぞいて木星やいくつもの星を見た。

場所も方法も違うけれど、同じ空の向こうを見ている感覚が、どこか懐かしい。

インティニャン赤道博物館への道

記念碑の見学を終えた後は、近くにあるもう一つのスポット、「インティニャン赤道博物館(Intiñan Equator Museum)」へ。

人通りの少ない道で、少しだけ心細い。

足早に歩いて向かう。

インティニャン赤道博物館入口

入口に到着。

「インティニャン(Intiñan)」はケチュア語で「太陽の道」という意味。

赤道の場所にぴったりな、どこかロマンを感じる名前。

チケットブースでガイドツアー受付

ここは、赤道にまつわる現象や先住民文化を体験的に学べる施設。

ガイドツアー形式で園内をまわる。

入場料5ドル(=799円)を支払い、英語ツアーの受付を済ませた。

20分ほど待ち、私と欧米人の夫婦の3人でツアースタート。

復元された先住民の家

まずは復元された先住民の家へ。

ガイドが、当時の暮らしについて丁寧に説明してくれる。

家の中には、クイ(モルモット)も飼われていた

家の中には、クイ(モルモット)の姿も。

アンデス地域では古くから食用として飼われてきた、大切な家畜。

ちょこちょこと動く様子はとてもかわいらしい。

でも同時に、ペルー・クスコで食べたクイ料理の記憶がよみがえる。

目の前のこの子たちを食べていたのかと思うと、少し複雑な気持ち(‘A`)

吹き矢や土器、調理に使う器具なども展示されている

家の中には、吹き矢や土器、調理器具などが並び、当時の生活が具体的にイメージできる。

壁には実際の生活風景の写真もあり、道具とあわせて見ることで理解が深まる展示になっていた。

人間とナマケモノとツァンツァ(縮小頭)

そして、ひときわ興味を引かれたのが、ツァンツァ(縮小頭)の展示。

ガラスケースの中にあったのは、本物の人間の頭部を小さくしたツァンツァと、ナマケモノの頭部。

ペルーのイキトスにある「アマゾン先住民文化博物館」でもツァンツァは見たことがある。

ただ、そのときは本物かどうか、はっきりとはわからなかった。

「アマゾン先住民文化博物館」については、こちらのブログで詳しく書いています。

ガイドによると、ツァンツァはアマゾンの先住民族(シュアール族など)が、敵の魂を封じる儀式として作っていたもの。

その文化は1960年代頃まで続いていたとも言われているらしい。

現在は偽物も多く出回っているものの、本物は5,000ドルほどの価値があるとのこと。

そして、この展示にあるものは本物だと教えられ、思わず驚く。

目の前にあるそれが、ただの展示ではなく、実際に人の頭だったものだと思うと、少しだけ空気が重くなるような感覚があった。

敵の首を切り落とす場面

展示エリアでは、ツァンツァの制作過程がイラストでわかりやすく紹介されていた。

ツァンツァは、戦いのあとに敵の首を持ち帰るところから始まる。

内部を取り出し、火で加熱する

首は、皮を傷つけないように丁寧に切り開かれ、内部から頭蓋骨を取り除く。

その後、熱い石を入れた湯で頭部の皮を煮て、徐々に縮小させていく。

口を縫い閉じ、頭部の内部に石や砂を詰める

次に、口を縫い閉じ、内部に石や砂を詰めていく。

魂が外に逃げないようにするため、口は糸でしっかりと閉じられる。

さらに内部に詰め物をして形を保ちながら、少しずつ収縮を進めていく。

こうした細かな工程を重ねることで、あの独特な小さな頭部へと仕上げられていく。

完成したツァンツァを身につける場面

こうして作られたツァンツァは、儀式や象徴として使われていたとされ、首から下げて持ち歩くこともあったという。

話で聞くよりも、絵で見たほうが理解しやすい。

ただ、その分、内容の生々しさも強く伝わってきて、思わず度肝を抜かれるような感覚だった。

サフランフィンチ

少し衝撃を受けながら、園内を歩く。

ふと現れたのは、鮮やかな黄色の小さな鳥。

サフランフィンチという南米の鳥で、軽やかに飛び回る姿に、思わず気持ちが和らぐ。

青色の美しいハチドリ

ミンドで見かけたハチドリもここに。

青く輝く体がとても美しく、つい見入ってしまう。

場所が違っても、同じ鳥に出会う。

そんなつながりが、旅の面白さでもある。

赤道モニュメントで記念写真!

園内の人気スポット、赤道モニュメントへ。

SとNのマークがついた靴を履いて、赤道をまたいで記念撮影。

ただ、実はここも、最初に訪れた記念碑も、正確な赤道ではないらしい。

GPS測定によって、実際の位置は少しずれているとのこと。

それでも、北半球と南半球をまたぐ体験はやっぱり面白い。

観光地ならではの楽しさを感じる。

北半球と南半球で回転の向きが変わる!?

水に葉を浮かべると、北半球と南半球で回転の向きが変わるという実験も見学。

コリオリの力の影響と説明されることが多いけれど、この規模では実際の影響はほとんどなく、水の流し方による差が大きいらしい。

それでも、目の前で見るとつい「おお」となる。

赤道上はまっすぐ歩けない!?

細い線の上をまっすぐ歩くチャレンジにも挑戦。

やってみると、意外とバランスが取れず難しい。

赤道の影響とも言われるけれど、実際は単純にバランスの問題や緊張感の影響が大きそう。

それでも体を使って楽しめるのが面白く、ちょっとした遊び心のある体験だった。

バス停「Manuel Cordova Galarza 22」

ふたつの施設を見て回るうちに、気づけば3時間ほど経過。

帰りは新市街まで1本で戻れるバスを探したものの、なかなか見つからない。

結局、バス停「Manuel Cordova Galarza 22」から、オフェリアバスターミナル行きのバスに乗ることにした。

Terminal la Ofeliaでバス乗り換え

オフェリアバスターミナルで、新市街行きのバスに乗り換え。

乗り換え時の追加料金は不要。

Las Menestras De La Almagro

夕食は、新市街のローカル食堂「Las Menestras De La Almagro」で。

牛シチューの夕食

牛シチューを注文。

しっかり煮込まれていて、ステーキよりはやわらかい。

それでも、思ったよりは少し固めの食感。

モラ(ブラックベリー)ジュース

モラ(ブラックベリー)のジュースは、とても濃厚。

フルーツの味がしっかりしていて美味しい。

エクアドルはジュースの種類が豊富で、飲み比べるのもひとつの楽しみ。

3月4日 標高4000mの世界へ|テレフェリコと雲の山、アマゾン博物館見学

朝食はクッキー

キト3日目。

朝ごはんは、スーパーで買ったクッキーで軽くすませる。

今日はテレフェリコに乗り、標高約4,000mのクルス・ロマ山の中腹へ向かう予定。

山の上はキトの街中とは天気が大きく違い、雲の中にあることが多い。

そのため、比較的晴れやすい午前中を狙って出発することにした。

バス停「Colon Y Amazonas」

少しでも節約するため、バス停「Colon Y Amazonas」から「Mariscal Sucre Y la Gasca」までバスで移動。

テレフェリコ乗り場の近くまで行くことができる。

運賃を払ったら、なぜかお釣りの方が多く返ってきて、結果的に無料で乗車することに。

バス停「Mariscal Sucre Y la Gasca」でタクシー乗車

ここからは歩いて行くこともできるけれど、上り坂がかなりきつい。

それに加えて、強盗のリスクもあるエリアとのこと。

念のためInDriveでタクシーを呼ぶ。

距離は短く、料金は2ドル(=319円)。

この金額で安全が買えるなら、むしろ安い。

テレフェリコチケット売り場の行列

10時過ぎに到着すると、チケット売り場にはすでに行列。

天気はそこまで良くないのに、朝はトレッキング客が多いらしい。

カウンターが1つしかなく、30分ほど並ぶことになった。

ロープウェイで一気に上がる

テレフェリコ(TelefériQo)は、標高約2,850mの市内から、一気に約4,000m付近まで登るロープウェイ。

窓からキトの街を見下ろす

数分で景色が大きく変わる。

細長く広がるキトの街並みと、その周囲を囲む山々。

一気に視界が開けていく感覚が気持ちいい。

展望台は雲の中

到着すると、空気の薄さとひんやりした冷気に包まれる。

キトの街とは気温がまったく違う。

ダウンなど、防寒対策は必須。

この日はあいにくの天気で、景色はほとんど雲の中。

晴れていれば、街の向こうにアンデス山脈や火山まで見渡せるらしい。

写真撮影用のリャマがいた

遊歩道を進むと、写真撮影用のリャマがいた。

ペルーやボリビアでたくさん見たリャマたち。

その記憶がふっとよみがえり、少し懐かしい気持ちになる。

展望エリアのブランコ

さらに奥へ進むと、展望エリアにブランコが設置されている。

空に向かって漕ぎ出すような感覚。

本来なら絶景を見ながら楽しめるはずだけれど、この日は雲の中。

それでも、雲の中へ飛び込んでいくような不思議な感覚があり、これはこれで印象に残る体験だった。

馬に乗って草原散歩

さらに進むと、馬が並んでいるのが見える。

どうやら乗馬ができるらしく、25分で5ドル(=799円)。

この価格なら、と試してみることにした。

ポンチョの貸出もあってあたたかい

乗せてもらったのは、10歳のメスのアスセナちゃん。

草原の中をゆっくり進んでいく。

ポンチョも無料で貸してくれるので、防寒も問題なし。

トレッキングルートを途中まで散策

乗馬のあと、さらに奥へとトレッキング。

この先はピチンチャ火山の山頂まで続いているらしい。

ただ、途中から雨がぱらつき始め、景色もほとんど見えない。

無理はせず、途中で引き返すことにした。

テレフェリコの駅のカフェ

駅に戻り、カフェに入ろうか少し迷う。

でも外は完全に霧の中。

景色も見えないので、そのまま下山することに。

山麓駅でタクシー乗車

山麓駅で再びInDriveを使い、新市街へ。

料金は2.95ドル(=461円)。

このくらいなら、最初からホテルからタクシーで来てもよかったかもしれない。

少しだけ後悔。

猫がテーマのカフェ「Tres Gatos」

朝はクッキーだけだったので、すでにお腹はぺこぺこ。

向かったのは、猫がテーマのカフェ「Tres Gatos」。

Tres Gatosはスペイン語で「3匹のねこ」という意味。

店内には本物の猫はいないけれど、猫のイラストや雑貨があふれていて、猫好きにはたまらない空間。

ねこアートのラテ&エクアドルチョリソーパニーニの昼食


エクアドルチョリソーのパニーニとラテを注文。

ラテには猫の顔が描かれていて、とてもかわいい。

パニーニもボリュームたっぷりで満足感あり。

おしゃれカフェだけあって、価格は10.74ドル(=1,716円)とやや高め。

それでも、満足度はしっかり高い。

アマゾン博物館

夕方は、新市街にあるアマゾン博物館(Museo Amazonico)へ。

入場は無料。

先住民の歴史や文化について学ぶことができる。

顔が描かれた不思議な土器

展示の中でも印象的だったのは、顔が描かれた土器。

食器というより、儀式や精霊信仰に関わるもののように見える。

原油の廃棄物を処理している男性

館内には、アマゾンの環境破壊に関する写真も展示されていた。

豊かな自然のイメージとは裏腹に、地下には石油資源が眠っているアマゾン。

その開発によって、川や土壌の汚染が広がってきた。

写真に写っていたのは、原油の廃棄物を処理する先住民の男性。

全身が油で黒く染まりながら作業する姿。

見ていて、言葉を失う。

本来守られるべき場所で、こうした危険な環境に身を置かざるを得ない現実。

一枚の写真からでも、その過酷さが伝わってくる。

マナウスやイキトスでゴム貿易の歴史に触れたときも衝撃を受けたけれど、ここではまた別の形で、強い現実を突きつけられた。

シュアール族の人形展示

最後は、アマゾンに暮らすシュアール族に関する展示。

装いだけを見ると、とてもツァンツァの風習がある民族には思えない。

人間のツァンツァ

ここにも、本物の人間の頭で作られたツァンツァが展示されていた。

拳ほどの大きさの、小さな頭。

顔には、傷跡もそのまま残されている。

こんな場所ではなく、もっと静かなところで、穏やかに眠っていたかったのかもしれない。

でも同時に、ツァンツァを見たいと思って、ここまで来ている自分もいる。

そのことに気づくと、なんとも言えない、少し複雑な気持ちになる。

エクアドル料理レストラン「Miskay」

夕食は、新市街にあるエクアドル料理レストラン「Miskay」へ。

観光客にも人気のお店。

前菜のパンとスープ

席につくと、サービスで甘いお茶とスープ、パンが出てきた。

どれもやさしい味で、とても美味しい。

サラダとフローズンカクテルの夕食


この日の夕食は、サラダとフローズンカクテル。

サラダは彩りがよく、ボリュームも十分。

コトパクシ火山をイメージしたカクテルは、ブラックベリー、グレナデン、ウォッカ入り。

さっぱりした甘さで、とても飲みやすい。

明日からはいよいよ、ガラパゴス諸島の旅。

エクアドル本土から約1,000km離れた太平洋上に浮かぶこの諸島は、独自の進化を遂げた動植物が数多く生息することで知られている。

一般的にはクルーズ船で巡るスタイルが多く、費用も高額になりがち。

でも実は、島に滞在しながら自力で観光することもでき、工夫すれば意外と費用を抑えることも可能。

今回は、島に滞在しながら自分で回るスタイル。

どんな景色や出会いが待っているのか。

今からとても楽しみ。

3月2日〜3月4日:使ったお金

3月2日

・バス代(パパヤクタ→キト):9.75ドル(=1,558円)
・メトロ代(バスターミナル↔宿):0.45ドル(=71円)
・宿代(3泊分):51.75ドル(=8,273円)
・夕食代(巻き寿司セット):9.77ドル(=1,561円)
・お菓子等:2.21ドル(=353円)

合計:11,816円

3月3日

・朝食代(セットメニュー):2.25ドル(=359円)
・バス代(宿→世界の中心記念碑):0.4ドル(=63円)
・世界の中心記念碑入場料:5ドル(=799円)
・INTINAN入場料:5ドル(=799円)
・バス代(世界の中心記念碑→宿):0.45ドル(=71円)
・夕食代(牛シチュー等):6.75ドル(=1,079円)

合計:3,170円

3月4日

・タクシー代(バス停→テレフェリコ乗り場):2ドル(=319円)
・馬代(25分の乗馬):5ドル(=799円)
・タクシー代(テレフェリコ乗り場→カフェ):2.95ドル(=461円)
・昼食代(チョリソーパニーニ等):10.74ドル(=1,716円)
・夕食代(サラダ等):13.4ドル(=2,142円)

合計:5,437円