アオアシカツオドリやアシカ、ウミガメたちと過ごしたガラパゴスでの日々も、いよいよ終わりの時がやってきた。
サン・クリストバル島では、自転車で島を巡りながらアオアシカツオドリを探し、シュノーケルではアシカやサメとも遭遇。
激しいスコールに足止めされる場面もあったけれど、最後までガラパゴスらしい野生動物との出会いを満喫することができた。
その後はエクアドル本土のキトへ戻り、世界遺産に登録されている旧市街を散策。
歴史ある教会や美しい街並みを歩きながら、南米で過ごした日々を振り返る。
そして、次なる目的地は世界一周最後の国・アメリカ。
出発した頃は果てしなく感じていた世界一周旅も残りわずか。
旅の終わりが少しずつ近づいていることを実感しながら過ごした、3日間の記録。
3月17日 自転車で巡るサン・クリストバル島とアオアシカツオドリ探し

サン・クリストバル島3日目の朝。
今日の朝食はパンと焼いたプランテン。
シンプルだけど、朝の空腹には十分だ。

これまで島内は、長距離の移動でも節約のためにずっと徒歩で巡ってきた。
でも、さすがに疲れが溜まってきたので、今日は宿のマウンテンバイクを1日レンタルすることに。
料金は1日10ドル(=1,570円)。
なかなかの出費だけど、マウンテンバイクがあるだけで移動が一気に楽になる。
この宿のオーナーにはアオアシカツオドリの秘密スポットまで教えてもらった。
滞在中も何かと親切にしてもらったので、お礼の気持ちを込めてレンタル代とは別に少しチップも渡した。

今朝は早起きをして、6時半頃にまずはアオアシカツオドリの秘密のスポットへ向かった。
この日は4匹のアオアシカツオドリがいたものの、3匹は遠くの場所にいて、近くで見られたのは写真の1匹だけ。
それでも、間近で観察できたのは十分ラッキー。
水色の足がなんともかわいらしい。
今日はほかの場所でもアオアシカツオドリを探したいので、ここには30分ほど滞在し、次のスポットへ自転車で向かった。


プラヤ・プンタ・カローラ(Playa Punta Carola)の南側にある岩場へ。
地図のアオアシスポット①は足場がかなり滑りやすく、少し危険なのであまりおすすめはしないけれど、ここではアオアシカツオドリを1匹発見することができた。
観光客の姿はなく、まさに穴場スポットだ。

もう一つのアオアシスポット②は、プラヤ・プンタ・カローラ(Playa Punta Carola)の最奥にある灯台周辺の岩場。
こちらは足元に気をつけて歩けばそれほど危険ではないので、訪れるならこちらの方がおすすめ。

ここでは3匹のアオアシカツオドリを近距離で観察することができた。
カメラ目線の1匹が、こちらをじーっと見つめてくる。
それでも逃げる様子はまったくない。
彼らの目には、人間はどんな存在に映っているのだろう。

仲良く並んで立っているアオアシカツオドリもいた。
右側の子は足の色が少しグレーがかっていて、栄養状態がちょっと心配になる。
性別はわからないけれど、もしオスとメスなら求愛ダンスが見られるかもしれない……!
そんな期待を抱きながら長時間観察していたものの、残念ながら求愛ダンスを見ることはできなかった。
それでも、こんなに間近でアオアシカツオドリを眺められる時間は至福そのものだった。

次はミラドール・ラテラル・セロ・ティヘレタス(MIRADOR LATERAL CERRO TIJERETAS)展望台へ。
早朝だったからか、この日はたくさんのアカメカモメが空を舞っていた。
最初は赤い足が見えたので、「もしかしてアカアシカツオドリ( ゚Д゚)!?」と期待したのだけど、赤い目などの特徴からアカメカモメだと判定。
それでもアカメカモメはガラパゴス固有種で、「世界で最も美しいカモメ」とも呼ばれているらしい。
そんな貴重なカモメをたくさん見られてラッキーだった。

そして9時頃、ムエジェ・ティヘレタス(Muelle Tijeretas)でひと泳ぎ。

朝の早い時間帯だったからか、この日のシュノーケルは大当たり。
ウミガメ、アシカ、そしてブラックチップシャークまで発見し、大満足の時間となった。
海から上がって岸辺で休憩していると、目の前をアオアシカツオドリが飛んでいく。
海の生き物も空の鳥も楽しめるこの場所は、サン・クリストバル島の中でも特にお気に入りのシュノーケルスポットだ。
今日は自転車があるので少し遠出もできる。
ということで、距離のあるロベリア海岸(Playa Lobería)へ向かったのだけど、ここで思わぬ不運に見舞われることになる。

なんと到着直前から激しいスコールに襲われ、ずぶ濡れになりながらビーチへ到着。
近くに小屋を見つけて軒下へ避難したものの、雨はまったく止む気配がない。
晴れている日は酷暑のガラパゴスも、天気が崩れると一気に寒くなる。
濡れた服から体温がどんどん奪われ、震えながら雨が過ぎるのを待った。

数人の人が軒下で雨宿りをしていると、1頭の赤ちゃんアシカが興味を示して近寄ってきた。
本来、野生動物とは2m以上距離を取らなければならない。
けれど、雨宿りスペースはとても狭く、しかも向こうから近づいてきたのだから距離を取るのは不可能。
結果として、ゼロ距離でアシカの赤ちゃんと見つめ合う時間が続いた。

さらに驚いたことに、その赤ちゃんアシカは人間たちの輪の中でそのままお昼寝を始めてしまった。
なんという無防備さ(‘A`)
スコールでテンションはすっかり下がっていたけれど、この可愛さですべて帳消し。
思いがけない嬉しいハプニングだった。

1時間以上待って、ようやくスコールが通り過ぎ、青空が戻ってきた。
ただ、雨の影響なのか波は少し高め。
遠くまで泳ぐのは危険と判断し、ビーチ近くで少しだけシュノーケルを楽しむことにした。
すると、ブラックチップシャークの赤ちゃん2匹と一緒に泳ぐことができた。
雨に打たれて大変だったけれど、サメを見ることができたので結果的には満足だ。

ガラパゴス最後の夕食は、ソーセージ&野菜のトマト煮とパン、トマト、りんご。
パスタ用のトマトソースが余っていたので、ソーセージとカット野菜を入れて煮込んでみたところ、これが予想以上に美味しかった。
食材も無駄なく使い切ることができて満足。
こうして、ガラパゴス最後の夜が静かに過ぎていった。
3月18日 ガラパゴス最後の日、野生動物たちとの別れ

ガラパゴス最終日。
この日も早起きをして、昨日の夕食の残りを朝食にした。
今日は13時5分発のフライトでエクアドル本土へ戻る予定。
出発まではまだ少し時間があるので、名残を惜しむように最後の島歩きへ出かけることにした。

朝6時半、まずはアオアシカツオドリの秘密スポットへ。
この日も6匹のアオアシカツオドリを見ることができた。
羽を大きく広げてポーズを決める姿がなんとも愛らしく、朝から癒やされる。

アオアシカツオドリに見惚れていると、近くの岩場からアシカの大きな鳴き声が聞こえてきた。
普段のアシカは「オウッ、オウッ」や「ゲェェ」といった、どこか親父のゲップのような鳴き声をしているのだけど、この時は違った。
「グォアアア!!」
そんな大絶叫が響き渡り、一瞬ケンカかと思ったものの、もしかすると交尾中だったのかもしれない。
休日のお父さんのようにのんびり寝そべっていることが多いアシカだけど、オス同士で縄張り争いをしたりと、意外に激しい一面も持っている。
こうした野生動物のリアルな行動を間近で観察できるのも、ガラパゴスならではの魅力だと思う。

アオアシカツオドリをひとしきり眺めたあと、ムエジェ・ティヘレタス(Muelle Tijeretas)とプラヤ・プンタ・カローラ(Playa Punta Carola)で最後のひと泳ぎ。
ムエジェ・ティヘレタスではアシカと、プラヤ・プンタ・カローラではウミガメと一緒に泳ぐことができた。
まるで最後の挨拶をしに来てくれたかのよう。
ガラパゴスの海で彼らと過ごす最後の時間に、胸がいっぱいになった。
約2週間かけて3つの島を巡り、多くの野生動物たちに囲まれながら暮らすように滞在した日々。
この世界一周の旅の中でも、特に印象深い時間になったと思う。
環境問題などさまざまな課題はあるけれど、こののどかな自然がこれからも守られていってほしい。

チェックアウト後だったけれど、宿のシャワーを使わせてもらえたので、さっぱりしてからバックパックを背負い、いよいよ空港へ向かう。
ところが出発しようとしたタイミングで雨が降り始めた。
空港までは歩いて行ける距離だったものの、また靴をびしょ濡れにしたくない。
結局、宿のスタッフにタクシーを呼んでもらい、空港まで向かうことにした。
料金は2.5ドル(=392円)。

10時15分頃にはサン・クリストバル空港に到着。
とても小さな空港で、この時間はまだ利用客も少なく、どこかのんびりした雰囲気が漂っている。
プライオリティ・パスで利用できるラウンジ目当てで早めに来たのだけど、保安検査場が開くまで待たなければならず、あまり早く来た意味はなかった。

10時45分、ようやく保安検査を通過してラウンジへ。

食事や飲み物はオーダー制。
サンドイッチ、ケーキ、チップス、リンゴ、コーヒーといった軽食のみで、ジュースやアルコール類、その他の食事メニューはなかった。
内容としては少し物足りないけれど、物価の高いガラパゴスでこれだけ食べられれば十分かもしれない。

13時5分、avianca航空でサン・クリストバル空港を出発。

飛行機は定刻通りに離陸。
窓の外に広がる島と海を眺めながら、ガラパゴスでの日々を振り返る。
バイバイ、ガラパゴス。
動物たちに囲まれた、まるで楽園のような島だった。

飛行機は途中、エクアドル本土のグアヤキルを経由し、17時過ぎにキト空港へ到着した。
空港を出ると、すぐ目の前にタクシー乗り場とバス乗り場がある。
まだ明るい時間帯だったので、今回は路線バスを利用してみることに。
いくつか路線がある中で、1番乗り場から出る「Rio Coca(Labrador)」行きに乗車した。

運賃は2.45ドル(=384円)。
タクシーに比べれば格安だけれど、その代わりキト市内までの道のりはかなり長い。

Rio Cocaを経由したあと、メトロのLabrador駅前に到着。
ここで下車した。
時刻はすでに19時過ぎ。
周囲はすっかり暗くなっていた。

足早に改札へ向かい、窓口でメトロ乗車券を購入。
料金は0.45ドル(=70円)。
そこからメトロで旧市街方面へ向かった。

Estacion la Alameda駅に到着したのは20時前。
時間はかかったけれど、その分かなり節約できた。
宿までは徒歩10分ほどの距離だけど、この周辺は強盗が出ることもあるらしい。
夜道を歩くのは避け、安全のためUberを呼ぶことにした。
料金は1.54ドル(=246円)。
これで安全を買えるなら安いものだ。

Hostal La Terrazaは、キト旧市街近くにある小さなホステル。
名前の通りテラスからの眺めが自慢で、高台からキトの街並みを一望できる。
特に夜景は美しく、治安に不安のある街だけに、安全な宿からゆっくり眺められるのはありがたい。

シングルルームは朝食付きで1泊18.75ドル(=2,945円)。
比較的リーズナブルな価格だ。

部屋には専用バスルームもあり、快適に過ごすことができた。

この日の夕食は、手持ちのパンとジャムで簡単に済ませた。
ガラパゴスの余韻に浸りながら、この日は早めに就寝。
3月19日 世界遺産キト旧市街を歩き、最後の国アメリカへ

翌朝9時。
宿のテラス席に上がると、快晴の青空が広がっていた。
大きな窓の向こうには、アンデス山脈に囲まれたキトの街並みが見渡せる。
ガラパゴスへ向かう前、標高約4,000mのクルス・ロマ山の中腹までテレフェリコで上がったことがある。
でも、その日は雲に囲まれてしまい、上からの景色をほとんど見ることができなかった。
だからこそ、この日の澄み切った空を見ていると、「もう一度テレフェリコに乗ってリベンジしようかな」という気持ちも少し湧いてきた。
けれど、連日の移動で体はそれなりに疲れている。
今日は無理をせず、のんびり旧市街を散歩しながら過ごすことにした。

この宿は、テラス席で食べられる朝食が人気。
チーズ入りパン、ハムエッグ、ジュース、コーヒーが並び、なかなか豪華だ。
美しいキトの街並みを眺めながらゆっくりと食事をいただく。
食後はテラス席でブログを書きながら過ごし、チェックアウトの時間まで優雅な朝のひとときを楽しんだ。

12時過ぎ、チェックアウトを済ませてフロントに荷物を預け、旧市街へ向かう。
宿からは細い階段をまっすぐ下っていくと、すぐに旧市街へ出ることができる。
ただ、この道は昼間でも強盗が出ることがあるという噂がある。
周囲を警戒しながら、足早に階段を下っていった。

今日は旧市街の教会巡り。
まず最初に訪れたのは、キト旧市街に建つ「ヴォト国立大聖堂」。
南米最大級ともいわれるネオゴシック様式の大聖堂で、その美しい外観は遠くからでもひときわ目を引く。
ただし周辺の治安はあまり良くなく、強盗やスリも出没するので注意が必要だ。
以前出会った旅人からは、教会裏の道で背後からマスタードをかけられ、「鳥のフンがついていますよ」と声をかけられた隙に貴重品を盗まれたという話も聞いたことがある。
なかなか油断できない場所だ。

入場料は2ドル(=314円)。
中へ入ると、美しいステンドグラスから柔らかな光が差し込み、厳かな雰囲気に包まれていた。
静かに祈りを捧げる地元の人たちの姿もちらほら見かける。
別料金を払えば塔の上まで登ることができ、キトの街並みを一望できるらしい。
ただ、街並みはすでに宿のテラスから満喫していたので、「もう十分かな〜」ということで今回はスキップ。
実は、私がここに来た目的は別にあるのだ……!

目的は外壁( ゚Д゚)!
一般的な教会の外壁には、悪魔や怪物をかたどったガーゴイル(雨どい)が設置されていることが多い。
ところが、この大聖堂のガーゴイルはひと味違う。
エクアドル固有の動物たちをモチーフにした彫刻が使われているのだ。
そして発見したのが、先日実際に見たガラパゴスゾウガメを模したガーゴイル!
思わずテンションが上がってしまった。

さらに、アマゾンに生息するワニと思われるガーゴイルも発見。
アンデス山脈、アマゾン、ガラパゴス――。
自然と野生動物の宝庫ともいえるエクアドルらしさが、こんなところにも表現されている。
これまで世界各地でたくさんの教会を訪れてきたけれど、動物をモチーフにしたガーゴイルを見たのは初めてだった。
建物そのものの美しさだけでなく、その土地ならではの個性も感じられる、とても印象深い教会だった。

次は独立広場へ。
キト旧市街の中心にある広場で、観光客や地元の人たちでにぎわっていた。
ベンチでくつろぐ人たちを眺めながら、のんびりと次の教会へ向かう。

2つ目に訪れたのは、キト旧市街を代表するバロック建築のラ・コンパニーア教会(Church of the Society of Jesus)。
入場料は6ドル(=942円)と少し高めだけれど、中へ入るとそれだけの価値があることがすぐにわかる。

通称「黄金の教会」とも呼ばれていて、中へ入ると黄金の世界に迷い込んだような空間が広がっている。
主祭壇や壁、天井などには合わせて約7トンもの金が使われているらしい。
現在の金価格で換算すると、なんと約1,800億円規模。
もちろん歴史的・文化的価値を考えれば単純に金額では測れないけれど、その数字を聞くだけでも規模の大きさに驚かされる。

主祭壇をはじめ、壁や天井には細かな装飾や彫刻がびっしりと施されている。
どこに目を向けても豪華絢爛で、思わず立ち止まって見上げてしまうほどの迫力だった。

最後に訪れたのは、聖フランシスコ教会・修道院。
キト旧市街を代表する歴史ある教会で、16世紀から建設が始まった巨大な複合施設だ。
美しい白い外観と、目の前に広がる広場が印象的で、旧市街のシンボルのひとつにもなっている。

修道院は有料だけれど、教会には無料で入ることができる。
内部には豪華な祭壇や宗教画が並び、地元の人たちがたくさん祈りを捧げていた。

壁には、ポルトガルでよく見かけた「アズレージョ」を思わせる美しい装飾タイルも使われていた。
エクアドルにいながら、少しだけポルトガルを思い出してしまう。
教会ごとに建築様式や装飾の特徴が異なり、半日ほどの教会巡りだったけれど、どこも個性があって見応え十分だった。

教会巡りの後、旧市街を歩いていたら、路上で“Mochi”と書かれたスイーツが売られていて思わず足を止めた。
本当におもち?と思いながら売り子に話しかけると、中身はいろいろな種類があるらしい。
その中から、いちご味に惹かれて1個1ドル(=157円)で購入。

食べてみると、私が想像していたもちとは少し違い、やわらかい求肥のような生地の中にクリームといちごソースが入っていた。
思っていた味とは違ったけれど、まるで雪見だいふくのようで、これはこれで結構おいしい。
まさかエクアドルでモチ系スイーツに出会うとは思わなかった。

もちを食べ歩きしながらキトの旧市街をさまよう。
この街並みは1978年に世界で最初に登録された世界遺産のひとつ。
ちなみに、ガラパゴス諸島も同じ第1回登録組で、どちらも世界遺産の草創期を代表する存在だ。
石畳の坂道やカラフルな建物、歴史ある教会が並び、スペイン植民地時代の街並みが美しく残されている。
標高約2,850mの高地にあり、アンデスらしい空気感も感じられる街だった。

15時半、昼食兼夕食を食べにレストラン「HASTA LA VUELTA SEÑOR」へ。

注文したのは、サラダと果肉たっぷりのサングリア。
南米最後の夕食ということもあり、少し奮発してお酒を楽しむことにした。
フルーツの甘みが広がるサングリアは飲みやすく、旅の締めくくりにぴったり。
人気店なだけあって店内の雰囲気も良く、料理もおいしい。
最後の夕食をゆっくり味わいながら、南米で過ごした日々を少し振り返っていた。
もう少し旧市街でのんびりしたかったけれど、あまり遅くなると宿までの帰り道の治安も気になる。
そのため、この日は早めに宿へ戻ることにした。

宿で少しゆっくりした後、夜20時過ぎにInDriveでタクシーを呼び、キト空港へ向かった。
いよいよ、世界一周最後の国となるアメリカへ向かう。
キトからは深夜0時35分発のユナイテッド航空でヒューストンへ飛び、約8時間30分のトランジットを挟んでロサンゼルスへ向かう予定だ。
ロサンゼルスで4日ほど過ごしたら、その後はいよいよ日本へ帰国。
こうして改めて考えると、私の世界一周旅も残りわずか数日しかない。
出発した頃は終わりなんて想像もできなかったのに、気づけば旅のゴールがすぐそこまで来ている。
楽しみな気持ちもあるけれど、長く続いた旅が終わってしまうと思うと、少しずつ寂しさも込み上げてきた。

キト→ロサンゼルスの航空券は、Trip.comのアプリで購入した。
私はTrip.comのダイヤモンド会員なので、特典としてもらったラウンジ無料券を使い、国際線出発エリアにある「Sala VIP Internacional」へ。

ここのラウンジは大当たりだった。
広々としていて清潔感があり、何より食事とお酒の種類が充実している。
ホットサンドイッチはシェフが目の前で好きな具材を選んで作ってくれるし、フルーツも種類豊富。
個人的には寿司が用意されていたのが嬉しかった。
ピスコサワーやワインを飲みながらゆっくり過ごしていると、気がつけば結構いい気分になっていた。
こうして南米最後の夜は、思いがけず贅沢な時間となった。
次回のブログは、いよいよ世界一周旅の最終回。
舞台はアメリカ本土。
入国拒否されないか内心ビクビクしながら入国審査を受け、物価の高いロサンゼルスで貧乏バックパッカーが向かった先は、なんとディズニーランド。
しかも、おひとりさま。
世界一周を1年かけて続けてきた人間が何を今さら……と思われるかもしれないけれど、実は一人ディズニーには別の意味で緊張していた(‘A`)
アフリカの乗合バスにも乗ったし、南米では治安に気を張りながら旅をしてきた。
それでも、家族連れやカップルばかりの夢の国に一人で突撃するのは、また別のハードルがある。
場所は、ウォルト・ディズニーが唯一手掛けた元祖・ディズニーランド。
妙齢の女がひとりでアトラクションに並び、ひとりでパレードを眺める。
なんともシュールな光景だ( ゚Д゚)!!
果たして楽しめるのか――。
そして、約1年にわたる世界一周旅はどんな結末を迎えるのか。
最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
3月17日〜3月19日:使ったお金
3月17日
・スーパー買い物代(野菜等):3.5ドル(=549円)
・マウンテンバイクレンタル+チップ:20ドル(=3,141円)
合計:3,690円
3月18日
・タクシー代(宿→空港):2.5ドル(=392円)
・航空券代(サン・クリストバル島→キト):22,560円
・バス代(空港→Labrador):2.45ドル(=384円)
・メトロ代(Labrador→旧市街):0.45ドル(=70円)
・タクシー代(旧市街→宿):1.54ドル(=246円)
・宿代(1泊分):18.75ドル(=2,945円)
合計:26,597円
3月19日
・ヴォト国立大聖堂入場料:2ドル(=314円)
・ヘルペス薬:5ドル(=785円)
・ラ・コンパニーア教会入場料:6ドル(=942円)
・もち:1ドル(=157円)
・昼食代(サラダ等):15ドル(=2,356円)
・タクシー代(宿→空港):12.6ドル(=1,979円)
合計:6,533円
これまでの旅費の合計
ペルーからエクアドルでの旅費の合計は337,877円でした。
・航空券代(イキトス→キト):52,910円
・エクアドルでの滞在費(23泊):クレカ払い47,018円+キャッシング237,949円=284,967円
合計:337,877円
よって、日本出国からエクアドルまでの旅費の総合計は、4,017,842円でした。
※ 余った 61.15ドル(=9,700円相当) は、アメリカの旅資金に持ち越しました。


