長旅の途中、今日はちょっとひと息。
世界一周の旅が始まってから初めての“お買い物デー”を楽しむことにした。
向かったのは、ケープタウン屈指の観光地・V&Aウォーターフロント。
港町らしい開放的な雰囲気の中、アフリカ柄のワンピースやサイのキーホルダー、家族宛てのポストカードなどをじっくり選びながら歩く。
そしてランチには、地元でも評判の寿司レストラン「Willoughby & Co.」へ。
キッコーマンの醤油、程よい酢飯、南ア産ワインとともに味わう寿司は、日本の味を思い出させてくれるような贅沢なひとときだった。
ふだんは節約旅を心がけているけれど、今日はちょっぴり財布のひもをゆるめて、ショッピングとグルメを満喫した一日。
開放的なウォーターフロントで、お土産ショッピングを満喫

昨日の夜に買っておいたヨーグルトとパンで朝ごはんを済ませ、今日は“ごほうびデー”。
ウォーターフロントに出かけて、ショッピングを楽しむことにした。

ウォーターフロントはケープタウンでも特に治安が良いエリアで、警備もしっかりしているので安心して歩ける。
敷地内にはアートのようなおしゃれなオブジェが点在し、なかでもアフリカ柄のサイのオブジェはひときわフォトジェニック。

ここからは、ケープタウンのシンボル・テーブルマウンテンも見える。
この日は、山頂にふんわりと雲がかかる「テーブルクロス」と呼ばれる現象が見られた。
気象条件がそろったときだけ現れるこの風景は、地元の人たちにも人気の“ちょっと特別な景色”。

ウィンドウショッピングを楽しんでいると、かわいいアフリカ柄のワンピースを発見。
柄のバリエーションが豊富で迷ったけれど、黄緑の模様が気に入って、この一枚に決めた。
780ランド(=6,368円)とちょっとお高めだけど、これから旅する南部アフリカの中ではケープタウンがいちばんおしゃれな服が手に入ると思って、思い切って購入。
おしゃれとは無縁の私だけど、この服を着て観光地で写真を撮ったら、もしかして“映え”の写真が撮れるかも…と想像してちょっとわくわく(笑)
他にもサイのキーホルダーや日本の家族に送るハガキなどを購入。
こうして、この旅で初めてのお土産ショッピングを満喫した。
人気寿司レストラン「Willoughby & Co.」で旅のごほうびランチ

買い物に夢中になっていたら、あっという間に15時に。
遅めのランチは、地元でも評判の寿司レストラン「Willoughby & Co.」へ。

15時すぎという中途半端な時間にもかかわらず、店内はほぼ満席。
人気の高さがうかがえる。

テーブルには、日本でもおなじみのキッコーマンの醤油。
海外では代用品のことも多いけれど、ここではちゃんとした醤油が使われていて、期待がふくらむ。

オーダーしたのは、サーモンとアボカドの巻き寿司とロゼワイン。
345ランド(=2,816円)と私にとっては贅沢なランチだったけれど、その価値は十分あった。
酢飯のバランスもよく、ワインと一緒にいただく寿司は、まるで日本にいるような気分にさせてくれるほどのクオリティ。
旅のごほうびにぴったりの一食だった。
旅の想いをハガキに込めて、日本の家族へ

ランチのあと、レストランでワインを飲みながら、日本の家族へ送るハガキにメッセージをしたためた。
そのままウォーターフロント内の国際宅配便サービス「POST NET」へ。

ここで国際郵便用の切手を2枚購入し、郵送の手続きを依頼。
日本に届くのは約1ヶ月後とのこと。
どうか無事に届きますように。

ランチで贅沢したぶん、夕食はスーパーで買ったスープとパンでシンプルに。
スープは量が多かったので、半分は翌朝用に残しておいた。
そして明日はいよいよ、ナミビアへ向けて出発。
23時間におよぶ長距離バス移動と、陸路での国境越えが待っている。
ちょっと不安に思いながら就寝。
5月29日:使ったお金
今日は旅の中でも初めてのお買い物デー。
かわいいアフリカ柄のワンピースと美味しい寿司に散財(*´Д`*)
・キーホルダー:35ランド(=285円)
・雨合羽・ストラップ:50ランド(=408円)
・ハガキ2枚:20ランド(=163円)
・ワンピース:780ランド(=6,368円)
・昼食代(寿司等):345ランド(=2,816円)
・夕食代(スープ等):60ランド(=505円)
・国際郵便切手2枚:50ランド(=408円)
合計:10,953円