1ヶ月弱滞在したメキシコを離れ、向かった先は南米最南端の街・ウシュアイア。
ここから、ずっと楽しみにしていたパタゴニアの旅が始まった。
とはいえ、到着までの道のりはなかなか過酷。
長時間フライトに空港野宿、そして到着早々に待ち受けていたのは、想像以上にややこしいアルゼンチンの為替とATM事情だった。
「世界の果て」という言葉が観光キャッチコピーではなく、現実としてじわじわ実感されていく初日。
フエゴ国立公園では、アラスカから続いてきた“道”の終点近くに立ち、静かな森と入り江を歩きながら、この土地ならではのスケールを体で感じた。
パタゴニア旅のスタートであり、父との親子旅もいよいよ終盤。
そんな3日間の記録を、移動の苦労も、食事も、お金の話も含めて、ありのままに綴っていく。
11月21日 メキシコ出発、空港野宿を経て世界の果てへ向かう移動日
今日は、1ヶ月弱滞在したメキシコを離れ、南米最南端の街・ウシュアイアへ向かう移動日。
ここから、いよいよパタゴニア旅行がスタートする。
この旅が終わると、父は日本へ帰国する予定なので、親子旅もいよいよ終盤に差しかかってきた。

早朝、配車アプリ「Uber」を使って、カンクン国際空港の第2ターミナルへ移動。
朝10時20分発のフライトなので、朝食は搭乗待ちの時間に空港でとることにした。
オムレツの朝食とコーヒーで688.6ペソ(=6,159円)。
なかなかのお値段。

今回はブエノスアイレスでトランジット予定。
直行便がないので、必然的にアルゼンチン航空で行くことになった。

飛行機は、カリブ海を見下ろしながらゆっくり高度を上げていく。
きらきらした美しい海を眺めながら、カリブ海とお別れ。
常夏のリゾート地から、一気に“世界の果て”へ向かう移動になるので、気温差がとにかく心配。
風邪を引かないか、少し不安になる。

離陸してしばらくすると、機内食が配られた。
空港で朝ごはんを食べてしまったので、量が多く感じてしまい、少し残してしまった。

飛行機はアタカマ砂漠の上空を通過。
アタカマ砂漠には1月に行く予定なので、上空から眺めながら、今からすでに楽しみが膨らむ。

ブエノスアイレスの夜景を眺めながら、エセイサ国際空港へ到着。
ネオンが広範囲に広がっていて、想像以上に街が大きく、少し圧倒された。
夜21時すぎに空港へ到着。
時差が2時間あるため、実質のフライト時間は約8時間半。
なかなか長く、正直かなり疲れた。
しかも、ブエノスアイレスでは空港で夜を明かし、翌朝5時のフライトに乗る予定。
私は空港泊に慣れているけれど、父は高齢なので少し心配になる。

まずはSIMカード探し。
到着ロビーにあるマクドナルドを正面に見て、右方向へ進むと本屋がある。

SIMカードはその本屋のレジで購入できるとのことだった。
ただ、欲しかった通信会社のSIMではなかったため、ここでの購入は断念。
ウシュアイアで買うことにした。

空港内で夜を明かせそうな場所をいろいろ歩いて探してみたけれど、浮浪者のような人が寝ている場所もあり、少し危険そうに感じた。
結局、比較的安心できそうなマクドナルドのソファ席で夜を過ごすことに。

一番安かったハッピーセットを夕食にして、私はパソコン作業、父は座ったまま仮眠。
国内線の保安検査場がオープンする時間まで、こうして静かに過ごした。
11月22日 ウシュアイア到着!アルゼンチンの為替・ATM事情で早速洗礼

深夜4時半、Boarding開始。
私は一睡もしていない状態で、眠気はすでに限界。
正直、立っているだけでつらい。

ウシュアイアまでの飛行時間は約3時間40分。
フラッグ・キャリアにもかかわらず、機内食の提供はなく、配られたのはクッキーとジュースのみだった。
最低限すぎるサービスに、思わずアルゼンチン航空の経営状況が心配になる。

朝8時40分、ウシュアイア空港に到着。
アルゼンチン最南端に位置するウシュアイア空港は、「世界の果ての空港」とも呼ばれる特別なロケーションに建つ、美しい空港だ。
大きな三角屋根と、木を多用した温かみのある内装が印象的で、どこか山小屋のような雰囲気が漂っている。
ただし、空港ではSIMカードの販売はなし。
ATMも試してみたものの、表示される手数料があまりに高く、キャッシングは断念してしまった。

仕方がないので、空港の無料Wi-Fiを使って配車アプリ「Uber」を呼び、宿へ向かうことに。
クレジットカード払いができるので、現金がなくても移動できるのは本当にありがたい。
空港を出た瞬間、冷たい風が一気に吹きつけてきて、「ああ、本当に世界の果てに来たんだな……」と実感した。

空港から宿までは車で約10分ほど。
今回ウシュアイアで4泊する宿は、「Hospedaje Monseñor Fagnano 592」。
Booking.comで予約したアパートメントタイプの宿で、事前にWhatsAppでやりとりしていたオーナーとは、玄関でスムーズに鍵の受け渡しができた。
チェックインは本来14時からだったけれど、朝の到着にもかかわらず、すぐに部屋へ案内してもらえて本当に助かった。
Booking.comの情報では現金払いのみとなっていたが、実際にはクレジットカードでの支払いが可能だった。
ただし、Booking.comを無料キャンセルし、サイトを通さない形での宿泊にはなってしまったものの、オーナーの方がとても親切で、不安はまったく感じなかった。

玄関を入ると、まずはキッチン付きのリビング。
完全にプライベートな空間で、自由にキッチンが使えるのはとてもありがたい。

奥にはベッドルーム。
リビングもベッドルームも24時間暖房が効いていて、寒いパタゴニアでも快適に過ごせたのが印象的だった。

バスルームは少しコンパクトだったけれど、4泊で294,000ペソ(=35,322円)なら、かなりコスパが良いと思う。
ここで少し日記から脱線して、旅人にとって重要なアルゼンチンのお金事情についてまとめておく。
為替事情:ブルーレート時代はもう終わり
少し前までのアルゼンチンは、ペソの大暴落によって物価が異常に安く、「世界一お得に旅できる国」とまで言われていた。
さらに、外国人がクレジットカードで決済すると、公式レートではなくブルーレート(闇レート)に近いMEPレートが自動適用され、驚くほどお得に旅できた時期もある。
でも、2024年以降、その状況は一変。
新政権の金融政策によって為替差は急速に縮まり、公式レートとブルーレートの差はほぼなくなりつつある。
一方で物価はインフレで上昇し続け、「アルゼンチン=激安天国」というイメージは完全に過去のものになった。
私自身も、「まだブルーレートでお得かな?」と淡い期待を抱いていたけれど、実際はそこまで安くはなく、むしろ想像以上に割高でびっくり。
クレジットカードの明細を見て、軽く撃沈した。
現金(ペソ)入手は旅人最大の鬼門
アルゼンチン旅行で一番苦労するのが、現金(ペソ)の入手。
街中にはATMがたくさんあるのに、外国人のカードを受け付けない機械も多く、「取引不可」「カードエラー」で引き出せないことが頻発する。
運よく引き出せても、高額だとエラーになることが多く、私の場合は3万ペソ(=3,250円)が限界だった。
さらに驚くのが、ATM画面に表示される高額な手数料。
「16,481ペソ(=1,785円)」と表示されたときは、さすがに本気でキレそうになった。
ただし、私が使った Bank of the Argentine Nation と Banco Santa Cruz のATMでは、表示はされるものの、実際の請求では手数料ゼロだった。(利用カードは Delight JACCS CARD)
とはいえ、すべての銀行・カードで同じとは限らないので注意が必要。
加えて、ATM自体が現金切れというケースも多く、特にパタゴニアのような僻地では「今日はもう無理」と諦めるしかない日も普通にある。
2025年現在、為替は以前ほど不安定ではないものの、まだ完全に落ち着いたとは言えない。
一度に大金を引き出すより、必要な分だけ少しずつ引き出す方が安心だった。
カード決済よりキャッシングがお得
ネットで早期返済できる人にとっては、「キャッシングして現金払い」の方がカード決済よりお得なのは間違いない。
実際、3万ペソを引き出した際は1ペソ約0.112円という優秀なレートが適用され、観光客向けカードレート(MEP)の約0.121円より明らかに安かった。
ただし、引き出し上限が低いため、大きな支払いはどうしてもクレカ頼みになる。
旅の後半では1日に 30,000ペソ × 5回 で 150,000ペソ を引き出し、大きな支払いでも現金で払っていたけれど、毎回これが可能とは限らない。
最強なのはUSドルを持参する方法
現実的に一番お得なのは、USドルを現金で持参する方法。
アルゼンチンではペソよりドルの信頼度が高く、ホテルやレストラン、ツアー会社など、多くの場所でドル払いが可能。
両替レートも良いので、ドルさえ持っていれば支払いに困ることはほとんどない。
ただ、私は世界一周中で大量のドルを持ち歩けなかったため、この方法は使えなかった。
宿泊費はクレカ払い一択
宿泊費だけは、クレジットカード払いが圧倒的に有利。
外国人旅行者が海外発行カードで宿泊費を支払う場合、VAT(約21%)が免除される制度があり、この影響はかなり大きい。
ATMの引き出し制限を考えても、宿代はカード一択だと感じた。
ややこしいけれど、これが実際に旅して感じたアルゼンチンのお金事情。
というわけで、ここからまた旅の日記に戻ります。(・∀・)

部屋に荷物を置き、SIMカードとキャッシングのため街へ。
空はどんより曇っていたけれど、周囲には雪山が見えて、一気に最果て感が増す。

Movistarと迷ったものの、店舗が閉まっていたためClaroで購入。
外国人向けは25GB/30日プランのみで、2枚で34.71ドル(=4,170円)だった。

ランチは老舗レストラン「Ramos Generales El Almacén」へ。
朝から何も食べていなかったので、お腹は限界。

名物のホタテのカスエラは、濃厚なクリームとぷりぷりのホタテが最高。
寒いパタゴニアで食べるクリーム煮は、体の芯から温まる。

しっとりした豚ヒレハムと、個性豊かなチーズの盛り合わせ。
少しずつ味わいながら、旅の疲れがほどけていく。

店内には囚人服の展示。
ウシュアイアが「世界の果ての刑務所」の街だった名残だろう。

トイレには、女性側にブラジャーと特大パンツ、男性側にももひき。
クラシックな空間とのギャップが最高だった。

レストランの近くにある「Línea regular Parque Nacional, Laguna Esmeralda.」にも立ち寄った。
ここは、フエゴ国立公園へのシャトルバンの発着場所で、チケットも購入できる。
小さな建物の中に複数の会社のカウンターが並んでいて、今回は「Transporte LU&GI」社でチケットを購入した。
この会社のチケットは、「PATAGONIA tour」社と「DON ALEJO」社のシャトルバンにも乗れると説明を受けた。
日にちや時間の指定はなく、オープンチケットで、往復60,000ペソ(=7,209円)/2人分。
本当は現金で買うと少し割引があったのだけど、まだ現金を入手できていなかったため、今回はクレジットカードで決済した。

銀行のATMを何件か回ったものの、引き出せなかったりして、最終的に「Bank of the Argentine Nation」のATMでキャッシング。
画面にはバカ高い手数料が表示されていたけれど、実際の請求では手数料はゼロだった。
とはいえ、引き出す瞬間は正直ちょっとドキドキ。
その後、La Anónimaという大きなスーパーで食材を買い込み、宿へ戻った。

パタゴニアは南米で一番物価が高い地域のひとつ。
そのため、自炊をして節約することにした。
スーパーで買ってきた、美味しそうなリブアイステーキ肉を焼く。

夕食は、ステーキにチーズ、フルーツ、パン。
父は赤ワイン、私はロゼワインで乾杯した。
アルゼンチンは牛肉が美味しい国だけあって、ステーキは脂がほどよくのっていて、とてもジューシー。
シンプルに焼いただけでも、しっかり満足できる味だった。
ウシュアイアに来てまず驚いたのが、日暮れの遅さ。
夜の8時、9時になっても外は昼間のように明るく、つい時間の感覚が狂ってしまう。
南緯が高い場所にあるため、この時期は日照時間がとても長いらしく、こんなところでも「世界の果て」に来たんだな、と実感する。
ウシュアイア初日は、長時間フライトと空港野宿の疲れがたまっていたので、観光はせず、必要な用事だけ済ませて終了。
明日は、事前にGET YOUR GUIDEで予約していたビーグル水道のクルーズツアーに参加する予定。
……と思っていたら、夕方になってツアー会社からまさかの欠航連絡が届いた。
どうやら、強風のため船が出港できないらしい。
というわけで、行程変更。
明日は天気は良さそうなので、フエゴ国立公園へハイキングに出かけることにした。
11月23日 世界の果ての道を歩く|フエゴ国立公園・最南端ハイキング

朝、ビーグル水道のクルーズツアーを運行している「Tolkeyen Patagonia Turismo – Muelle」社のチケットカウンターへ向かった。
昨日のメールでは、無料で日付変更に応じてくれるとのことだったけれど、
どの日が一番クルーズに適しているのか、直接話を聞いてから決めたかった。
そのため、いったんGET YOUR GUIDEでの予約はキャンセルし、ツアー会社の窓口に直接突撃することに。
ところが、窓口に表示されていた料金は、GET YOUR GUIDE経由よりも高い金額でびっくり(゚Д゚)
事前に予約していたものの、天候不良で欠航になったことを伝え、「少しディスカウントできませんか?」と交渉してみたところ、一人165,000ペソだった料金を130,000ペソ(=15,618円)まで下げてもらえた。
しかも、欠航リスクがあるから支払いは明日の乗船前でいいとのこと。
予約だけを済ませ、ひとまずカウンターを後にした。

「Tolkeyen Patagonia Turismo – Muelle」社のすぐ目の前にある海沿いの道からは、ウシュアイアのシンボル的存在である山、「シンコ・エルマノス(Cinco Hermanos)」がよく見える。
スペイン語で Cinco Hermanos(=5人兄弟)と呼ばれるこの山は、5つの尖った峰が兄弟のように並んでいるのが特徴で、ウシュアイアのすぐ東側に位置している。
山を眺めながら、昨日チケットを購入した「Línea regular Parque Nacional, Laguna Esmeralda.」へと急いだ。
行きのシャトルバンは、朝9時、10時、11時、12時、そして14時に出発。
帰りは、フエゴ国立公園のビジターセンターから15時、17時、最終が19時40分発となっていて、好きな時間の便に乗れる。
今回は10時発のシャトルバンを利用した。

バンで約20分ほど走り、フエゴ国立公園のチケット売り場に到着。
ここで入園料を支払い、チケットを受け取ったあと、再びバンに乗り込んだ。

その後、バンは「世界の果ての郵便局(Correo del fin del mundo)」の前で停車した。
文字通り“世界最南端の郵便局”として知られている場所だけれど、ここから出した手紙が本当に日本に届くのかは、正直かなりあやしい。

郵便局のすぐ近くには海岸沿いの遊歩道の入口があり、当初はここからハイキングをスタートする予定だった。
しかし、先週の大雨の影響でこの区間は通行止めになっており、残念ながら歩くことはできなかった。
写真だけ撮って、再びバンに乗り込む。

そしてようやく、今回の目的地である、フエゴ国立公園最奥部のラパタイア湾(Bahía Lapataia)に到着した。
ここはハイキングルートのスタート地点、またはゴールとして知られる入り江だ。
この場所に立つ「RA 3」の標識は、アルゼンチン国道3号線(Ruta Nacional 3)を示している。
ここに来ると実感するのが、この道が“アラスカから続いてきた道の終点近く”にあるということ。
国道3号線は、北米アラスカから南米最南端へと連なるパン・アメリカン・ハイウェイの一部とされている。
実際には、パナマとコロンビアの間にあるダリエン地峡で道は途切れており、完全に一本でつながっているわけではない。
それでも、人と道の流れは北から南へと続いてきた。
はるかアラスカから始まった“道”が、ここフエゴ島まで届いていると思うと、この場所が特別な意味を持つ理由が、少しわかった気がした。

まずは、ラパタイア湾へと続く遊歩道を少し歩く。
静かな入り江と、フエゴ島らしい森の風景が広がり、ひんやりした空気がとても心地いい。
木道が整備されているので、歩きやすいのもありがたい。

ひと息ついたあと、来た道を戻ってビジターセンター方面へ。
シャトルバンを降りた駐車場には仮設トイレがあるため、ここでトイレを済ませてから本格的にハイキングをスタートした。

ハイキングルートを歩いていると、草原でのんびりと草を食べる馬たちの姿が目に入った。
放牧されている様子はなく、フエゴ島に入植した人々がかつて持ち込んだ家畜が野生化したものだと言われているらしい。
こんな場所で馬に出会えるのも、この島ならではの光景だ。

ルートは、車道に出たり山道に入ったりを繰り返すため、少し分かりにくい場所もあった。
舗装されていない車道では、車が通るたびに砂埃が舞い、山道ではぬかるんだ水たまりを避けながら歩く場面も。
それでも、スマホのGPSを頼りに進み、同じ場所でも進む向きが変わるだけで景色の印象が変わるので、最後まで飽きずに楽しめる散策ルートだった。

約1時間40分ほど歩き、ビジターセンターに到着。

時刻は13時半。
さすがにお腹が空いていたので、建物内のカフェで昼食をとることに。

エンパナーダとオレンジケーキの昼食。
エンパナーダは、具材を生地で包んで焼いた南米の定番スナックで、牛肉やチーズなど種類も豊富。
手軽に食べられる“アルゼンチンの国民食”で、とても美味しい。
休憩後は、ビジターセンター北側にあるロカ湖を目指して再び歩き出す。

ロカ湖は、アルゼンチンとチリの国境にまたがる、森と山に囲まれた静かな湖だ。

湖畔には遊歩道が整備されていて、景色を眺めながらのんびり歩くことができる。
この遊歩道はチリの国境手前まで続いているが、今回はルートの半分ほど進んだところで折り返した。

遊歩道を歩いていると、木にぶら下がるオレンジ色の丸い“実”のようなものを発見。
これは「パン・デ・インディオ」と呼ばれる南米原産のきのこ。
ナンキョクブナに寄生して育ち、先住民が食料として利用していたことから“森のパン”とも呼ばれている。
ぷよっとした独特の形がかわいらしく、パタゴニアの森ならではの存在だ。

再びビジターセンターへ戻り、17時発のシャトルバンでウシュアイアの街へ戻った。
17時便は利用者が多く、全員乗れるのか少し不安だったけれど、複数台のバンが来ていて、問題なく乗車できたようだった。

この日の夜も自炊。
昨日のステーキがちょっとしか残っていなかったので、今日はサラミを追加。
父と2人で並んで台所に立ち、親子で料理する時間がなんだか楽しい。
明日はいよいよビーグル水道のクルーズ。
氷河が削り出した入り江を、右にチリ、左にアルゼンチンの陸地を眺めながら進む、ここでしか味わえない航路だ。
運が良ければ、野生のマゼランペンギンやアシカにも出会えるという。
世界の果ての海で、どんな景色が待っているのか——今から楽しみで仕方ない。
11月21日〜11月23日:使ったお金
11月21日
・航空券代(カンクン→ウシュアイア):15,545メキシコペソ(=128,241円)
・夕食代(ハッピーセット):19,600アルゼンチンペソ(=2,354円)
・コーヒー:2,300アルゼンチンペソ(=277円)
合計:130,872円
※21日に支払ったタクシー代と朝食代は、メキシコでの合計に含めるため20日分に計上しています。
11月22日
・タクシー代(空港→宿):6,481アルゼンチンペソ(=778円)
・SIM代(Claro25GB/30day×2枚):34.71ドル(=4,170円)
・シャトル代(街↔フエゴ国立公園往復):60,000アルゼンチンペソ(=7,209円)
・昼食代(ホタテのカスエラ等):68,100アルゼンチンペソ(=8,182円)
・トレーナー(父用):41,922アルゼンチンペソ(=5,036円)
・スーパー買い物代(肉等):135,105アルゼンチンペソ(=16,233円)
合計:41,608円
11月23日
・フエゴ国立公園入場料:60,000アルゼンチンペソ(=7,209円)
・昼食代(エンパナーダ等):26,100アルゼンチンペソ(=3,136円)
・ハガキ2枚:5,000アルゼンチンペソ(=601円)
・スーパー買い物代(パン等):14,219アルゼンチンペソ(=1,708円)
・宿代(4泊分):294,000アルゼンチンペソ(=35,322円)
合計:47,976円

