チチカカ湖のほとりをたどり、ペルーからボリビアへ。
夜行バスで国境を越え、たどり着いたのは、湖畔の町コパカバーナ。
到着早々、予約していた宿では思わぬトラブルに直面し、その後はブルーレートでの両替やSIMカードの購入など、旅を続けるための用事を一つずつ片付けていく。
翌日は、インカ神話の舞台として知られる太陽の島へ。
チンカナ遺跡や「太陽の聖なる道」を歩き、チチカカ湖の青と島に流れる静かな時間に包まれながら、特別な元旦を過ごした。
一方で、高地による体調不良に悩まされる中、野犬に噛まれた日本人旅行者アキコさんと出会い、ボリビアの医療事情という現実とも向き合うことになる。
聖地の美しさと、旅の厳しさ。
その両方を実感した、コパカバーナ滞在3日間の記録。
12月31日 陸路国境越えでコパカバーナへ|ブルーレート両替・SIM購入・宿トラブル

朝、ペルーのプーノに到着した。
ここでかなりの乗客が降りていったけど、私は終点のコパカバーナまで行くので、そのままバスに乗り、出発を待った。
さすがにお腹が空いてきたので、クスコで買っておいたお菓子を食べながら空腹をしのいだ。
チチカカ湖はペルーとボリビアの国境にまたがる湖で、ペルー側の観光拠点がプーノ、ボリビア側の観光拠点が、これから向かうコパカバーナだ。
どちらの街に滞在するかは、正直かなり迷った。
プーノ側では、トトラの根や茎を編んで作られた浮島への観光が有名だけど、最近はかなり観光地化されていると聞くし、湖の水もあまりきれいではないらしい。
それなら今回はプーノをスキップして、コパカバーナで年を越してもいいかなと思い、コパカバーナに滞在することにした。
プーノに比べて街の規模も小さく、のんびりとした雰囲気で、治安も比較的良いとのこと。
年越しをワイワイ過ごすより、静かに迎えたい私にとっては、ちょうどよさそうだった。

プーノを出発してしばらくすると、国境手前の街にある両替所でバスが停車した。
希望者はここで両替ができる仕組みだ。
余っていた50ソル(=2,349円相当)を130ボリに両替。
ブルーレートで対応してくれたので、レートはなかなか良かった。

両替を終え、さらにしばらく走ったところで、ペルー側のイミグレーションに到着。
ここでバスを降り、出国審査を済ませたあと、国境を歩いて越えてボリビア側へ向かう。

国境手前のペルー側には、チチカカ湖を背景にしたモニュメントがあり、写真撮影をしている人が多かった。

いよいよ、長かったペルー旅もここで終わり。
国境のゲートを歩いて越え、ボリビアへ入国する。

ゲートを越えてすぐの場所には、コパカバーナのモニュメントがあり、ここも写真スポットになっている。
ちなみに、ペルーとボリビアの間には1時間の時差がある。
ペルー側ではまだ10時だったけど、国境を越えた瞬間、ボリビア時間では11時になった。
この国境越えの時間帯、日本ではちょうど年越しのタイミング。
ペルーからボリビアへ移動しながら、新しい年を迎えていたことになる。
年越しを国境で迎えるという、なかなかできない体験。
旅ならではの、少し不思議で面白い瞬間だった。

そんなことを考えながら、ボリビア側のイミグレーションで入国審査を受ける。
なお、ボリビアでは入国前・出国前の両方で、税関のオンライン申告が必要になる。
事前に公式サイトからフォームを入力し、QRコードを取得しておく仕組みだ。
▶ ボリビア税関(Aduana Nacional)オンライン申告フォーム
http://anbsw01.aduana.gob.bo:7401/viajero/form250.do
この手続きについては、移動中のバス車内で係員から案内があり、その指示に従って入力を済ませた。
イミグレの横には税関の建物があるけど、オンライン手続きを済ませていれば、基本的に立ち寄る必要はない。

ボリビア側のイミグレ前には、コインを両替してくれるおばちゃんがいた。
ここで0.9ソル(=42円相当)のコインを、1.5ボリに両替してもらった。

イミグレ前でしばらく待っていると、バスがやってきた。
ここからコパカバーナまでは車で約20分。
到着したのは、予定より2時間遅れの12時だった。
夜行バスで標高4,000mを超えるラ・ラヤ峠を越え、国境を越えてきた体は、すでにへとへと。
早く宿に入って休みたい……と思った矢先、ここで2025年を締めくくる最悪な宿トラブルが発生する。

Agodaで予約していた宿「Hostal Puerto Alegre」にチェックインすると、シングル個室を予約していたはずなのに、案内されたのは男女共用ドミトリーだった。
宿側の予約システム画面ではドミトリー表示、私の予約画面ではシングル表示という謎の食い違い。
さすがに男女混合ドミは安全面で泊まれないため、シングルに変更してもらったけど、追加料金がかかると言われた。
本来は36.5ドルのはずが、請求額は63ドル。
さらに「ボリで払うなら1ドル10ボリ換算だから630ボリだ」と言われる。
ボリビアの公定レートは1ドル=約6.9ボリ、ブルーレートでも約9.6前後なので、それよりも高い設定だ。
1時間以内に泊まるか決めないと予約をキャンセルすると言われ、追い立てられるように判断することになったけど、正直まったく納得はいかない。
Agodaのカスタマーサービスに領収書などを添付して返金申請をしているものの、このブログを書いている1月12日現在も、問い合わせは継続中で返金には至っていない。
Booking.com経由で予約し、1月2日に宿泊した日本人旅人も同様の被害に遭っており、その方は諦めてドミトリーに泊まっていた。
予約サイト側が悪いのか、宿側が悪いのかは断定できないが、宿は予約サイトからの連絡を無視し続けているようなので、常習的なのではないかと思ってしまう。
標高約3,800mの高地で、到着時にはみんな疲れている。
しかも多くの旅人は1泊だけして街を去る。
少額のトラブルに労力を使うくらいなら……と、泣き寝入りする人が多いのだろう。
Googleマップの口コミにも同様の体験談が複数あるため、この宿はあまりおすすめしない。

部屋には一応バスルームが付いていたけど、お湯はぬるいものがチロチロ出る程度。
暖房もなく、部屋は驚くほど寒い中でシャワーを浴びることになった。

チェックイン時のトラブルですっかり疲れ切ってしまったけど、さすがにお腹は空いていたのでカフェへ。
街の中心にある「MAMBO COFFEE PIZZA & BAKERY」は、こぢんまりとした小さなカフェだ。

甘いものが欲しくて、ドーナツとコカティーを注文。
少し生き返ったところで、街歩きを始めることにした。

まずは両替へ。
普段はATMでキャッシングすることが多いけど、ボリビアではキャッシングやカード決済だと公定レート(1ドル=約6.9ボリ)が適用されてしまう。
一方、ドル現金を両替するとブルーレート(約9.6前後)が使えるため、その差はかなり大きい。
そのため、ペルー滞在中にソルを多めにキャッシングし、両替所でドル現金に替えておいた。
ペルーでの両替事情については、下記のブログで詳しく書いています。
とはいえ、ブルーレートといっても街や店によってレートはまちまち。
コパカバーナで何軒か回ったけど、あまり条件はよくなかった。
レートは1ドル=9.2ボリだったので、この日はとりあえず100ドルを920ボリに両替。
ボリビアでは偽札が出回っているため、受け取る際は紙幣を1枚ずつ確認するのがおすすめ。
見分け方は在ボリビア日本国大使館のサイトで紹介されているので、事前にチェックしておくと安心。
▶ 在ボリビア日本国大使館|偽造紙幣に関する注意喚起
https://www.bo.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryojimail20161206.html

両替のあとはSIMカードを購入。
entelで、12日間無制限で使えるSIMを60ボリ(=1,014円)で入手できた。
明日はチチカカ湖に浮かぶ太陽の島(Isla del Sol)へ行く予定。
公共ボートのチケットを探したけど、売り場がよくわからず、街中や港を歩き回っても見つけられなかった。
旅行会社や売り場によって到着する港や料金もバラバラで、ぼったくられているのでは……と疑心暗鬼になり、この日は購入を断念。
明日の朝、港でチケットを探すことにした。

両替やSIM購入、チケット探しをしているうちにお腹が空いてきたので、バスターミナル前の屋台で昼食をとる。
目の前でおばちゃんが揚げている肉が、なんとも美味しそうな音を立てていて、つい吸い寄せられてしまった。

豚肉の唐揚げは味自体は美味しいのだけど、たまに毛が残っていて、舌触りがなかなかワイルド。
付け合わせの芋も、いかにもローカルらしい味だった。
昼食後は宿に戻って少し休憩。

12月31日、ボリビアで迎える大晦日の夜は、レストラン「Alax Pacha」へ。

ハッピーアワー中で、ピスコサワーを1杯頼むと、もう1杯サービスで付いてきた。
フルーツサラダと一緒に飲んだけど、アルコールがかなり強く、2杯目を飲み終える頃にはすっかり酔っ払っていた。
外では土砂降りの雨が長時間続いていて、帰りは傘をさしながら宿へ。
夜、寒さでなかなか寝付けない中、日付が変わる頃に花火の音が聞こえてきた。
その音を聞きながら、いつの間にか眠りについていた。
1月1日 元旦の太陽の島へ|チンカナ遺跡と聖なる道トレッキング

朝、宿で朝食をとる。
内容はパンに目玉焼き、フルーツ、コカティーと水という、シンプルだけど十分なもの。
8時過ぎに宿を出発し、今日はチチカカ湖に浮かぶ太陽の島(Isla del Sol)へ向かう。
太陽の島は、インカ文明発祥の地とされる島で、インカ神話の中では、太陽神インティの子であるマンコ・カパックとママ・オクリョが最初に現れた場所と伝えられている。
ここから人々に文明が授けられ、やがてインカ帝国が始まったとされており、そのため島全体が聖地として大切にされてきた。
現在も島には数多くの遺跡や巡礼路が残っている。
日本でいうと、神話の舞台として語り継がれてきた高千穂のような存在に近いかもしれない。
単なる観光地というよりも、「始まりの場所」「特別な力が宿る場所」として、人々に敬われてきた島だ。
なんだか良い気をもらえそうな気がして、元旦に訪れる場所として、これ以上ないくらいぴったりだと思った。

8時過ぎ、桟橋周辺をウロウロしながら、ボートスタッフやチケット売り場の人たちに料金を確認する。
太陽の島には複数の港があり、どの港に到着するのか、料金はいくらなのかを確認する必要がある。
私は島の北側にあるPuerto Norte港まで行きたかったので、英語があまり通じない中でのやり取りは、なかなか骨が折れた。

最終的に、桟橋近くにいたチョリーダおばさんからチケットを購入。
Puerto Norte(北港)まで片道50ボリ(=845円)。
帰りはユマニの街にあるPuerto Sur港(南港)から戻る予定だけど、帰りのチケットは現地で買えるとのことだったので、とりあえず片道分だけ購入してボートに乗り込んだ。

コパカバーナからPuerto Norteまでは約2時間15分。
ボートはガソリンの匂いが強く、スピードもかなりゆっくりだ。

途中、いくつかの港に立ち寄りながら進み、11時過ぎにPuerto Norte港へ到着した。

港には、太陽の島の案内マップが設置されていた。
赤いラインは集落を巡りながら海沿いを歩くルート。
緑のラインは、山の尾根を伝って島を縦断するルートだ。
今回は、Puerto Norte港から赤のルートで北上し、島の北端にあるチンカナ遺跡を訪れたあと、緑のルートで南下し、ユマニの村にあるPuerto Sur港から帰る予定で島を巡ることにした。

港を出発してしばらく歩くと、エメラルド色に透ける湖面が目の前に広がった。
チチカカ湖は、世界最高所にある、人が暮らし、船が行き交う湖。
とても大きく、湖というより海のようなスケール感だ。
湖を眺めながら歩いていると、チケットを売り歩いている2人組の男性に声をかけられ、チンカナ遺跡の入場券を15ボリ(=253円)で購入した。
10ボリのチケットもあったようだけど、英語が通じず、違いはよく分からなかった。

湖を背に、どんどん山を登っていく。
標高が高いので、正直かなり息が苦しい。
石畳の道が稜線に沿って続いており、港から約1時間ほどでチンカナ遺跡に到着した。

チンカナ遺跡(Chincana Labyrinth)は、太陽の島北部に残る大規模な石造遺跡群だ。
「チンカナ」とはケチュア語で「迷宮」を意味し、石壁に囲まれた細い通路や部屋が複雑に連なっている。
石を積み上げた門をくぐると、迷宮の内部へと足を踏み入れることになる。
門の向こうには、乾いた大地とは対照的に、チチカカ湖の青が静かに広がっていた。

この場所は、インカ時代において特別な意味を持つ場所だった可能性があるとされているけど、正確な用途はいまだ分かっていない。
石造りの迷宮を歩いていると、通路や部屋が複雑に入り組み、ただの遺構とは違う、どこか神秘的な空気が漂っていた。

チンカナ遺跡のすぐ近くにある巨大な岩、Roca Sagrada(聖なる岩)。
見る角度によって、ピューマの顔に見えると言われている。
ピューマはインカの世界観において、地上世界を象徴する重要な動物であり、この岩も信仰と深く結びついた存在だったと考えられている。

Roca Sagradaの前には、儀式用の石の祭壇、Mesa Ceremonialがある。
中央の石台と、その周囲に円形に配置された石は、太陽神や大地の精霊に祈りを捧げるための空間だったのだろう。
チチカカ湖を見渡すこの場所で、かつて祈りが捧げられていた光景を想像した。

チンカナ遺跡を20分ほど見学したあと、山の尾根を歩くトレッキングルートへ。
アップダウンはあるけど、道は明瞭で、石畳も整備されていて歩きやすい。
ただし標高が高く、少し登るだけでもかなり息が切れる。
帰りの船の時間もあるため、ゆっくり歩く余裕はあまりなく、正直かなりしんどいけど、その分、絶景をたっぷり味わえる。

途中にウィルカ・タキ(太陽の聖なる道)のチケット売り場があり、ここで15ボリ(=253円)を支払った。
この道は、信仰のために歩かれてきた「意味を持つ道」なのだそうだ。

湖を見下ろす斜面では、羊たちがのんびりと草を食んでいて、のどかな風景が広がっていた。

左右にはチチカカ湖が広がり、湖の青と島の自然を存分に堪能できる。

ユマニの村へ下っていく途中に、Fuente Inca(インカの泉)がある。
この湧水は「永遠の若さの泉」とも呼ばれ、多くの人が集まって水を飲んでいた。
出どころは分からないが、私も少量だけ口にしてみる。
山歩きで疲れた体に、すっと染み込むようだった。

泉の下に続く石段は、Inca Stairs(インカの階段)と呼ばれている。
かつて巡礼の道だったのだろうか。
石段を挟むように、左にマンコ・カパック、右にママ・オクリョの像が立っている。
インカ神話において、人類に文明を授けたとされる始祖の存在だ。

15時20分、ようやくPuerto Sur(南港)に到着。
チンカナ遺跡からここまで、約3時間。
かなり大変だったけど、無事にゴールできてひと安心した。

港には遺跡が残っている。
用途ははっきりしていないものの、島北部の聖地を巡ったあとに行き着く場所として、重要な役割を果たしていたのだろう。
現在は遺跡の前にベンチが置かれ、観光客や地元の人たちが船を待つ間、腰を下ろして休んでいる。

港にいたおじさんから、帰りのボートチケットを50ボリ(=845円)で購入した。

ボートまでまだ時間があったので、トイレを済ませ、港の売店でコカティーを注文。
今日は昼食を食べず、水だけでトレッキングしていたので、コカティーを飲んでようやく落ち着いた。

16時になり、ボートに乗船。
約5時間滞在した太陽の島とも、ここでお別れだ。

…と思いきや、途中でTemplo del Sol(太陽の神殿)に10分ほど立ち寄ってくれた。
太陽神インティに捧げられた神殿跡で、短い滞在だったけど、ボートを降りて間近で見ることができてよかった。
帰りは約1時間半、ボートに揺られてコパカバーナへ戻る。
しかし途中から突然、気持ち悪さがこみ上げてきた。
吐きそうで吐かない、ぎりぎりの状態。
頭も痛い。
昼食を取らず、水分補給も十分でないまま、強い日差しの中、標高の高い場所で長時間トレッキングしたせいだろう。
今になって、高山病の症状が出てきたのかもしれない。

18時にコパカバーナへ到着した頃には、体調は最悪だった。
この日は夕食も食べられず、宿のフロントで売っていたポテトチップスを少しだけ食べ、頭痛薬を飲んで、そのままベッドに倒れ込むように眠った。
1月2日 体調回復と洗濯|名物トラウトランチとラパス行き決定

翌朝、目を覚ましてもまだ少し倦怠感が残っていて、あまり食欲がわかなかった。
パンはやめて、目玉焼きとフルーツだけをなんとか口にする。
午前中はそのままベッドで横になって過ごし、昼頃になるとだいぶ体調も回復してきたので、ランドリーと昼食へ出かけることにした。
外に出るタイミングで、たまたまフロント前で日本人宿泊客のアキコさんと遭遇。
せっかくなので、2人で一緒に昼食を食べに行くことに。
ランドリーはHostal Olas del Titikakaでお願いした。
1kg15ボリ(=253円)で、その日の夜までに仕上げてくれる。
いつもは手洗いで済ませるのだけど、この日は体調も万全ではなかったし、ボリビアは物価も安いので、素直にランドリーに出すことにした。

昼食は、Restaurant La fortaleza del saborへ。
地元の人たちも多く通う、ボリビア料理の人気レストランだ。

サラダやパンが食べ放題なのも、地味にありがたい。

メインは、ガーリックソースのかかったトラウト。
お値段は67ボリ(=1,132円)。
トラウトは、コパカバーナ周辺の名物料理だ。
チチカカ湖で獲れる新鮮なトラウトは、身がふっくらとしていてクセがなく、香ばしいガーリックソースとも相性抜群。
とても美味しかった。

食後のゼリーは、本来は付いていないものらしいが、サービスで出してくれた。
食事をしながらアキコさんといろいろな話をしていたのだけど、なんと彼女は12月31日にコパカバーナで野犬に噛まれていたらしい。
当時は別の宿に泊まっていて、街の病院で狂犬病の予防接種を受けるなど、かなり大変な年越しだったとのこと。
現在、ボリビアでは政府の外貨不足の影響で、海外製の狂犬病ワクチンは極めて入手が難しく、実質的にボリビア製ワクチンが中心になっている状況らしい。
▶ 詳細はこちら(在ボリビア日本国大使館:狂犬病関連注意喚起)
https://www.bo.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_02367.html
狂犬病は、発症したら100%死亡する病気だ。
だからこそ、信頼できるワクチンを、正しいスケジュールで接種することが何より重要になる。
正直なところ、ボリビア製ワクチンは品質的に不安が残り、命を預けるには心もとない。
コパカバーナのような田舎よりも、ラパスの大きな病院の方が、きちんとしたワクチンがあるのではないか、という話になり、明日は一緒にラパスまで移動することになった。
「普通の国」なら、犬に噛まれた場合は、都市部の大きな病院を目指すのが一般的だろう。
けれど、ボリビアではその感覚がそのまま通用しないことを、このあと身をもって知ることになる。
この話は、次回の記事で詳しく書くことにする。
宿への帰り道、アキコさんと一緒に、翌日のラパス行きバスチケットをOLIVER HUB TRAVEL & TOURSで購入。
Manco Kapac社の9時発のバスで、料金は50ボリ(=845円)。

コパカバーナ最後の夜は、カフェ「Pit Stop」へ。

昼食をしっかり食べていたので、あまりお腹は空いておらず、エンパナーダとコカティーを注文。
正直、宿のWi-Fiがあまりにも遅かったため、ここで閉店までブログ執筆作業をすることにした。
インターネット回線は快適で、作業に没頭。
その後、ランドリーに出していた洗濯物をピックアップして宿へ戻った。
明日は、いよいよボリビアの事実上の首都ラパスへ移動する。
憲法上の首都はスクレだけど、政府機関が集まるラパスが実質的な首都となっている。
ラパスの標高は約3,650mもあり、世界一標高の高い首都の街だ。
コパカバーナより少しだけ低いとはいえ、高地であることに変わりはなく、体への負担は続く。
実はコパカバーナ滞在中、ずっとお腹を下していた。
高山病の症状のひとつかもしれないけど、正直、体調が少し気がかり。
でもそれ以上に心配なのが、一緒に移動するアキコさん。
無事にラパスで、ちゃんとしたワクチンが打てるといいのだけど……。
12月31日〜1月2日:使ったお金
ボリビアでは、ドル現金をブルーレートでボリビアーノ(ボリ)に両替した。
このときの平均取得レートは 1ドル=9.35ボリ、円換算では 1ドル=157.6円 → 1ボリ≒約16.9円 として計算しています。
12月31日
・バス代(クスコ→コパカバーナ):100ソル(=4,702円)
・宿代(3泊分):630ボリ(=10,647円)※本来は36.54ドル(=252ボリ相当)
・朝食代(ドーナツ等):30ボリ(=507円)
・SIM代(entel無制限/12day):60ボリ(=1,014円)
・水:10ボリ(=169円)
・昼食代(豚の唐揚げ):25ボリ(=422円)
・夕食代(フルーツサラダ等):70ボリ(=1,183円)
合計:18,644円
1月1日
・船代(コパカバーナ→太陽の島ノルテ港):50ボリ(=845円)
・チンカナ迷宮入場料:15ボリ(=253円)
・太陽の聖なる道入場料:15ボリ(=253円)
・船代(太陽の島ユマニ港→コパカバーナ):50ボリ(=845円)
・コカ茶:10ボリ(=169円)
・ポテチ:25ボリ(=422円)
合計:2,787円
1月2日
・ランドリー代(1Kg):15ボリ(=253円)
・昼食代(ガーリックのトラウト等):67ボリ(=1,132円)
・バス代(コパカバーナ→ラパス):50ボリ(=845円)
・夕食代(エンパナーダ等):32ボリ(=540円)
合計:1,925円




