約半年ほど前になりますが、2024年9月13日から9月23日まで、タイのパンガン島とタオ島を訪れました。
今回はその旅の記録を振り返りながら、備忘録としてここに残しておきたいと思います。
↓今回の旅のルートはこちら↓
旅のハイライトは以下の3つです。
- パンガン島のヌーディストビーチ
イスラエルオヤジと一緒に全裸で砂遊び! - パンガン島のフルムーンパーティ
命がけのファイヤー縄跳びに挑戦! - タオ島でウミガメとシュノーケリング
ところがシュノーケリング中にiPhoneが水没して大変なことに!
実は、旅行中にiPhoneが壊れてしまったため、途中から写真がありません…(T_T)
そのため、写真がある部分だけをブログに書き残そうと思います。
内容はほぼパンガン島での出来事に集中していますが、その点についてはご容赦ください。
【バス&フェリー】バンコク→パンガン島
深夜、バンコクのスワンナプーム空港に到着。
今夜は空港で過ごすつもりだったので、まずは空港1階にある「Magic Food Point」というフードコートで夜食を食べることに。

ここは空港内で唯一、安く食べられる場所だから、いつもここを利用する。
食事は入口でクーポンを買って支払うシステム。

パッタイを食べ終わると、お腹がいっぱいになった。
空港のベンチで夜を明かすことに。
エアコンが効いて寒かったので、トラベルシーツにくるまって寝る。
明け方、Grabアプリでタクシーを呼び、カオサンロードへ向かう。

バンコクからパンガン島へ行く方法はいくつかあるけれど、今回はロンプラヤ(Lomprayah)のバスとフェリーのジョイントチケットをオンライン(12Go Asia)で予約。
スマホで予約画面を見せて、受付で名前を書き、胸にシールを貼られる。
シールでお客さんを色分けして、バスの種類や行き先を確認するシステムらしい。
しばらくして、係員に呼ばれ、バスに乗り込む。

バスはカオサンを6時に出発。途中、乗客を乗せるために何度か停車しながら、Chumphon(Lomprayah Pier)へ向かう。

Chumphonに到着したら、フェリーの出発までしばらく待機。
タオ島、パンガン島、サムイ島行きの人々で賑わっていた。


桟橋近くのレストランでカルボナーラとスムージーを購入。
昼食を済ませると、ちょうどフェリーが到着したので乗り込む。


パンガン島のトンサラ港には、少し遅れて4時半頃に到着。

港から少し歩いたところでナイトマーケットを見つけた。
毎週土曜日の夕方から夜にかけて開催され、タイの屋台料理やお土産、衣料品などが並んでいる。


屋台の料理がとても美味しそうだったので、夕食は屋台で食べることに決め、宿へ向かう。

「The Pier」という宿にチェックイン。
エアコンはなくてもファンで十分なので、ファン付きのバンガローを選んだ。
ハンモックもあり、リラックスできそうな雰囲気。

部屋に荷物を置いて、すぐにナイトマーケットに出かけた。



屋台でイカ焼き、寿司、イカサラダ、カットフルーツなどをつまみながら、路肩で食べた。
パンガン島の情報が欲しかったので、近くの日本食レストラン「座禅 The Zen」に立ち寄る。

オーナーのノブさんから、パンガン島について色々と教えてもらった。
ノブさんの話によると、パンガン島はサブカルチャーの聖地で、世界中から個性的な人々が集まる場所だそうだ。
ヨガや瞑想、スピリチュアルな活動を楽しむ人々が多く、自由を求めるヒッピーたちの集まる場所として有名。
さらに、南米アマゾンから来たシャーマンも住んでいて、アヤワスカのセレモニーが行われていると聞いた。
でも、タイミングが悪く、そのシャーマンは巡礼の旅に出ていて不在だった(‘A`)
ノブさんは、Srithanu Beach近くの町が面白いかもしれないとアドバイスしてくれたので、滞在中に行ってみることに決めた。
ノブさんと話していると、流暢な日本語を話す欧米人らしき常連さんが登場。
彼の名前はPeterで、オランダ人と日本人のハーフ。
カイトサーフィンが趣味で、明日も仲間と一緒に遊ぶ予定だとか。
興味があったので、連絡先を交換し、遊びに行く約束をした。
【迎えの車はBMW!】タイのお金持ちとお友達になる
翌朝、バンガローのハンモックでうたた寝をしながら、今後の予定を考える。

ハンモックからはすぐそこがビーチで、波の音が心地よく響いている。
遠くに広がる海を眺めながら、ただだらだらと過ごす至福のひととき。
普段、日本で忙しく働いているのは、この瞬間のためだと実感する(*´Д`*)
ゆっくり近所のカフェで朝ご飯を食べ、チェックアウトを済ませる。
今日はHaad Rin地区に宿を取っているので、バックパックを背負い、昨日約束したPeterのいるビーチへ向かうことにした。
歩きながらしばらく進んでいると、Peterからメッセージが届く。
ちょうど彼も仲間とお昼ご飯に行くところで、車で迎えに行くと言われ、歩くのをやめて道端で待つことに。

レンタルバイクで迎えに来るのかと思っていたが、目の前に現れたのはBMWの立派な車(゜д゜)
昨日会ったPeterとその仲間たちが笑顔で手を振ってくれ、急いで車に乗り込む。
驚いたことに、このBMWはレンタルではなく、Peterの自家用車だった。
自宅のあるバンコクから、この車でパンガン島まで来たとのこと。
タイ本土からフェリーで車を持ち込むのは高いのに…!
話を聞くと、Peterは自分の会社を持つお金持ちの社長だと判明(笑)
そして、彼の仲間もみんなお金持ちだった(爆)
貧乏バックパッカーの私が、こんなタイのお金持ちと一緒に過ごして大丈夫なのだろうか…!?(・∀・)

ランチに訪れたのはタコスのお店。
高級店ではなく一安心(‘A`)
Peterおすすめのお店だけあって、とても美味しかった。
食後は、カイトサーフィンをしにHaad Baan Tai beachへ向かう。

カイトサーフィンは、風の力を利用して海上を滑走するウォータースポーツ。
専用のカイト(凧)を空中に揚げ、風の力でボードに乗りながら海上を移動するのだが、初心者には難しいらしい。

この日は風が強すぎて、初心者かつ体重が軽い女性には危険だと言われ、風が収まるのを待っていたが、結局ずっと強風のまま。
残念ながら、カイトサーフィンの挑戦は諦めることに。
強行したら、空高く飛ばされるらしい(‘A`)
まだ死にたくないので、今日はみんなの写真撮影を頑張ることにした(笑)

こちらの写真の男性はPeterの友達で、タイ人とフランス人のハーフ、名前は「Oyaji」と言われる。
以後、彼の名前はOyajiになった(*´∀`*)
Oyajiはちょっと小太りだが、カイトサーフィンでジャンプしたりして、とても上手でかっこよかった!

Peterは、まるでハリウッドスターのようで、カイトサーフィンがとても様になっていた。
もう一人、タイ人の女性がいて、彼女の名前はLoukmoo。
タイ語で「子豚」を意味する名前だが、赤ちゃんの頃、子豚に似ていたから「Loukmoo」と名付けられたらしい…(゜д゜)
日本では「子豚」なんて名前をつけたら大問題だが、タイでは普通のことらしい。
カイトサーフィンはできなかったけれど、Peter、Oyaji、Loukmooと4人で海でワイワイ楽しんだ。
その後、Peterのホテルでシャワーを借り、夜はみんなでインドカレーを食べに行くことに。

4人で行ったので、色々なメニューをシェアできてお得だった。
特にナンが美味しかった!
食後、Peterが車でHaad Rinの宿まで送ってくれることに。
Haad Rinへ向かう道は急勾配の坂道で、まるでジェットコースターのようだった。
交通事故が多発している区間らしいが、頑丈なBMWで安全運転してくれたおかげで無事に到着。
まるで牢屋みたいな部屋にチェックイン。

南京虫はいなかったけれど、少し怖かったのでトラベルシーツにくるまって寝ることにした。

洗面台の水を出すと足元にドバドバと水が流れ落ちてきてビックリ!
下水管がないため、洗面台の穴から直接水が下に落ちていく。
シャワールームの水も横にある穴から外に流れ出て、土に染みていた。
環境的には大丈夫なのだろうかと心配になった。
そんなクオリティの宿でも、3泊で2550バーツ(≒11,217円)もした。
なぜこんなに高いのかというと、フルムーンパーティの時期はHaad Rin地区の宿泊料金が高騰するため。
最低でも3泊~5泊しないと宿に泊まれないことが多い。
酔っ払った後、パーティ会場から歩いて帰れる場所が良かったので、多少の不安があってもこの宿に決めた。
荷物を置いて、周辺を少し散歩してみることに。


タイはマリファナ合法なのでいたるところに店がある。
そして、私がタイで出会う人、ほぼほぼマリファナ吸ってる(‘A`)

フルムーンパーティの会場となるHaad Rinビーチには、クッションがたくさん置かれ、ファイヤーショーを見ながらお酒を楽しめるバーができていた。

フルムーンパーティと言えば、バケツカクテル。
グラスではなく、大きなバケツに大量の酒を入れて飲むスタイル。
バケツカクテルは毎日売られている。

昨日のバンガローが恋しいけど、牢獄に戻って就寝。
【ユアンビーチ】舟でしか行けない秘境ビーチでのんびりダラダラ
翌朝、私の牢獄の外観を撮影する。

宿は長屋のような造りで、地元の人々が住んでいるアパートっぽい雰囲気があった。
洗濯物が大量に干してある部屋が多かったから。
でも、安く泊まれるのはありがたい。
この日は、ボートでしか行けない秘境のユアンビーチに向かう。

Haad Rinビーチから、ボートのおじさんと価格交渉をしてユアンビーチへ向かうことに。
何人か集まれば料金が安くなると言われたので、少し待つことに。
しばらくするとユアンビーチに行く観光客が集まり、一緒にボートに乗り込んだ。

ユアンビーチは陸路で行けないため、片道300バーツ(≒1,319円)を払ってボートで向かう。

ユアンビーチはHaad Rinビーチよりもきれいで、人も少なく、リラックスできる穴場のビーチ。
数軒の宿とレストランがあるだけで、静かな時間を過ごせる。



リゾートホテルのプールは宿泊者以外でもドリンクを注文すれば利用できると言われ、ピニャコラーダを注文してリゾート気分を楽しむ。

牢獄に泊まってるのになんだかリゾート宿泊客みたいな気分になってくる。
泳いでお腹が空いたので、高台にあるレストラン「Bambu – Jungle Lounge」にランチを食べに行く。


海を見ながらガパオライスを食べる。
とても美味しかった。

食後はのんびり過ごし、ボートでHaad Rinに戻る。

牢獄にシャワーを浴びに戻り、夕食を食べに出る。

夕食はHaad Rinの有名店「ママズ・シュニッツェル」でシュニッツェルをいただく。
興味のある方は、ぜひ訪れてみてほしい。
【人生初ヌーディスト・ビーチ】全裸でイスラエルオヤジと全力砂遊び!
翌朝、近くのレストランで朝食をとる。
タイのフルーツは本当に美味しくて、滞在中は毎日のように食べていた。

フルーツヨーグルトを食べながら、今日は日本食レストランのノブさんに教えてもらったSrithanu Beach周辺の町に行くことに決めた。
Haad Rinからは直行できないので、まずはトンサイ港行きの乗り合いソンテウに乗る。
そして、トンサイ港から島の北方面行きのソンテウに乗り換え、Srithanu Beach近くの町で降りることに。
なんと片道400バーツ(≒1,758円)かかる。
タイの離島は物価が高い。
乗り合いソンテウは1回200バーツ(≒879円)ほどかかり、車をチャーターしようとするとさらに高くなる。
だからみんなレンタルバイクを使って島内を移動しているけど、急勾配の山道もあったり、酒に酔った人、マリファナでブリってる人もいるから、事故のリスクが怖くて普段バイクを使わない私としては乗りたくない。
多少お金がかかっても、乗り合いソンテウでの移動が安全だと思っている。
まずは町の中心を散策し、そこからヌーディストビーチのPirate Beachに向かうことにした。

地図の赤丸のあたりが町の中心なので、面白そうな店はないか物色しながら歩く。
Pirate Beachは少し入口がわかりにくい。

遠浅の普通のビーチが広がっている隅っこの方に小屋と岩場があり、この岩場の奥にヌーディストビーチあるのだ。

ビーチには既に3人の先客がいて、全裸のオヤジが一心不乱に砂遊びをしている。
近くには、まだ服を着ている欧米人女性がいる。
おそらく到着したばかりなのだろう。
その近くでは、半裸のオヤジが小屋で珊瑚のオブジェを手に遊んでいる。
私もすぐに全裸になり、荷物と服を木に引っ掛けて、海でプカプカ浮いてみる。
長時間歩いて汗をかいていたので、冷たい海水が気持ちよくてたまらない。(*´∀`*)
この広い空と海の中で全裸になることがこんなに気持ちいいなんて、クセになりそう。
欧米人女性も全裸になり、海の中で果物をかじり始めた。
珊瑚で遊んでいたオヤジも、いつの間にか全裸になり、小屋で太鼓の演奏を始める。
変わらず真剣に砂遊びをしているオヤジ。
太鼓の音をBGMに、みんなが全裸で自由に、のんびり過ごしているこの空間が、なんとも素晴らしくて、この瞬間がずっと続けばいいのにと思った。
しばらくして、中東系のお兄さんが登場。
彼は仰向けに海に浮かんでて、股間が90度に反っていた。
その姿がまるで海から突き出す潜水艦のようで、思わず笑ってしまう。(‘A`)
おそらく彼の国では女性はアバヤをかぶって素肌どころか髪すらも見せないのだろう。
全裸の女性に驚いたのも無理はない。
欧米人カップルもやって来たが、泳がずに浜で寝転んで日光浴をしていた。
しばらく海でプカプカして、砂遊びをしているオヤジに話しかけてみると、彼はイスラエル人で、2〜3年前からパンガン島に住んでいるとのこと。
島に不動産を持っていて、働かなくても島でゆっくり暮らせるらしい。
今日みたいに時々ビーチで砂遊びを楽しんでいるのだとか…。
なんだかとても羨ましくなった。
私も砂遊びがしたくなり、イスラエルオヤジから道具を借りて、砂遊びに挑戦。

まずは砂をメッシュで濾し、金属の筒に溜める。
そしてピンクのバケツで海水を汲んで、海水を金属の筒に入れる。
最後に筒を抜くと、長方形の砂ができあがるので、木の棒で削って好みの形に整える。
イスラエルオヤジは、バターナイフで器用に人間の頭部を作っていた。

オヤジ、うますぎじゃね?(゜д゜)
パンガン島にきて日がな砂遊びばっかりして極めてしまったんだろうか。
イスラエルオヤジはすごい集中力で、時には四つん這いになり、肛門や睾丸を丸出しにして作業するので私も目のやり場に困る(笑)
子どものように無邪気に砂遊びしているイスラエルオヤジはとてもまぶしかった…!
私も年取ったらこんなファンキーなおばあちゃんになれたらいいなと思う。

イスラエルオヤジは出来栄えに満足し、何枚か写真を撮って帰っていった。
私の作品はというと…途中で手元をミスって崩壊してしまったので写真なし(T_T)
意外と難しいんだ…。
お腹が空いてきたので、町に戻ってランチを食べることに。
文明社会に戻るため、ちゃんと服を着る。

ビーガンレストラン「Eat.Co」で、野菜や豆腐を使ったランチを楽しみ、お腹がいっぱいになった。
Peterから聞いた噂によると、この島内でヌーディストヨガをする場所があるらしい。
全裸でダウンドックのポーズとかするの!?(゜д゜)
って思ったら面白そうな気配しかしないので、この町を色々探し回ったが、見つけることができなかった。
パンガン島にはカカオの力と呼吸法だけでぶっ飛べるセレモニーをする集団がいる、とノブさんが言ってたけど、おそらくその集団のチラシをレストランのトイレ前で発見。
参加したかったけれど、残念ながら明日パンガン島を離れる予定。
せめて、セレモニーで使われるカカオを飲める店「Seeds of Dreams」に行ってみることに。

店内はおしゃれで、ゆっくりくつろげる空間。

カカオドリンクとカカオケーキをいただいた。
今まで味わったことがないほど濃厚で、思わず驚いてしまった。
食後はヒンコーンビーチへサンセットを見に行く。

ビーチのバーで夕日が沈むのをずっと見ていた。
【ファイヤー縄跳び初挑戦!】世界三大レイブ・パンガン島フルムーンパーティ
夜、Oyajiとフルムーンパーティに行く約束をしていたので、待ち合わせのビーチ沿いのレストランへ向かう。
Haad Rinの街は、フルムーンパーティのために世界中から観光客が集まり、ごった返していた。

暗闇で光る蛍光塗料のボディー・ペイントを塗ってくれる店がズラリ。

みんな好きなデザインで顔や体にペイントしてもらって、すっかりパーティモード。
私は日本人アピールしたくて、顔に日本の国旗を描いてもらった(笑)
日本人をほとんど見かけなかったので、これでちょっと目立とうと思った(・∀・)



待ち合わせのレストラン「Sand & Tan」に着くと、Oyajiとその友達6人くらいが集まっていた。
みんなOyajiのカイトサーフィン仲間で、Oyaji以外はみんなパンガン島の島民。
しかも、Haad Rin地区の豪華なホテルを持つオーナーたちだったから、みんな超お金持ち。
Sand & Tanも彼らの所有で、テーブル脇には給仕の人がずっと待機していて、ワインを注いでくれる。
なんだか自分が場違いな気もしたけど(笑)
なんとかホテルオーナーの集いに混じって、楽しくご馳走になった。
カイトサーフィンって、かなりお金がかかるスポーツらしい。
道具一式揃えるだけで結構な額になるから、なるほどお金持ちが多いわけだ。
タイの富裕層の方々の生活を垣間見ることができて、ちょっと特別な体験だった。
その後、オーナーたちとは別れて、Oyajiと二人でパーティへ出発。



フルムーンパーティは、毎月満月の夜にパンガン島で開催される大規模なビーチパーティで、世界中のバックパッカーや観光客が集まる、東南アジアでも有名なナイトイベントのひとつだ。
スペインのイビザやインドのゴアと並ぶ、世界三大レイヴのひとつとしても知られている。
正直言うと私はパリピじゃないけど、変な人が集まると噂を聞いて、どんな雰囲気なのか一度は見てみたかった。
実際に来てみて、確かにここには変な住人や旅人が多かった(笑)



フルムーンパーティに来たら、やりたいことが一つあった。
それは、ファイヤー縄跳び。

炎をまとった縄を飛ぶという、命がけのクレイジーな遊び(゜д゜)
最初はゆっくり回してくれるけど、だんだん速度が上がり、うまく跳べる人でも20回くらいが限界。
慣れていないとすぐに縄に当たっちゃう。

このアトラクションは大人気で、次々に挑戦者が現れる。
ホテルオーナーの集いで知り合ったタイ人によると、ファイヤー縄跳びはすごく危険らしい。
実際に大火傷を負った旅人もいるんだとか。

でも、好奇心に勝てず、私も挑戦してみることに!
アドレナリン全開で、テンションが上がる。
Oyajiも一緒に跳んで、二人で楽しんだ。

フルムーンパーティに来たら、これを飲まないと!という名物、バケツカクテル。
酒がもはやグラスじゃなくてバケツで出てくるのがウケる。
バケツにリキュールとトロピカルドリンクを混ぜた、量が半端ないカクテルで、アルコール度数はかなり強い。

ここでまたホテルオーナーの集いにいたタイ人と合流し、みんなで酒を飲む。
みんなで盛り上がって飲んだ後、再びビーチで踊ることに。
だけどその頃には酒が強すぎて私もOyajiも完全に酔っ払ってしまい、人混みの中ではぐれてしまった。
バケツカクテルはアルコール度数が高いので飲みすぎに注意だ(‘A`)
ベロベロ状態で宿に歩いて帰ってしばらく寝ていたのだが、夜中にふと目覚め、もう一度ビーチに行ってみた。

空がだんだん明るくなってきていたが、ビーチにはまだたくさんの人がいて、体力オバケの人たちが楽しく踊っていた。



ビーチにはあちこち落とし物が散乱していた。
きっと酔っ払った人たちが踊りながら色々落としていったのだろう。
フルムーンパーティに来る時は荷物や貴重品は最小限に、そして混雑しているのでスリや置き引きにはご注意を。
【フェリー】パンガン島→タオ島
朝までパーティを楽しんだので、寝ずにそのまま港へ向かうことに。
ついにパンガン島を離れ、フェリーでタオ島に行く。

港近くのレストランでおかゆの朝ごはんを食べながら、フェリーの出発を待つ。
このおかゆ、二日酔いにぴったり。
あっさりと体に染み渡る。

ネット(12GO)でLomprayah社のフェリーを予約していたので、港の窓口で受付を済ませてから、船に乗り込む。
フェリーは約1時間半ほどでタオ島に到着。

港周辺には外国人向けのレストランが多い。
私は港から歩いて10分ほどのところにあるYang restaurantでランチをとることに。

安くてボリューム満点、美味しいパッタイをいただく。
食後、シャロクバーンカオ湾にある宿までバックパックを背負い、坂道を30分以上歩くことに。
ほとんどの人はソンテウで移動するけれど、私みたいな貧乏バックパッカーは節約のため、汗を流しながら歩かざるを得ない…(T_T)

Agodaで予約したビーチ沿いのバンガローにチェックイン。
ファン付きの部屋で快適に過ごせた。
【遠泳したら入場料タダ!】Crab Bayまで泳いでたどり着く
部屋に荷物を置いた後、水着に着替えて宿のすぐ目の前にあるシャロクバーンカオ湾へ向かうことにした。

海の向こう側にはCrab Bayが見えた。

もしかしたらこれ、泳いで行けるんじゃね(‘A`)?
ふと思い立ち、シュノーケルを装備して泳ぎ始める。
結果、なんと本当に行けてしまった…!

Crab Bayに到着し、そこから振り返ると、シャロクバーンカオ湾が見渡せた。
距離はそこそこあるけれど、なんとか泳ぎきることができた。
本来なら、Crab Bayには坂道を登って行く必要があり、その途中に入場料を払わなければならない関所がある。
でも、泳いで行けばその入場料はFREEだ(*´Д`*)

Crab Bayでは、岩の上にある歩道橋を渡って近くのFreedom Beachにも行ける。

Freedom Beachでは、欧米の旅行者たちがベッドチェアに寝転び、ゆったりと昼寝をしたり、読書をしたりしている姿が目立った。
日本人のようにガツガツ観光するのではなく、こうしたビーチでのんびり過ごす時間を楽しんでいる人が多い。
まさに贅沢な過ごし方だと感じた。
帰り道、シャロクバーンカオ湾まで歩いて戻ると、道端でかわいらしい犬を発見。

この毛長の犬種、なんていう名前なんだろう?
すごく可愛かったけどたまに牙むき出しで吠えてくるのがこわかった(・∀・;)

その後、シャロクバーンカオ湾にあるビーチ沿いのレストランで夕食を取ることに。

夜の海を眺めながら食べる野菜炒めは、なぜか格別に美味しく感じた。
食事を終え、宿に戻るとフロントで翌日のシュノーケリングツアーを申し込み、そのまま就寝。
【ウミガメとシュノーケリング】iPhone水没故障で大ピンチ!
タオ島での1日シュノーケリングツアーにはいくつかの選択肢があったけれど、私は宿からボート乗り場までの送迎がついて550バーツ(≒2,407円)のツアーを予約した。

ツアー内容は盛りだくさん。
タオ島で一番美しいサンゴ礁が広がるナンユアン島や、ウミガメと高確率で遭遇できるShark Bayなど、タオ島のシュノーケリングスポット5カ所を巡り、さらに船内でのランチもついている。
送迎車では一人旅の台湾人・yeanと出会い、すぐに意気投合して一緒にツアーを楽しむことに。
周りはカップルやグループばかりで、一人参加は私たちだけだった。
yeanとはこの後、タオ島滞在中レンタルバイクなどを借りて、一緒に島での滞在を楽しんだ。

船には滑り台がついていて、海にダイブするのがとても楽しい!
船は大きく、乗客もたくさんいるから、1人550バーツという破格な値段でもツアーが成り立つのだろう。




実は食事の前にナンユアン島に行き、そこで写真をたくさん撮ったのだけど、ツアー最後に訪れるスポットのShark Bayでウミガメと泳いでいたとき、私は悲劇に見舞われる。
防水ケースに入れていたiPhoneが水没し、なぜかナンユアン島の写真だけ消えてしまった…。
頑張って山の上まで登って、ポスターなどでよく見かける島の全景が見えるスポットでたくさん写真を撮ったのにショックすぎる(T_T)
防水ケースに小さな穴が開いていたようだ。
電源も入らなくなり、完全に故障してしまった。
そんな私を哀れに思ったyeanは、ツアーの後、一緒に修理店を探してくれた。
なんとか島唯一の修理店に駆け込んだものの、修理技師は島を離れていて、戻るのは2か月後とのこと…。
すぐに修理できず、帰りのバンコクまでのフェリー&バスのチケットや日本への航空券のデータもiPhoneに入っていたため、途方に暮れてしまった。
パソコンは持っていたので、Cloudに保存していたデータを取り出してなんとか帰路につけたけれど、パソコンがなかったら本当にヤバかった。
しばらくタオ島で過ごした後、バンコクに戻り、MBK CENTER(マーブンクロン・センター)内の修理店に行って、ダメ元で修理を頼んでみた。
MBKの4階は、日本の秋葉原のようなエリアで、スマートフォンや家電を扱う店が多く、修理店も充実していた。
しかし、海水で内部が腐食し、結局iPhoneは修理できなかった。
その後、日本で携行品損害の海外旅行保険を使って保険金請求をしたけれど、その流れについて興味がある方は、以下のブログで詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
i-phoneが壊れて悲しかったけど気持ちを切り替えてアートメイクをしに行った。
チャトチャック近くのユニオンモール5階は美容サロンやネイルサロンが集まっているフロアで、そこにある「คิ้วเฮ้าส์ by Meily」というサロンで眉毛の施術を受けた。
日本でリタッチを含めると10万円ほどするところ、タイのこのお店ではなんと4,500バーツ(≒19,695円)で受けられた。
i-phoneは失ったけど代わりにキレイな眉毛を手に入れることができたと自分を励ます(‘A`)
アートメイク体験記は以下の記事で詳しく紹介しているので良かったら読んでください。
タイ・バンコクで眉のアートメイク体験!料金から施術の流れまで完全ガイド
【まとめ】パンガン島&タオ島旅行の旅費は155,388円
今回の旅費は、トータルで155,388円。
- 渡航前費用 46,740円
航空券、新幹線、高速バスなどの交通費 - クレカ決済 43,962円
島へのフェリー&バス代、ホテル代、アートメイク代等 - 両替(キャッシング) 64,686円
14,000バーツ
日本とバンコク間の航空券は、ピーチ航空を利用して往復36,350円とお得に手に入れることができ、渡航前の費用を抑えることができた。
アートメイクには約2万円かかり、予想外の出費だったが、眉毛を描かなくてもよい日々が続くのは、コスパが抜群で非常に満足している。
離島はバンコクより物価が高く、特にパンガン島はフルムーンパーティの時期に行くと宿泊代などが高騰するため、予算には少し余裕をもたせておくのが賢明だろう。
iPhoneが水没してしまったというトラブルもあったが、スマホなしで過ごしたタイでの時間は、スマホがなかった若かりし時代、手探りで迷子になりながらタイを旅をした当時の懐かしい気分を思い出させてくれて、楽しいひとときだった。