【13】サマルカンドから中東の国オマーンへ 移動日ルポ(2025.4.16)

オマーン

中央アジア・ウズベキスタンのサマルカンドから、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビを経由して、中東の国オマーン・マスカットへ移動。

今回は、サマルカンド→アブダビ間は「Wizz Air Abu Dhabi」、アブダビ→マスカット間は「Air Arabia」と、どちらもLCC(格安航空会社)を利用した。

機内食サービスがないため、アブダビではクレジットカードに付帯しているプライオリティ・パスを使って空港ラウンジ「Pearl Lounge」へ。

ラウンジで提供される温かい料理やデザート、ワインをたっぷり楽しんだ。

ちなみにアブダビ空港では、水のペットボトル1本が400円近くするので、無料で食事と飲み物がとれるラウンジは本当にありがたかった。

今回は、UAEを拠点とする2つのLCCの搭乗体験と、アブダビ空港でのラウンジ体験を紹介。

サマルカンド空港でまさかの爆睡 ギリギリ搭乗へ

朝、Yandexタクシーで宿からサマルカンド国際空港へ。

サマルカンド国際空港
チェックインカウンター

チェックインカウンターには、巡礼ツアーと思しきムスリムの団体が長い列を作っていて、なかなか進まない。
やっと自分の番がきた頃には少し焦りもあったけれど、オンラインチェックインを済ませていたおかげで、すぐに搭乗券を受け取ることができた。

ありったけのスムを使い切って朝食

出国手続きを済ませたあと、最後の所持金80,000スム(=約877円)を使い切るため、搭乗ゲート付近のカフェで朝食をとる。

ピザにお茶、チョコ、水と、なんとかギリギリで使い切る。

カフェのソファが大きくて、つい寝転んでしまい、そのまま爆睡。

気づけばファイナルコール寸前、店員に「アブダビ(‘A`)?」と起こされ、大慌てで搭乗口へ向かった。

Wizz Airでアブダビへ LCCでも快適フライト

Boarding

LCCながらシートの狭さもさほど感じず、快適な3時間25分のフライト。

アブダビとの時差は1時間。

Wizz Air Abu Dhabiの機内の様子

アブダビ空港でトランジット チェックインでまさかの確認事項

アブダビ空港の波打つ天井

アブダビ空港に到着。

波打つような天井が印象的な、近未来的な空港。

巨大なアブダビ空港

入国審査を通過して一度UAEに入国。

以前アブダビは観光で訪れたことがあるし、今回はトランジットが5時間45分だけだったので、外に出ず空港内で過ごすことに。

サマルカンドの宿のオーナーが持たせてくれたパンをかじりながら、チェックイン開始の時間を待つ。

出発の約3時間前にAir Arabiaのカウンターへ向かうと、すでにチェックインが始まっていた。

少し出遅れた。

チェックインカウンター

オンラインチェックインを済ませていたので、スムーズに発券できるかと思いきや、オマーンでの宿の予約バウチャーと、復路の航空券の提示を求められた。

オマーンの入国要件に必要だとは知っていたけれど、まさかチェックインカウンターで確認されるとは思わず、ちょっと驚いた。

チケット発券後、すぐに出国審査へ。

おしゃれな空港

アブダビ空港は物価が高く、水1本買うだけでも400円近くする。

そんな理由もあり、今回は楽天プレミアムカードに付帯するプライオリティ・パスを活用。

保安検査を通過し、ゲートD43近くにある「Pearl Lounge」へ。

プライオリティ・パスでラウンジ飯とワインを満喫

スマホアプリで会員証を提示して入場。

LCC利用なので機内食はないぶん、ここでがっつり補給。

ラウンジの料理・おかず
ラウンジの料理・サラダ
ラウンジの料理・揚げ春巻き等
ラウンジの料理・デザート
ラウンジの料理・パンやジュース
ラウンジのお酒コーナー
ラウンジでの夕食

ビュッフェ形式の料理、サラダ、パン、揚げ春巻き、デザートなどが揃っていて、飲み物は白ワインを選択。

無料なのをいいことに、遠慮なく食べて飲んだ。

デザートも

デザートタイムは赤ワインと一緒に。

どれも美味しくいただきました。

Air Arabiaでマスカットへ 今度は余裕をもって搭乗

さすがにもう寝坊はしないと気を引き締めて、早めにゲートへ。

Boarding中の夕日

少し遅れてボーディングが始まる頃には、外はすっかり夕暮れ。

上空からのアブダビ空港

離陸時にはすっかり暗くなっていて、アブダビ空港のフォルムや街の灯りが上空から美しく見えた。

上空からのアブダビ
UAE上空の謎の街

途中、矢印型に見える不思議な街を発見。さすがUAE、インパクトがすごい。

マスカット上空

1時間の短いフライトで、マスカット空港に到着。

マスカット到着 SIM購入と宿の送迎にひと苦労

イミグレでは名前や滞在日数などを聞かれただけで、あっさり入国。

宿に連絡するため、WhatsAppを使おうとしたが、空港の無料Wi-Fiが繋がりづらく、先にSIMカードを購入することに。

SIMカードショップ

SIMショップは何社かあったが、どこが良いのかわからず適当に選ぶ。

16GBで11リアル(=4,067円)と、ウズベキスタンと比べるとかなり高い。

空港から宿までは15分ほどの距離。

WhatsAppで送迎をお願いし、約1時間後に迎えの車が到着。

待ち合わせ場所は出発フロアBゲート付近。

出発フロアBゲート付近

送迎は無料。

宿代も3.2リアル(=1,183円)とオマーンにしては格安なので、待ち時間が長くても文句は言えない。

迎えの車は天井がオープンするレクサス車

お迎えの車はなんと天井がオープンするレクサス!

車社会のオマーンでは公共交通機関が使いにくいので、送迎があるのはありがたい。

女子ドミ

ただし宿はやや場末感があり、シーツは洗っていないような感じで、髪の毛やゴミが目につく。

共用スペースも散らかっていて、衛生的に少し気になるレベル。

この宿を拠点にオマーン各地を周ろうと、先々まで予約していたけれど、ちょっと気が重くなる。

マスカットの宿は全体的に高くて、つい最安値クラスを選んでしまったことを少し後悔(‘A`)

4月16日:使ったお金

オマーンのSIMカードが予想外に高くて痛い出費(‘A`)

・航空券(ウズベキスタン→オマーン):22,180円

・タクシー:18,000スム(=197円)
・朝食等:80,000スム(=877円)

・SIMカード(16GB):11リアル(=4,067円)
・宿代:3.2リアル(=1,183円)

合計:28,504円