
描かなくてもきれいな眉毛があったらなぁ・・・
タイのバンコクに遊びに行ったついでにアートメイクをしてきました。
この記事では、アートメイクの基本からバンコクのおすすめサロン情報、施術の流れや料金、そして日本との違いを詳しく解説します。
汗や水にも強く、旅行中や日常の手間を省きたい方にぴったりな美容施術です。
アートメイクとは?タトゥーとの違いと特徴
アートメイクとは
アートメイクは、専用の針やマシンを使い、皮膚の浅い層に色素を注入する美容施術です。
- 目的
眉毛やリップ、アイラインにインクを入れ、メイクの持続性を高めること - 特長
汗や水で落ちることがなく、自然な美しさを長期間保つことができます - インクの持続期間
平均2〜3年(個人差あり)
時間の経過とともに色素が薄くなり、デザインやカラーの変更が可能です
施術方法
アートメイクの主な施術方法には、手彫りとマシン彫り(機械彫り)の2種類があります。
それぞれの特徴は以下の通りです。
- 1本1本毛を掘っていくため、リアルな毛並みを再現できる
- ナチュラルで自眉毛に近い仕上がりになる
- すっぴんでも自然な眉毛に見える
- アーティストの技術力の差が出やすい
- アイブロウパウダーでメイクしたような柔らかい印象
- 塗りつぶしたような仕上がりになり、立体感が少ない
- 高速で均一に掘るため、施術時間が短く痛みが少ない
アートメイクとタトゥーの違い
項目 | アートメイク | タトゥー |
---|---|---|
施術部位 | 眉毛、リップ、アイライン等 | 全身どこでも可能 |
色素の層 | 皮膚の浅い層 | 皮膚の深い層 |
持続期間 | 約2〜3年(徐々に薄くなる) | 永久的 |
目的 | メイクの補完・持続性を高める | アート・個性の表現 |
除去の難易度 | 自然に薄くなる | 除去はレーザー施術が必要 |
日本での施術について
日本では、アートメイクは医療行為として分類されています。
そのため、医師または医師の指示を受けた看護師が施術を行う必要があります。
違法業者による無資格施術も存在するため、注意が必要です。
アートメイクを始めた理由
私は世界一周旅行を控え、眉毛のアートメイクをすることにしました。
その理由は、旅をより快適に楽しむためです。
- 暑い国でも安心
高温多湿の場所では汗で眉メイクが落ちやすいため
アートメイクならその心配がありません - 水辺でも安心
海や川で泳いでも、眉毛が消えてしまう心配がなくなるのはとても助かります - 荷物を減らせる
旅の荷物を少しでも軽くするため
眉ペンなどのメイク道具が不要になるのは大きなメリットです
アートメイクのおかげで、旅先でも眉毛を気にせず思い切り楽しめています!
バンコクのおすすめサロン「คิ้วเฮ้าส์ by meily」
お店を知ったきっかけ
このサロンを知ったきっかけは、バンコク・カオサンにある日本人宿「Long luck guesthouse」のオーナー、ゆかりさんの紹介です。
私はバンコクに滞在する際、居心地の良さからこの宿を定宿にしています。
そんな中、ゆかりさんの整った眉毛が前から気になっていて、「素敵だなぁ」と思いながら見ていました。
ある日、アートメイクに興味があると相談したところ、ゆかりさんが「私も行っているよ」と、信頼できるサロンを教えてくれました。
これまでにも宿泊客を何人もそのサロンに紹介しているそうで、今回私の予約もゆかりさんが代行してくれました。
サロンの場所
「คิ้วเฮ้าส์ by Meily」は、チャトチャック近くのユニオンモール5階にあります。
ユニオンモール5階は、美容サロンやネイルサロンが集まるフロアです。

店名の看板はタイ語ですが、**「by Meily」**の英語部分を目印に探せば見つけやすいです。


予約方法
自力で予約する場合、お店のFacebookアカウント(บ้านวุ้นเค้ก By Milin)もしくはLINE(ID:@1234)から予約できます。

英語でメッセージを送れば対応してくれます。
Long Luck Guesthouseの宿泊者であれば、ゆかりさんに予約をお願いしてみても良いかもしれません。
おすすめの施術者
サロンのMeilyさんは高い技術力と評判があり、とても人気があります。

- 他のスタッフより料金は少し高めですが、仕上がりのクオリティを重視するならMeilyさんがおすすめです
- 私も当日に運良くMeilyさんの予約を取ることができました
アートメイクの料金体系とお得なリタッチプラン
手彫りや機械彫り等メニューは色々ありますが、私は「6Dの手彫り施術」を選びました。
施術はMeilyさん指名でお願いし、料金は4,500バーツ(約2万円)でした(為替レートにより変動あり)。
支払いはクレジットカードで行い、後日明細を確認したところ20,229円でした。
この料金にはリタッチ費用も含まれています。
ただし、無料リタッチは初回施術から3ヶ月以内に来店する場合に限られます。
それ以降の場合でも、以下の割引料金でリタッチを受けることが可能です。
〈リタッチ(2回目)料金表〉
リタッチまでの期間 | 金額 |
---|---|
3ヶ月以内 | 無料 |
6ヵ月以内 | 1,000バーツ |
1年以内 | 1,500バーツ |
1年半以内 | 2,000バーツ |
2年以内 | 2,500バーツ |
私は仕事の都合で頻繁に長期休暇を取るのが難しいため、4ヶ月後にリタッチへ行きました。
この場合、1,000バーツ(約4,300円)でリタッチが受けられるのでとてもお得だと感じました。
日本では、アートメイクは高度な医療設備や資格が必要とされているため、費用は全体で約10万円程度(リタッチ含む)と高めに設定されています。
一方で、韓国やタイでは、同じような施術が日本より手頃な価格で受けられるため、旅行を兼ねて行うのもおすすめです。
施術の流れを解説!デザイン決めからアフターケアまで
1.デザイン決め
まずは希望の眉毛の形を、施術例の写真を参考にしながら相談します。
平行眉か、角度のある眉か、など細かく希望を聞いてくれます。
私は「ナチュラルで平行な眉」を希望しました。
簡単な英語で意思疎通が可能ですが、英語が苦手な場合は通訳アプリを活用するとスムーズです。
2.デザインの下書き
希望のデザインが決まると、眉ペンで顔に下書きをしてくれます。
骨格や目の位置を考慮し、左右それぞれ異なるデザインを描いて比較させてくれました。
私は左のデザインを選び、それに合わせて右の眉を描き直してもらいました。
遠近両方からバランスを確認し、黄金比に基づいて丁寧に調整してくれます。
3.施術開始
デザインが完成したら施術に移ります。

- 衛生面も安心
新品の刃を目の前で開封してくれるので、不安はありませんでした - 痛みはなし
麻酔クリームを使用するため、痛みを感じることはありませんでした
初めてのアートメイクで少し緊張しましたが、リラックスして受けられました。
施術直後は濃いですが、1週間ほどで自然な色合いに落ち着きます。

4.アフターケア
デザインの下書きから施術終了まで、約2時間です。
施術後は注意事項を聞き、保湿剤をもらって終了です。
- 3日間は眉毛を水に濡らさない
シャワー時に特に注意してください - 濃さの変化
施術直後は濃いですが、1週間ほどで自然な色合いに落ち着きます - 保湿剤を使用
色の定着を良くするため、しばらくはお店でもらった保湿剤を毎晩塗る - かさぶたに注意
3〜5日後にかさぶたができることがありますが、無理に剥がさない
まとめ:信頼できるサロンを選ぶ
アートメイクは、毎朝のメイク時間を短縮し、旅行や日常を快適にする素晴らしい施術です。
タイのアートメイクは、日本と比べて手軽でリーズナブルな価格が魅力ですが、初めてアートメイクをする際は、信頼できるサロンを選ぶことが大切です。
- 料金プランが明確か
- 技術力が高い施術者がいるか
- 衛生管理が徹底されているか
- 施術者と十分なコミュニケーションが取れるか
実際に施術を受けた人のレビューや体験談を参考にすることで、信頼できるお店を選ぶことができます。
信頼できるサロンを選べば、安心してアートメイクを受けられ、満足のいく仕上がりが期待できます。
もし不安がある場合は、日本の医療機関での施術を検討するのも一つの方法です。
また、施術後は眉毛を水や汗に濡らさないよう注意が必要なため、旅行中に施術を受ける場合は最終日に予約するのがおすすめです。
私も旅の最終日に施術を受けました。

観光ついでに信頼できるサロンを選び、美しい眉を手に入れよう!