今日は1日、宿でのんびりと休養。
そして夜は、シマウマやキリン、オリックスといった珍しい“ゲームミート”が楽しめる名店「Joe’s Beerhouse」へ。
ナミビア最後の夜にふさわしく、旅の締めくくりはワインとともに、ちょっと特別なBBQディナーを満喫した。
休養日と発見の日。YANGOはLEFAより安かった!

宿の朝食は毎日ほぼ同じメニューだけど、今日はパンにトマトやハム、チーズを挟んでサンドイッチ風にアレンジ。
こうしてちょっと工夫しながら、毎朝の食事を楽しんでいる。
この日は、旅の疲れを癒すための完全オフ日。
溜まっていたブログを書いたり、次の移動に向けて調べ物をしたりしていたら、気づけばあっという間に夕方に。
夜は、同じ宿に泊まっていた日本人旅人のナリさんと一緒に、「Joe’s Beerhouse」に行くことに。
行きは配車アプリのLEFAを利用したけれど、帰りは宿のスタッフにおすすめされたYANGOを試してみたところ、なんとLEFAの半額以下で済んだ。
ずっとLEFA一択だったのに、ナミビア最終日にこの事実を知るとは…思わず膝から崩れ落ちそうに。
これからナミビアを旅する方には、YANGOをぜひおすすめしたい。
キリンやシマウマも登場!ゲームミートでしめる旅の夜

実はウィントフック滞在中、これが初めての外食。
治安の心配や、レストランの物価の高さもあって、これまでは基本的に宿で自炊していた。
でも「最後くらいはちょっと贅沢してもいいよね」と、思い切って人気レストランに繰り出すことに
店内はとても広く、屋内外のどちらの席も個性的なインテリアで彩られていて、雰囲気も抜群。

この日は冷え込んでいたので、暖かい屋内席を選んだ。

飲み物は、カラフェで注文した南アフリカ産のロゼワイン(64Nドル=517円)。
フルーティーでとても飲みやすく、美味しい。
料理はナリさんとシェア。
せっかくなので、ゲームミートと牛ステーキの両方を頼んでみた。

こちらは、5種類のゲームミートが串になった「BUSHMAN’S SOSATIE」。
左から順に、シマウマ、クーズー、オリックス、スプリングボック、キリン肉というラインナップ。
説明写真には「クロコダイル」と書かれていたけれど、この日は「今日はキリンです」とスタッフから案内された。

どの肉もとても柔らかくて美味しく、どれがどの動物か分からないほどクセがない。
牛肉と言われて出されたら、そのまま信じて食べてしまいそうなくらい。
ナミブ砂漠ではオリックスやスプリングボックを何度も目にしていたので、思わず「ついに君たちを食べてやったぞ…」という謎の達成感まで芽生えてしまった。

牛ステーキも、噛むたびに肉の旨みがじゅわっと広がるジューシーさ。
ナミビアは牛肉も本当に美味しい国だと思う。
2人で来たおかげでいろんなお肉をシェアできたのも嬉しかった。
旅の話をしながら、ナリさんとはしみじみと最後の晩餐。
私は明日からザンビアのリビングストンへ、彼は引き続きナミビアを旅するとのこと。
ウィントフックでは本当にたくさんの日本人旅人と出会うことができた。
出会いと別れを繰り返しながら、それぞれが自分の旅路を進んでいく。
こんなにも遠く離れたアフリカの地で、日本人同士がゲームミートを囲んで語り合っているなんて──旅を始めたときには想像もしなかった風景だった。
明日からは、いよいよ新しい国へ。
次の旅先、ザンビアでは、またどんな出会いが待っているのだろう。
そんな期待を胸に、この日は眠りについた。
6月10日:使ったお金
この日は外出は夜のみだったので、夕食とその往復のタクシー代のみ。
2人で行動したため、料理もタクシー代もシェアできてかなりお得だった。
・タクシー代(往復割り勘):30Nドル(=242円)
・夕食代(ステーキ等):370Nドル(=2,994円)
合計:3,236円