今日はついにナミビアを離れ、陸路でザンビアへと向かう日。
国境越えのバスは、南アからナミビアに入ったときと同じ、あのインターケープ社の長距離バスだ。
出発30分前にオフィスへ向かったところ、そこは人・人・人の大混雑!
どうやら他の行き先のバスも同時刻に出発するらしく、狭いオフィス内には、荷物タグをもらうための長蛇の列ができていた。
そして15時発のはずのバスは、例のごとく出発遅れ。
結局、30分以上たってようやく動き出した。
ここからまた約24時間、果てしない長距離移動が始まる――。
出発前から大混乱!インターケープオフィスの列
次なる目的地はザンビアのリビングストン。
あの有名なヴィクトリアの滝がある町で、もちろん私もその滝を目当てにしている。
リビングストンはナミビア、ボツワナ、ジンバブエの国境が近く、日帰りで各国を回れる立地。
物価の高いジンバブエやボツワナへの拠点としても、ここは最適なのだ。
バスのチケットは、インターケープの公式サイトから事前購入。
ところがナミビアでは楽天モバイルのSIMが使えず、SMS認証ができないという壁にぶつかる。
あれこれ試した結果、ソニー銀行のデビットカードなら認証なしで突破でき、ようやく購入に成功した。

出発30分前にオフィスに到着。

建物の中は人でごった返していて、荷物タグをもらうために入ったはいいものの、他方面行きの乗客も入り混じっていて大混乱。
どの列がどこ行きなのかも分かりづらく、うっかり違う列に並んでしまい、かなりの時間をロスしてしまった。
ようやく正しい列にたどり着き、タグをもらえたのはすでに15時15分。
出発予定時刻はとっくに過ぎているが、列にはまだまだ人が残っている。
24時間の国境越えバス旅、いざザンビアへ!

オフィス前には何台ものバスが並んでいたが、行き先を確認し、無事リビングストン行きの車両に乗車。

座席は4列シート、後方にはトイレもついている。
南ア→ナミビア間で乗った時のように、映画上映やフットレストなどはなく、今回はやや簡素な仕様。
どうやらインターケープといっても、区間によってバスのグレードが違うようだ。

途中、数回トイレ休憩を挟みつつ進む。
休憩場所で買ったカレーは、電子レンジで温めてくれてホカホカ。
思いのほか美味しくて、ちょっと嬉しくなった。
アフリカでは“豪華バス”とされるインターケープ号に揺られながら、目的地リビングストンには翌日14時20分着予定。
でも定刻通りに着くなんてことは、アフリカではあまり期待しない方がいい。
そんなこんなで、また新たな長距離バス旅がスタートした。
6月11日:使ったお金
朝食代は実際には12日の出費ですが、ナミビアでの合計に含めるため11日分に計上しています(バス代はザンビア側で記録)。
・タクシー代(宿→インターケープ乗り場):50Nドル(=404円)
・お菓子:34.5Nドル(=279円)
・トイレチップ(2回分):4Nドル(=32円)
・夕食代(カレー):45Nドル(=364円)
・朝食代(スープ等):13Nドル(=105円)
合計:1,184円
これまでの旅費の合計

南アフリカからナミビアまでの旅費の合計は、164,143円でした。
・国境越えバス代(南アフリカ→ナミビア):7,391円
・ナミビアでの滞在費(11泊):クレカ払い38,847円+キャッシング117,905円=156,752円
合計:164,143円
日本出国からナミビアまでの旅費の総合計は、821,866円でした。