世界一周をするなら、どんなルートで、どの国をいつ訪れるのがいいのか。
私は出発前に、行きたい場所のベストシーズンや家族との旅程を考えながら、かなり細かく旅の計画を立てていた。
ただ、実際の旅は計画どおりに進むことばかりではない。
ビザが取れなかったり、航空券が高騰したり、暑さや疲れで予定を変更したり。
その一方で、予定にはなかった場所で思いがけずゆっくり過ごすこともあった。
この記事では、実際に旅した31カ国のルートを地図と日程表で紹介しながら、出発前に考えていた旅程と実際の旅を比較。
なぜこのルートになったのか、途中でどんな変更があったのか、そして1年間旅してわかった「予定を詰めすぎない旅」の大切さまで、振り返っていく。
実際に旅したルートを地図と日程表で紹介
2025年4月4日から2026年3月24日まで、約1年間かけて世界一周をしてきた。
まずは、実際に旅したルートを地図で紹介する。
↓Googleマップでルートを確認できます↓
青ボタンを押してください
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↓実際に旅した1年間の日程表はこちら↓
クリック・タップすると開きます
国名をクリックすると、その国のまとめページへ移動できます。
複数の国をまとめて紹介しているページもあります。
| 国名 | 地域 | 滞在期間 | 滞在日数 |
|---|---|---|---|
| 🇰🇷 韓国 | アジア | 2025/4/4〜4/5 | 2日間 |
| 🇺🇿 ウズベキスタン | アジア | 2025/4/5〜4/16 | 12日間 |
| 🇴🇲 オマーン | 中東 | 2025/4/16〜4/25 | 10日間 |
| 🇯🇴 ヨルダン | 中東 | 2025/4/25〜5/4 | 10日間 |
| 🇪🇬 エジプト | 中東 | 2025/5/5〜5/25 | 21日間 |
| 🇿🇦 南アフリカ共和国 | 南アフリカ | 2025/5/26〜5/30 | 5日間 |
| 🇳🇦 ナミビア | 南アフリカ | 2025/5/31〜6/11 | 12日間 |
| 🇿🇲 ザンビア | 南アフリカ | 2025/6/12〜6/18 | 7日間 |
| 🇧🇼 ボツワナ | 南アフリカ | 2025/6/14 | 1日間 |
| 🇿🇼 ジンバブエ | 南アフリカ | 2025/6/15 | 1日間 |
| 🇹🇿 タンザニア | 東アフリカ | 2025/6/18〜7/5 | 18日間 |
| 🇰🇪 ケニア | 東アフリカ | 2025/7/5〜7/11 | 7日間 |
| 🇸🇳 セネガル | 西アフリカ | 2025/7/11〜7/20 | 10日間 |
| 🇲🇦 モロッコ | 北アフリカ | 2025/7/21〜8/11 | 22日間 |
| 🇪🇸 スペイン | ヨーロッパ | 2025/8/11〜8/12 | 2日間 |
| 🇵🇹 ポルトガル | ヨーロッパ | 2025/8/13〜8/19 | 7日間 |
| 🇪🇸 スペイン | ヨーロッパ | 2025/8/20〜8/28 | 9日間 |
| 🇹🇳 チュニジア | 北アフリカ | 2025/8/28〜9/10 | 14日間 |
| 🇩🇪 ドイツ | ヨーロッパ | 2025/9/10〜9/15 | 6日間 |
| 🇨🇭 スイス | ヨーロッパ | 2025/9/15〜9/23 | 9日間 |
| 🇹🇭 タイ | アジア | 2025/9/24 | 1日間 |
| 🇯🇵 日本 | アジア | 2025/9/25〜9/30 | 6日間 |
| 🇹🇭 タイ | アジア | 2025/10/1〜2 | 2日間 |
| 🇳🇵 ネパール | アジア | 2025/10/2〜10/26 | 25日間 |
| 🇲🇽 メキシコ | 北アメリカ | 2025/10/26〜11/21 | 27日間 |
| 🇦🇷🇨🇱 パタゴニア | 南アメリカ | 2025/11/22〜12/10 | 19日間 |
| 🇨🇱 チリ | 南アメリカ | 2025/12/10〜12/12 | 3日間 |
| 🇲🇽 メキシコ | 北アメリカ | 2025/12/12〜12/15 | 4日間 |
| 🇵🇪 ペルー | 南アメリカ | 2025/12/16〜12/31 | 16日間 |
| 🇧🇴 ボリビア | 南アメリカ | 2025/12/31〜2026/1/11 | 12日間 |
| 🇨🇱 チリ | 南アメリカ | 2026/1/11〜1/16 | 6日間 |
| 🇦🇷 アルゼンチン | 南アメリカ | 2026/1/17〜1/24 | 8日間 |
| 🇺🇾 ウルグアイ | 南アメリカ | 2026/1/19 | 1日間 |
| 🇵🇾 パラグアイ | 南アメリカ | 2026/1/24〜1/30 | 7日間 |
| 🇧🇷 ブラジル | 南アメリカ | 2026/1/30〜2/13 | 15日間 |
| 🇵🇪 ペルー | 南アメリカ | 2026/2/13〜2/24 | 12日間 |
| 🇪🇨 エクアドル | 南アメリカ | 2026/2/24〜3/19 | 24日間 |
| 🇺🇸 アメリカ合衆国 | 北アメリカ | 2026/3/20〜3/23 | 4日間 |
| 🇯🇵 日本 | 日本 | 2026/3/24 | — |
ルートマップを見ると、かなりいったりきたりしているように見えるかもしれない。
実際、9月にはヨーロッパから一度日本へ帰国して10月から再び海外へ出ているし、メキシコからパタゴニアへ南下したあと、再びメキシコまで戻っている。
これは、最初から「できるだけ効率よく世界を一周しよう」と考えたのではなく、行きたい場所のベストシーズンや、家族の希望・予定を優先してルートを組んだから。
旅は大きく、前半の4月〜9月と後半の10月〜3月に分かれている。
前半はひとり旅で、9月のドイツ・スイスでは家族と合流。
家族旅行を楽しんだあと、一緒に日本へ一時帰国した。
そして10月から再び旅をスタート。
後半はまず父との二人旅で、ネパール、メキシコ、パタゴニアを巡った。
パタゴニアのあとに再びメキシコへ戻り、日本へ帰る父を見送ってからはひとり旅に切り替え、12月から南米を周遊した。
1年間の旅のうち、家族と一緒に旅したのは、9月のドイツ・スイスと10月〜12月のネパール、メキシコ、パタゴニア。
合わせて約3ヶ月で、それ以外はすべてひとり旅だった。
旅のルートはこうして決まった

では、出発前にどんなことを考えながら、このルートを組んでいったのか。
最初の軸にしたのは、アフリカのサファリ。
タンザニアとケニアでは、野生動物が見やすい時期に合わせてサファリをしたかったので、東アフリカを7月に設定した。
そこから逆算して、春から初夏にかけて中央アジア、中東、南アフリカを旅し、7月にタンザニア・ケニアへ。

その後、西アフリカからモロッコへ移動し、8月にはスペインへ。
スペインでは、以前から行ってみたかったトマト祭りが8月に開催されるため、ヨーロッパの旅も夏の時期に合わせた。

そして9月はドイツ・スイスで家族と合流。
家族旅行を楽しんだあと、家族と一緒に日本へ一時帰国した。
9月に日本へ一時帰国したのは、クレジットカード付帯の海外旅行保険を一度リセットする必要があったことも理由のひとつだった。
ここで前半の旅をいったん終了し、6日間の一時帰国を経て、10月から父との二人旅が始まった。

父が希望していたのは、ネパールのエベレスト・ベースキャンプとパタゴニアでのトレッキング。
両方のベストシーズンが重なる10月〜12月に設定した。

その途中には、私が行きたかった11月のメキシコの「死者の日」も入れさせてもらった。

まずネパール、次にメキシコ、そしてパタゴニアへ。
パタゴニアでの旅を終えたあとは、父がメキシコから日本への直行便で帰国するため、二人で再びメキシコへ向かった。
メキシコで父を見送ってからは、ひとり旅を再開。
12月にペルーから南米の旅をスタートし、そこから各国を巡りながら反時計回りに周遊していった。

南米では、雨季に見られるウユニ塩湖の「天空の鏡張り」に合わせて、旅の時期とルートを組んだ。
最後はアメリカを経由して、2026年3月24日に日本へ帰国。
こうして約1年間の世界一周を終えた。
このルートを決めるまでには、ベストシーズンやビザ、入国条件など、さまざまなことを調べた。
実際に私がどんな手順で1年間の旅程を組んだのか、こちらで詳しく紹介している👇️
予定は31カ国!実際に行けなかった国は?
では、実際の旅程は、出発前に考えていたものとどれくらい違ったのか。
なんと、実はほぼ予定どおりだった。
出発前には、訪れる国と大まかなルートをかなり細かく計画していた。
予定していたのは31カ国。
実際に旅を終えてみると、行けなかった国はモーリタニアと西サハラの2つだけだった。
一方で、予定には入れていなかった韓国とタイには、トランジットの関係で短期間ながら滞在することになった。
結果的に、実際に訪れた国も31カ国。
国数だけを見ると、予定していたのとまったく同じになった。
ただし、訪れる都市や地域、滞在日数はけっこう変わった。
「どの国へ行くか」はかなり予定通りだったけれど、「その国でどこへ行くか」「どこに何日滞在するか」は、旅をしながら変更していった部分も多い。
変更① 楽しみにしていたタンザン鉄道を諦め、ザンジバルへ
ここからは、そんな旅の途中で起きた予定変更を順番に振り返っていく。
アフリカでは、ザンビアからタンザニアへタンザン鉄道に乗って移動する予定だった。
鉄道で国境を越えながらタンザニアへ向かう、かなり楽しみにしていたルート。
ところが2025年は、ザンビアからタンザニアまで直行する列車がなく、国境で乗り換える必要があった。
しかも接続もあまり良くなく、その後の旅程を考えると、タンザン鉄道で移動するのはなかなか難しい状況だった。
そして、もうひとつ大きかったのが、自分自身の疲れ。
この頃には、南アフリカ共和国、ナミビア、ザンビア、ボツワナ、ジンバブエと、南部アフリカをかなりのペースで移動していた。
エジプトのダハブで一度休憩していたとはいえ、移動の多い旅が続き、少しずつ疲れも溜まってきていた頃。
そこでタンザン鉄道にこだわるのをやめ、ザンジバルで過ごす時間を前倒しすることにした。
結果的には、これがかなり良かった。

ザンジバルでは、ストーンタウン、ヌングイ、パジェなど、いろいろな場所を巡りながら、ビーチでゆっくり過ごした。
予定より長く滞在できたことで、ひとつの場所を急いで回るのではなく、島のいろいろな村を巡ることもできた。
きれいな海を眺めながら過ごす時間は、移動続きだった旅の良い気分転換にもなった。
長期間の旅では、行きたい場所へ行くことと同じくらい、途中でしっかり休むことも大切なのだと実感した。
ザンジバル・ナクペンダ島を訪れた日の旅の様子はこちら👇️
変更② ビザに2度振られ、モーリタニア入国に失敗
予定していた国の中で、実際に行けなかったのがモーリタニアと西サハラ。
モーリタニアで一番楽しみにしていたのが、砂漠の中を走る「アイアントレイン」と呼ばれる貨物列車に乗ることだった。
2025年はアライバルビザが廃止され、事前にe-Visaを取得する必要があったため、ケニアにいる頃から申請していた。
ところが、なぜか2回もリジェクト。
理由は最後まで分からなかった。
それでも諦めきれず、セネガルからディアマ国境まで行き、ビザなしで突撃するも、モーリタニア警察に囲まれてあえなく撃沈(‘A`)
泣く泣くモーリタニアと西サハラを諦め、高騰していたモロッコ行きの航空券を購入してモロッコへ飛ぶことになった。

ただ、そのおかげで予定より時間ができたため、モロッコではいろいろな都市を巡り、エッサウィラではしばらく沈没。
タジン鍋などのモロッコ料理を楽しみながら、街のねこと戯れ、しまいにはレストランの看板猫ブカルちゃんに恋に落ちた(*´Д`*)
アイアントレインに乗れなかったのは心残りだけど、これもまた、予定通りにいかなかったからこそ生まれた旅の思い出になった。
予定外の寄り道や足止めが、あとから振り返ると強く記憶に残っていることもある。
セネガルとモーリタニアの国境で、モーリタニア警察に阻まれた日の詳細はこちら👇️
モロッコでブカルちゃん🐈️に出会った日の旅の様子はこちら👇️
変更③ チュニジアが暑すぎて、砂漠を捨てて海へ
チュニジアも、当初の予定ではもう少しアクティブに動くつもりだった。
砂漠地帯へ行ったり、クサールを巡ったり、行きたい場所はいろいろあった。
ところが、実際にチュニジアへ行ってみると、8月のチュニジアはとにかく暑い。
「もう無理……溶ける(‘A`)」となった(笑)

結局、予定していた砂漠方面への旅を諦め、スースの海辺でゆっくり過ごすことに。
地中海を一望できる宿が気に入り、延泊を重ねる日々。
エアコンの効いた部屋からずーっと海を眺めながら、ブログを書いたり、のんびり過ごした。
ここでしっかり休んで体力も気力も回復。
ドイツ・スイスでの家族旅行に向けて、下調べや準備も整えた。
その後、ドイツで家族と合流し、思いっきり旅を楽しむことができた。
スースで見つけた、延泊するほど気に入った宿の詳細はこちら👇️
変更④ イースター島を諦めて、父とカンクンでリゾート満喫
父との2人旅でも、大きな変更があった。
10月から12月まで、父と一緒にネパール、メキシコ、パタゴニアを旅した。
エベレスト街道トレッキングのあとメキシコへ入り、コロニアル都市を巡ってからイースター島へ行き、パタゴニアへ向かう予定だった。
ところが、イースター島への航空券が数か月前から大幅に高騰。
購入のタイミングを逃し、結局イースター島行きを断念することになった。
その代わり、予定になかったカンクンへ。
メキシコでは治安に気を配りながら旅を続け、その後にはパタゴニアのトレッキングも控えていた。
そんな中、カンクンで思いっきり休めたのは、結果的にちょうど良かった。

カリブ海のリゾート地でオールインクルーシブホテルに泊まり、食べて、飲んで、リゾートステイを満喫。
イースター島に行けなかったのは残念だったけれど、予定変更の先で、思いがけず父との大切な思い出が生まれた。
すっかりオールインクルーシブの素晴らしさを学習してしまった父は、帰国してからも「あれは良かった」と何度も話している。
どうやら父にオールインクルーシブの快適さを教えてしまったらしい(‘A`)
責任を取って、また連れて行かなければと、次の親子旅のオールインクルーシブを探している(笑)
オールインクルーシブに大喜びだった父とのカンクン滞在はこちら👇️
イスラ・ムヘーレスでもオールインクルーシブを満喫した旅の様子はこちら👇️
変更⑤ アマゾンで完全に消耗し、エクアドルへ逃げる
南米でも、旅の途中で予定を変更することになった。
ブラジルからペルーへ向かったアマゾンの旅は、とにかく過酷だった。
ジャングルでのサバイバルキャンプ、ハンモック船でのアマゾン川遡上。
猛暑の中、エアコンもない生活で体力を削られ、最後はアヤワスカのセレモニーでトドメを刺された。
アヤワスカは、この旅の中でも特に印象に残る、他ではできない貴重な精神世界の体験だった。
一方で、想像以上に心身への負担も大きかった。
本当はもう少しアヤワスカの体験を続けるつもりだったけど、2泊3日のセレモニーを終えた時点でかなり消耗していた。
そこで予定を前倒ししてエクアドルへ。
赤道直下でも標高の高いキトやミンド、パパヤクタは過ごしやすく、灼熱のアマゾンから移動すると体が一気に楽になった。

ミンドではハチドリを観察し、パパヤクタでは温泉に浸かってゆっくり過ごした。
田舎の村では人も親切で、穏やかな時間が流れていた。
エクアドルの見どころは、キトとガラパゴス諸島だけじゃない。
結果的には、予定を変更したことで、エクアドルの田舎の魅力を知ることができた。
ハチドリの楽園・ミンドを訪れた日の旅の様子はこちら👇️
パパヤクタ温泉で癒やされた日の旅の様子はこちら👇️
1年間旅するなら、予定を詰めすぎないほうがいい
実は、出発前から無茶な計画を立てていたわけではない。
エジプトのダハブ、タンザニアのザンジバル、パラグアイの日本人居住区など、最初から「沈没ポイント」をいくつか作っていた。
国数も、1年間で50カ国以上を巡るバックパッカーも多い中、あえて31カ国に絞り、一つの国をじっくり味わうことを意識していた。
これなら余裕を持った旅程だと思っていたけれど、実際に旅をしてみると、それでも休みが足りなかった(笑)
ただ、すべての行程をガチガチに決めていたわけではない。
スペインのトマト祭りやメキシコの死者の日など、事前予約が必要な予定は先に押さえ、それ以外はあえて余白を残していた。
そのおかげで、疲れたら滞在を延ばしたり、行き先を変更したり、そのときの状況に合わせて旅程を調整することができた。
旅の大枠は決めておきながら、細かい部分は旅をしながら変えていく。
この余白があったからこそ、予定を変更しながらでも1年間の旅を続けることができた。
世界一周の最初の沈没ポイント、エジプト・ダハブの旅はこちら👇️
南米での沈没ポイント、パラグアイの日本人居住区を訪れた旅はこちら👇️
1年間の世界一周を終えて、思ったこと
実際に旅したルートを振り返ってみると、出発前に思い描いていた世界一周が、少しずつ形を変えながら1年間の旅になっていた。
行きたかった場所に行けなかったこともあったけれど、その代わりに予定にはなかった場所でゆっくり過ごしたり、思いがけない出会いや思い出が生まれたりもした。
特に、エッサウィラやカンクンなど、当初の予定から変わった場所で過ごした時間は、今振り返っても強く印象に残っている。
これから世界一周に旅立つ人にも、予定外の出来事も含めて、自分なりの旅を楽しんでほしい。
31カ国349日の世界一周の旅は、「世界一周まとめ」からご覧ください👇️
海外50カ国以上の旅で実際に役立った、旅の準備情報をまとめています👇️















