父のバックパッカー適性テスト|無人島ロック島で3泊4日キャンプ(2024.12.27〜2025.1.7)

タイ

2024年12月27日から2025年1月7日まで、70歳目前の父と二人でタイを旅してきた。

きっかけは、2025年から予定していた私の世界一周に、父が「お父さんも行く(´・ω・`)」と言い出したこと。

しかし、父はバックパッカー旅などしたことがない。

そこで、世界一周の前にタイで「父のバックパッカー適性テスト」をすることにした。

リゾートのピピ島から始まり、ローカルなランタ島へ。

そして旅のメインは、3泊4日の無人島・ロック島キャンプ。

激しい波のロングテイルボート、シュノーケリング、ジャングルトレッキング、巨大オオトカゲとの遭遇。

旅の途中では父が不機嫌になったり、親子喧嘩をしたり、私が高熱を出したりと、なかなか一筋縄ではいかない。

果たして父は、世界一周についてこられるのか。

これは、後の世界一周へとつながる、父娘二人旅のプロローグである。

↓今回の旅のルートはこちら↓

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プーケット島→ピピ島へ|路線バス・トゥクトゥク・フェリーで移動

2024年12月27日、香港トランジットを経て、私たちは深夜にプーケット空港へ到着した。

プーケットは人気のリゾートアイランドだけど、今回は観光せず、そのまま次の目的地へ向かう。

今回の旅は、いきなり無人島へ父を連れていくのは危険なので、最初はリゾートアイランドのピピ島から。

そこからローカルなランタ島へ進み、旅のメインイベントとして無人島のロック島へ。

リゾート → ローカル → サバイバルと、少しずつ旅の難易度を上げていく作戦だ。

ゲストハウス「Phuket airport inn」

空港から歩いて10分ほどの場所にあるゲストハウス「Phuket airport inn」に一泊。

ピピ島は意外と大きく、しかもリゾートなのでタクシー代が高額だ。

到着が深夜だったため、空港近くの宿に泊まり、翌朝、空港から出る路線バスに乗ってオールドタウン『Talat Yai』へ向かう。

空港の路線バス乗り場

路線バスのバス停は国内線ターミナル側にあるため、国際線ターミナルからは5分ほど歩く。

オールドタウン行きのバス

オールドタウン行きのバスは1時間に1本。

オールドタウン『Talat Yai』まではP2のバスで100バーツ(=429円)/1人。

外国人観光客はあまり乗っておらず、地元の人が利用するバスなので料金も安い。

約1時間20分で、オールドタウン『Talat Yai』に到着した。

オールドタウンのバスターミナル

バスターミナルに到着後、Rassada Pierへ行くためにトゥクトゥクを探す。

港まで乗せてもらったトゥクトゥク

交渉の末、100バーツ(=429円)で乗せてもらえることになり、父と二人、バックパックを担いで乗り込んだ。

カウンターで受付する

Rassada Pierは、多くの観光客でごった返していた。

事前にKlookで予約していたフェリー会社のカウンターを探し、QRコードを見せてチケットを受け取る。

胸には行き先や船の種類を識別するためのシールを貼られた。

そして、バックパックはカウンター横へ預けるよう指示される。

特に荷物に目印をつける様子もなかったので、ちゃんとピピ島まで運んでくれるのか、若干の不安を覚えつつも信じて預ける。

スピードボードのチケット

チケット代は3,261円/1人。

船に乗り遅れないよう、かなり早めに港へ着いてしまった。

ベンチでのんびり待っていると、軽食や飲み物を売る店はあるものの、なぜかビールは売っていない。

父はビールがないと生きていけない体なので、買ってあげたかったけど残念だ(‘A`)

改札を通り桟橋へ

出発の時間になり、いよいよ船に乗り込む。

荷物は船の先端部分へ積み込まれる

荷物は船員たちによって、船の先端部分へ積み込まれていった。

窓がない吹きさらしのボート

船は窓のない、吹きさらしのボート。

11時にプーケットを出発し、12時15分にピピ島へ到着した。

お昼どきなので、到着する頃にはすっかりお腹が空いていた。

でも、まずは荷物を置くために宿へ向かう。

高台の上にあるゲストハウス『TARA INN』

ピピ島で泊まる宿は、街中から少し高台に上がったところにあるゲストハウス『TARA INN』。

私たちに割り当てられた部屋はかなり上の方にあったので、階段をひたすら登る。

広々とした客室

客室は広々としていて、とても快適。

窓から少しだけ海が見える

宿から徒歩5分でビーチに行けるので、立地も良い。

Freedom Bar

ビーチにある『Freedom Bar』で、海を眺めながらランチを食べることにした。

日本から移動続きでやっと一息

日本から移動続きだったので、ようやく一息。

まずは父のためにビールを注文する。

食事も注文したけど、お客さんが多すぎてなかなか出てこない(T_T)

待っている間に、父はビールを飲み干してしまった。

1時間くらい待たされて出てきたタイフード

かなり待たされた割に、味は……だったが、海を眺めながら食べられるので良しとする。

かなり遠浅の海

昼食を食べ終えたら、今度は明日のアイランドホッピングのツアーを予約するため、ツアー会社をいくつか見て回る。

各社で料金が違うので、数軒見て比較してから決めることにした。

Jong Guesthouseのツアーカウンター

宿から近く、カウンターのスタッフも親切だったので、Jong Guesthouseで予約。

ピピ島ツアーの案内表

1日ツアーは案内表では650バーツ/1人とあったけど、600バーツ(=2,577円)にディスカウントしてくれた。

10時30分に港を出発し、Shark point、Bamboo island、Monkey beach、Viking cave、Loh-Samah bay、Pileh lagoon、Maya bayの7ヶ所を周る。

最後はサンセットを見て、さらに夜はプランクトンを見ながら泳ぎ、19時30分に帰ってくるという盛りだくさんの内容だ。

シュノーケリングセット、ライフジャケット、果物、水、朝食、昼食付き。

明日の朝の集合場所を確認して、お金を払う。

ついでに、明後日ピピ島からランタ島へ行くフェリーのチケットも400バーツ(=1,718円)/1人で購入した。

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ピピ島の夜遊び|ファイヤーショー&ロディオボーイで大騒ぎ

Garlic 1992 Restaurant

夕食は、ピピ島で安くて美味しいと評判の「Garlic 1992 Restaurant」へ。

ここは人気店なので、早めに行かないとすぐに満席になる。

エビのタイ料理

ここのレストランは、何を頼んでも美味しい。

あまりにも気に入ったので、最終日のランチにもまた食べに行った。

夜のピピ島繁華街

夕食後、父とブラブラ島を散策。

組体操みたいなファイヤーショー

昼間にランチを食べたFreedom Barに行くと、ファイヤーショーをやっていたので、しばし見物。

タイのパンガン島でも見たことがあるけど、ピピ島のショーはかなりレベルが高い。

5人の男性が組体操のようにポーズを決めながら、火の玉をぐるぐる回している。

すごい技なのに、なぜかちょっと面白い( ゚Д゚)

サーカスみたいな絶妙なバランス間隔!

ドラム缶の上に筒と木の板を置き、その上に立ってファイヤーショーをするというスゴ技(・∀・;)

観客参加型のショーも

観客にタバコを咥えさせ、火の玉をブンブン振り回しながら着火するという、なかなか危険なショーも。

面白いものを見せてもらったので、パフォーマーさんにチップを払った。

笑気バルーン

笑気バルーンも売っていたので、父がトイレに行った隙に吸ってみる。

笑気バルーンは、ラオスのバンビエンで吸って以来。

なんだか楽しくなってくる。

ロディオボーイに挑戦

Freedom Barの隣のバーには、ロディオボーイもあった。

140秒耐えれば100バーツが返ってくるゲームで、大人気。

酔っ払い&バルーンでキマった状態で挑戦したら、ものすごく気持ち悪くなった。

120秒を超えたあたりから激しく振り回されるので、最後まで耐えるのはかなり難しい。

私が見た中で成功したのは、一人の女性だけ。

余裕の表情で乗りこなしていて、すごかった( ゚Д゚)

私は100バーツ惜しさに、必死でしがみついていただけなのに。

そんなアホ娘を、父は呆然と眺めていた……(‘A`)

こうしてピピ島の夜は更けていった。

そして翌朝。

この日は1日ピピ島ツアーなので、朝はゆっくりしたかった。

ところが、年寄りの朝は早い。

父は夜明け前からゴソゴソし、「山に登って朝日が見たい」とせがんでくる。

一人で行かせるわけにもいかないので、半ばキレながら早朝登山へ。

かなり急な階段を登る

宿から徒歩20分ほど、かなり急な階段をひたすら登って、山の上にあるPhi phi Viewpoint 2へ。

途中に入場料を支払う場所がある。

Phi phi Viewpoint 2の展望台からの景色

天気は少し曇っていて、まずまずの空模様。

それでも、ピピ島の街と海を一望できる景色は素晴らしかった。

山から昇ってくる朝日

父は水平線から昇ってくる朝日を期待していたのだろうけど、ここから見ると、太陽は山の向こうから昇ってくる。

期待していた景色とは少し違ったようで、父はちょっとだけがっかりしていた。

岩に座って景色を堪能

しばらく景色を眺めてから、展望台を後にして下山。

宿近くのカフェで朝食を食べ、水着に着替えて、ツアーの待ち合わせポイントへ向かった。

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ピピ島アイランドホッピング|荒波のロングテイルボートが過酷すぎる

港近くのマック前に集合

ピピ島アイランドホッピングツアーの集合場所は、港近くのマック前。

たくさんのツアーが集まる場所なので、自分たちのスタッフを探す。

受付を済ませると、手首に識別用のテープを巻かれた。

全員揃うまで待つのだけど、朝から直射日光がガンガン。

すでに暑い(‘A`)

タイ名物のロングテイルボート

全員揃ったところで港へ移動し、いよいよタイ名物のロングテイルボートに乗り込む。

朝食のサンドイッチとジュース

乗船後すぐに、朝食のサンドイッチとジュースが配られた。

私たちはすでにカフェで朝食を済ませてきているので、サンドイッチは少しだけ食べ、残りはシュノーケリング中の魚の餌用にとっておいた。

出発!!

まずはShark pointでシュノーケル。

早速サメを発見して父に知らせるも、加齢のせいか、なかなかタイミングよく見ることができない。

シュノーケリングを終え、次のバンブー島へ向かうため外洋に出た瞬間、いきなり荒波。

ボートが転覆するんじゃないかと思うほど激しく揺れ、波を容赦なく被る。

特に私の席は前から2番目だったため、ほぼずっと波を浴びる羽目に。

後ろの席はそこまで濡れていない。

ここでようやく、席選びを間違えたことに気が付く(‘A`)

そう、このツアーはロングテイルボートで島々を巡るのだけど、移動そのものが一種のアトラクション。

激しい揺れと波で、観光する前からどんどん体力を奪われていく(T_T)

バンブー島にはヤドカリがいっぱいいる

バンブー島に上陸後、滑りやすい岩場を20分くらい歩いて、島の反対側へ向かう。

反対側にはキレイなビーチが広がっており、皆そこを目指して歩くのだけど、道が険しすぎる。

途中で脱落する人も続出。

ビーサンで来た人は、ビーサンが壊れていた。

クロックスも滑って危ない。

私たちはマリンシューズを履いていたので、なんとか反対側のビーチまで辿り着くことができた。

島の反対側にあるビーチ

この日は波が高かったので、朝食に出たサンドイッチを魚の餌にしながら、少しシュノーケルを楽しむ。

そして、早々にボートへ戻った。

昼食のランチボックス

ボートに戻り、次の目的地であるMonkey beachへ向かう道中で昼食。

食べている間はボートの速度を少しセーブしてくれていたので、なんとか食べることができた。

ところが、みんなの食事が済むと、また全速力で外洋を進み始める。

激しい揺れと波を被りながら、再び過酷な船旅。

過酷な旅が嫌な人は、お金を払って良い船でまわるツアーを予約してください(笑)

Monkey beachの猿

Monkey beachには、野生の猿がたくさんいる。

かなり至近距離で猿を見ることができるけど、食べ物などを持っていると狙われるので注意が必要だ。

縄張りがあるのか、たまに喧嘩している

猿同士で、たまに激しく喧嘩している姿も。

父とビーチで写真撮影

ツアーメンバーはバングラデシュ人が多く参加していて、何人かのバングラデシュ人と仲良くなった。

父との2ショット写真も撮ってもらう。

タイはバングラデシュから近く、人気の旅行先なのだそうだ。

Maya bay沖のシュノーケリングスポット

Maya bay沖のシュノーケリングスポットでは、船から海へ飛び込んでサンゴ礁を見る。

ここは小さなサメがたくさんいるスポット。

ここでもサメを発見し、父に知らせるも、父が顔を向けた頃にはもういない。

またしても見られなかった、かわいそうな父(T_T)

観光客がたくさんいるマヤベイ

シュノーケリングを終えると、いよいよマヤベイへ。

ここは映画『The Beach』のロケ地として有名な場所。

桟橋から遊歩道をしばらく歩くと、映画で見たあの景色が目の前に現れた。

少し曇っていたけど、それでも十分に美しい。

写真を撮る観光客

年末年始ということもあり、ビーチは観光客でいっぱい。

環境保護のため遊泳は禁止されているので、みんな波打ち際で写真を撮っている。

ディカプリオ気分でマヤベイを眺める

『The Beach』は、私がバックパッカーに憧れるきっかけとなった映画。

その舞台に自分が立っていると思うと、なんだか感慨深い。

ツアースタッフが十分な滞在時間を取ってくれたので、ゆっくり景色を楽しむことができた。

エメラルドグリーンの美しいラグーン「Pileh lagoon」

マヤベイのあと、Pileh lagoonへ。

エメラルドグリーンに輝く美しいラグーンなのだけど、この頃には乗客の疲労もピークに達していた。

誰も泳ぐ人はいない(‘A`)

写真だけ撮って、ピピ島へ帰る。

帰りの道中も、やっぱり波が高くて過酷。

曇り空で太陽も見えないのに、スタッフは「サンセットクルーズ〜!(*´Д`*)」とハイテンションに案内しながらボートを進ませている(笑)

最後には、夜の海でプランクトンを見ながら泳ぐというイベントもある。

でも、みんなすっかり疲れ果てていた。

誰も望まなかったため、ボートはそのまま港へ帰っていった。

年末年始の混雑に加えて波も高かったため、Viking caveは船上からさっと見学、Loh-Samah bayはカットされた。

それでも、今回の一番の目的だったマヤベイに行くことができたので大満足。

年末の大混雑の中、行程をうまくやりくりしながら、お客さんを全員無事に送り届けてくれたスタッフには感謝しかない。

Anna’s Restaurantの夕食

シャワーを浴びて服を着替え、Anna’s Restaurantで夕食。

早朝の登山からピピ島アイランドホッピングまで、過酷な1日だった。

だからこそ、夕食がいつも以上に美味しく感じられた。

ピピ島→ランタ島へ|ローカル島で無人島キャンプの物資を調達

Loh Dalum Beach

翌朝、ビーチを散策してから、The Mango Gardenへ朝ご飯を食べに行く。

The Mango Gardenの朝食

The Mango Gardenは、マンゴーが美味しいレストラン。

父は好物のパンケーキを注文していた。

ランドリーショップ

朝食後、父にビールを買ってあげて、「部屋で飲んでて」と先に宿へ帰らせる。

その間に、溜まってきた2人分の洗濯物をランドリーショップへ。

ランドリーショップの看板猫

ここには可愛い看板猫がいた。

洗濯を終えたら宿をチェックアウト。

荷物をフロントに預け、タイマッサージを受けに行く。

ランチは、初日の夜に行って気に入ったGarlic 1992 Restaurantへ。

サラダとパッタイ

ここは本当に、何を食べても美味しい。

食後は街をブラブラしてから、港へ向かう。

ランタ島行きのフェリー
船内

ランタ島行きの船は、少し遅れて出発。

約1時間でランタ島に到着した。

ランタ島の港から、この日の宿までは少し離れている。

トゥクトゥクと値段交渉をするも、港近くに止まっているドライバーは、みな強気の金額を提示してきて話にならない。

トゥクトゥクお姉さん

あきらめて歩いて宿へ向かっていると、大通りに止まっていたトゥクトゥクのお姉さんが、100バーツ(=428円)で乗せていってくれるという。

さすがにバックパックを背負って、港から宿まで35分の道のりを父に歩かせるわけにはいかない。

この料金で妥協し、ありがたく乗せてもらうことにした。

Phumin Apartment

この日の宿、Phumin Apartmentに到着。

きれいな客室

客室はキッチン・ダイニング付きで、今回の旅行では一番豪華な部屋だった。

ただし、港から少し離れているので立地はちょっと悪い。

荷物を置いたら、夕食とキャンプに必要な物資を調達しに出かける。

宿近くのツアー会社

宿からしばらく歩いたところにあるツアー会社で、ランタ島からクラビ郊外までの乗合バンを予約。

宿まで迎えに来てくれて、料金は350バーツ(=1,500円)/1人。

バンはクラビの街まで行くけど、私たちはその手前にあるクローントムまで行きたい。

そこで、クローントムの中心地にある交差点で降ろしてもらう約束をした。

ちょうどこの交差点近くに宿があるので、宿はAgodaで予約。

次は、ロック島キャンプに必要な物資の調達だ。

食料店を探して周辺を歩き回るものの、田舎すぎてなかなか見つからない。

港まで行けば店は多いけど、買い物のためだけに往復トゥクトゥクに乗るのはお金がもったいない……。

そう思って歩き回っていたら、父の機嫌がだんだん悪くなり、ついには怒り出してしまった(# ゚Д゚)

父はひざが悪いので、少し長く歩くとすぐ足が痛くなるのだ。

買い物はいったん中断して、夕食を食べに行く。

ローカルレストランで夕食

ローカルなレストランでタイ料理を食べる。

夕食後、父にビールを買って先に宿へ帰ってもらい、私は一人で残りの買い物を済ませてから宿に戻った。

キャンプのために買った物資

島にはレストランがあるという噂は聞いている。

ただ、ちゃんと営業しているのかはよく分からない。

念のため、3泊4日を生き延びられるだけの食料を調達した。

果物、パン、カップ麺、ナッツ、お菓子、ジュース、水などの食料に加え、ナイフ、ボール、フォーク、ティッシュ、蚊取り線香、虫除けスプレー、レジャーシートも準備。

いよいよ、無人島キャンプへ出発だ(・∀・)!

ロック島キャンプを予約|タイ国立公園の予約がなかなか大変だった

タイ国立公園の予約に悪戦苦闘

ロック島はタイの国立公園内にあり、宿泊用のテントも国立公園が管理している。

年末年始は混雑するため、今回は事前に予約することにした。

まずはタイ国立公園のHPに掲載されている『nps.park1@gmail.com』へ英語でメール。

ところが、最初は「タイ語で電話して予約して」と言われる。

「日本にいるし、タイ語しゃべれない」と泣きついたところ、なんとかメールで予約できることになった。

しかし、送られてきた予約バウチャーはまさかのタイ語オンリー。

しかも、3泊4日で申し込んだのに4泊5日になっている(T_T)

さらに、問い合わせへの返信も遅く、何度か催促しながら根気強くやり取り。

支払いも「タイの銀行窓口で振り込むように」と言われたけど、日本にいるので無理。

その旨を説明し、「外貨送金サービスで入金するから口座番号を教えて(T_T)」と頼み込んだら、現地払いで勘弁してもらえた。

……なかなかタイ国立公園の予約はハードルが高かった(‘A`)

父は「娘と同じテントでは寝たくない」と言うので、テントは2基予約。

テント、寝袋、マットレスのセットを2人分、3泊で3,060バーツ(=13,119円)だった。

ロック島へは日帰りツアーに便乗

ロック島は無人島なので定期船はなく、ランタ島から行くにはツアーに便乗するしかない。

そこで、ランタ島のツアー会社「Opal Travel Koh Lanta」にLINEで連絡。

通常はロック島とハー島を巡る日帰りツアーだけど、今回は私たちだけ島に残り、後日迎えに来てもらう特別プラン。

往復1人2,400バーツ(=10,289円)で、送迎バン、船、初日と最終日のランチ、シュノーケリング用具、ハー島観光などが含まれている。

島に滞在中もシュノーケリング用具を使う場合は、1アイテムにつき1日100バーツ(=428円)。

父は自分のシュノーケルを持っているので、フィンとライフジャケットは2人分、シュノーケルは私の分だけレンタル。

3泊4日のうち中2日分で、レンタル代は2人で1,000バーツ(=4,287円)だった。

ツアー代4,800バーツ+レンタル代1,000バーツで、ツアー会社への支払いは合計5,800バーツ(=24,869円)。

さらに国立公園の入場料が1人400バーツ、2人で800バーツ(=3,429円)。

ロック島3泊4日の費用

・テント・寝袋など:3,060バーツ
・ツアー代+レンタル:5,800バーツ
・国立公園入場料:800バーツ

2人分で合計9,660バーツ(=41,420円)だ。

国立公園ロック島へ|日帰りツアーに便乗し、島に置き去りにされる形で無人島上陸!

翌朝、隣のモスクからけたたましいアザーンが聞こえてきて、父と私は早朝から叩き起こされた(‘A`)

おかげで父は朝からちょっと不機嫌だ。

宿の飼い猫

8時20分〜30分に宿へ迎えに行くとツアー会社から言われていたのに、時間になっても一向に来ない。

おそらく、各ホテルを回っているので遅れているのだろう。

宿の飼い猫と遊びながら、迎えのバンを待つ。

しばらくすると迎えの車が来たので、乗り込んでSaladan Pierへ向かう。

Saladan Pier

まずは港で、ロック島の国立公園入場料をツアースタッフに支払う。

本来ならツアー代金もこのタイミングで支払うのだと思うけど、会社間でやり取りがうまくいっていなかったのか、「後で払ってください」と言われる。

手首にツアー客の印であるテープを巻かれ、船が来るのを待つ。

OPAL TRAVELの船

しばらくすると船に案内された。

今回利用したのは、OPAL TRAVELというツアー会社。

真っ赤なデザインの船なので、すぐに見つけられる。

ツアースタッフから行程説明を受ける

お客さんを乗せると、椅子は満席。

これからシュノーケルなどをするので、船の椅子はびしょびしょになるだろう。

私たちはバックパックや島での物資などで大荷物だったため、それらは船の荷物入れに入れてもらった。

ランタ島のマングローブ林の中を進む

快晴で気持ちのいい天気。

船はランタ島のマングローブ林の中を進み、やがて海へ出る。

しばらく外洋を進むと、ロック島のシュノーケリングポイントに到着した。

シュノーケリングポイント近くのビーチ

シュノーケリングセットとフィンを装着し、船からダイブ。

海は透明度抜群で、サンゴ礁やたくさんの熱帯魚を見ることができる。

ニモもいてテンションが上がる。

ロック島の浮き桟橋

2ヶ所ほどシュノーケリングポイントへ連れて行ってもらったあと、船はロック島の浮き桟橋へ。

いよいよロック島に上陸だ。

ビュッフェ形式のランチ

シュノーケリングで泳いだので、お腹はペコペコ。

ランチはビュッフェ形式で、タイ料理のおかず3品、フルーツ、ご飯、ジュース、水が用意されている。

コーラも飲んでお腹いっぱい

食事も美味しく、フルーツやコーラまで飲んでお腹いっぱい。

OPAL TRAVEL以外にもたくさんのツアー客がいて、みんなそれぞれのエリアでランチを楽しんでいる。

食後はしばらくビーチで休憩してから船に集合するようアナウンスがある。

でも、私たちはこのまま島に滞在する。

ランチを食べ終えたら船に戻り、預けていた荷物を取り出した。

ロック島3泊4日キャンプ|キラキラビーチと巨大オオトカゲの島

ロック島のインフォメーション

OPAL TRAVELのスタッフに、島のインフォメーションカウンターへ案内してもらう。

ここでテントの受付をするようだけど、まだ準備ができておらず「1時間後に来て」とのこと。

荷物は預けていいそうなので、お言葉に甘えて、その間は島内を散策する。

カフェ

営業時間は短いけど、島内にはカフェもある。

レストラン

こちらはレストラン。

少し値段は高めだけど、滞在中は何度か利用した。

島中にいる巨大オオトカゲ

ロック島には、巨大オオトカゲがウジャウジャいる。

ツアースタッフ曰く、毒を持っているらしいので、噛みつかれないよう注意する。

このオオトカゲたち、島を訪れる観光客のご飯を狙って、食事中に近寄ってくる。

追い払うのがなかなか大変だ。

レストランにあるポット

レストランには自由に使えるポットと電源がある。

ただし、島は太陽光発電なので、電気が使えるのは日中のごく限られた時間だけ。

トイレ&シャワー

こちらはトイレとシャワールーム。

シャワールーム

シャワーは当然、水シャワー。

でも、明るい時間に入ればそれほど寒くはない。

たまにオオトカゲがシャワールームに潜んでいることがあるので、扉を開けるときはちょっとドキドキする。

トイレ

水洗式のトイレもちゃんとある。

トイレットペーパーはないので、持参したものを使う。

手洗い場

手洗い場では顔を洗ったり、歯を磨いたり。

持参した果物をここで洗って切ることもあった。

レストラン奥に宿泊客ゾーン

レストランの奥には宿泊客ゾーンがあり、国立公園が管理しているテントやコテージが並んでいる。

自分のマイテントを持ち込んで寝泊まりしている人もいた。

コテージ

立派なコテージがいくつかあるけど、値段も高いし、せっかくの無人島なのにつまらない。

ということで、私たちはテント泊。

テントエリア

国立公園が管理・運営しているテントは5基ほど。

約束の時間にインフォメーションセンターへ戻ると、国立公園のスタッフが私たちのテントへ案内してくれた。

私のテント

私のテントはこちら。

2〜3人用の広々したテント

今回はテントを2基予約したので、このテントは私専用。

寝袋とマットレスも予約していたので、テント内に畳んだ状態で用意されていた。

枕もちゃんとある。

2023年5月にスリン島でもキャンプをしたけど、テントも寝袋も同じものだった。

タイの国立公園では、キャンプ用品が統一されているのかもしれない。

テントに鍵はないので、持参した南京錠をファスナーに取り付ける。

テントの目の前はキラキラビーチ

テントから徒歩10歩でキラキラビーチ!!

宿泊者エリアは島の桟橋から少し離れているため、日帰り客はこのあたりまでやってこない。

これから3泊4日、目の前の美しい海を眺めながら、ただただ無人島でのんびり過ごす。

テントの目の前のビーチ

何もしない、何もない贅沢。

あるのは、美しい自然だけ。

誰もいないビーチを独占|全裸で泳ぐ、地球に還るような時間

桟橋近くのビーチ

日帰り客は毎日11時過ぎから14時頃まで滞在している。

みんな慌ただしくご飯を食べ、桟橋近くのビーチで泳いだら、船に乗って帰っていく。

そのため、それ以外の時間は島に泊まっている宿泊客だけの世界。

誰もいなくなったビーチで写真撮影

島に泊まるモノ好きは少ないので、日帰り客が帰ったあとは静かなビーチを独り占めできる。

海の向こうに見える島はロック・ノイ島

ロック島は、実はロック・ヤイ島とロック・ノイ島の2つの島からなっている。

私たちが滞在しているのはロック・ヤイ島で、日帰り客がご飯を食べたり、テントで宿泊したりするのもこちら。

もう一方のロック・ノイ島には観光施設などはなく、ボートで近くまで行って泳ぐくらいだ。

2つの島の間は泳いで渡れないこともないけど、潮の流れが速いので、泳ぎに自信がある人以外はやめておいたほうがいいだろう。

宿泊者エリアのビーチからさらに奥にあるビーチ

宿泊者エリアのビーチからさらに奥へ。

岩場を歩いていくと、誰もいない長いビーチが広がっている。

沖には、自家用クルーザーでやってきたお金持ちが船を留めているくらい。

ほぼ誰もいない、静かな世界だ。

全裸で泳いだ海

ヌーディストビーチというわけではないけど、誰もいないので全裸になれる。

木の枝に服を引っ掛けて、私はここで毎日、朝や夕方に全裸で泳いでリラックスした。

「父のバックパッカー適性テスト」のはずが、娘は無人島で突然、全裸で泳ぎ始める。

……複雑な心境だったかもしれない(‘A`)

もしかすると父にとっては、「娘の奇行をどこまで見届けられるかのテスト」だったのかもしれない。

遠浅のキラキラ輝く海

このあたりは遠浅なので、ビーチからかなり離れても水位は腰くらい。

全裸で海に浮かんでいると、なんだか人間をやめて、ただの動物になったような気分になる。

服を脱いだだけなのに、普段の人間社会で身につけているものまで、全部脱ぎ捨てたような感じ。

母なる海に魂が還っていくというか、地球に還っていくというか……。

なんだか自分が、生き物としての原点に戻っていくような不思議な感覚。

とにかく、ものすごく気持ちいい(゚∀゚)

豪華すぎる別世界|無人島で出会ったお金持ちのクルーザーに招待される

テント近くのテーブルで夕食

夕食は年越しそばならぬ年越しヌードル。

カップ麺だけでは味気ないので、レストランでエビチャーハン200バーツ(=854円)を注文し、父と分けた。

キャンプエリアには明かりがないため、スマホのライトに水入りのペットボトルをかぶせて照明代わりにする。

そんな無人島の大晦日。

ピピ島での過酷なアイランドホッピングのせいか、この夜、私は熱を出してしまった。

風邪薬も持ってきていないので、あと3泊もこの状態で過ごすのかと思うと、さすがに不安になる。

この風邪はその後どんどん悪化し、最終的には日本帰国後、毎日病院へ点滴に通うことになる。

ただ、このときは数日もすれば治ると思っていた。

初日の出

朝、ビーチから初日の出を見る。

水平線から昇る太陽は、燃えるような赤。

パイナップル、パン、ジュースの朝食

父はリンゴくらいしか切れないので、大人しくテーブルで朝食を待っている。

熱があってしんどかったけど、仕方なくパイナップルを切って朝食を準備した。

朝食後、父は30バーツ(=128円)のインスタントコーヒーを飲みにレストランへ。

私は旅費を節約しようと頑張る一方、父は予算を気にせず日本と同じような暮らしをしたがる。

まぁ、旅費は父のお金なので好きにしてもらえばいいのだけど。

酒好きなのに酒もなく、エアコンもないロック島。

しかも父はキャンプ嫌いで、キャンプをするのは子どもの頃以来だという。

そんな父が70歳目前で無人島に3泊4日。

人生、何が起こるかわからない。

朝、誰もいないビーチ

この日は1日、ビーチの木陰にレジャーシートを敷き、蚊取り線香をつけて昼寝。

波の音を聞きながらビーチで眠るのは、なんとも気持ちがいい。

たまにシュノーケリングをして、熱帯魚と一緒に海中散歩。

あとはひたすら、のんびり過ごす。

木のブランコ

夕方、ビーチでのんびりしていると、タイ人女性と仲良くなった。

てっきりコテージに泊まっているのかと思ったら、なんと家族と自家用クルーザーで来ているお金持ちだった……!

「今夜、クルーザーで一緒に夕食を食べよう」と誘われ、二つ返事でOK。

父も誘ってみたけど、人見知りの父は「知らない人とご飯を食べるのは嫌」とのこと。

仕方ないので、父を置いて私一人で行くことにした(・∀・)

ご招待されたカタマランクルーザー

約束の時間に桟橋へ行くと、タイ人の船長が小型ボートで迎えに来てくれた。

桟橋は水深が浅く、クルーザーは近くまで来られないらしい。

どんどん近づくにつれ、その大きさと豪華さに圧倒される。

何か手土産をと思ったけど、持っているのはポテチくらい。

こんな豪華なクルーザーにポテチって……ちょっといたたまれない(‘A`)

スイス人の旦那さんとタイ人女性の夫婦はバンコク在住で、子どもや孫たちと休暇でロック島を訪れていた。

クルーザーにはベッドルームやダイニングがあり、さらに船長やシェフまでいる。

私には未知のラグジュアリーな世界だ。

家族に温かく迎えてもらい、シェフが作ったローストビーフや、なんだか高そうなワインをいただく。

昨日の夜は暗闇の中でカップ麺をすすっていたのに、同じロック島で過ごしていても、世界が違いすぎる。

でも、このファミリーと我が家には共通点があった。

家族の仲が良く、笑顔で食卓を囲めること。

豪華なクルーザーでも無人島のテントでも、幸せは同じなんだなと思った。

テントに戻ると、父が心配そうに待っていた。

そりゃ、異国で知らない人のクルーザーに行ったら心配するか……。

でも父は、一人でレストランへ行き、ちゃんと夕食を注文して食べていたらしい。

ちゃんと一人で注文できたんだ!

父の成長が、ちょっと嬉しい。

無人島を冒険|カヌーで隣島へ&ジャングルをトレッキング

毎日見ても飽きないキレイな朝日

翌朝も、父と朝日を見る。

実は夜の間、ガサガサ、ゴソゴソとひと晩中音がしていた。

うるさいなぁと思いながら寝ていたのだけど、朝起きてびっくり。

なんとアリが丈夫なテントを食い破って侵入し、私たちの貴重な食料、パンを食い漁っていた(# ゚Д゚)

朝食のマンゴー、パン、ジュース

朝食は、パンとマンゴーとジュース。

アリたちに食い荒らされてしまったので、明日のパンがない(T_T)

カヌーでロック・ノイ島へ渡る

気を取り直して、この日はカヌーを借りて隣のロック・ノイ島へ行ってみることに。

島にはカヌーレンタルのサービスがないのだけど、島を管理している国立公園のスタッフのボスと仲良くなり、特別に午前中だけ貸してもらえることになった。

島と島の間は潮の流れが速いけど、午前中なら比較的落ち着いている。

とはいえ、父と2人で頑張って漕いでもなかなか進まない。

親子喧嘩をしながら、なんとか隣島へたどり着いた。

ロック・ノイ島でシュノーケリングを楽しむ

島ではシュノーケリングを楽しんだり、ビーチで日向ぼっこをしたりしながら、のんびり過ごす。

ひと通り遊んだところで、カヌーを漕いでロック島へ戻った。

ツアー会社の人が買ってきてくれた風邪薬

お昼になると、OPAL TRAVEL社のツアースタッフが風邪薬を持ってきてくれた。

体調が本当に悪くて、LINEで「風邪薬を買ってきてもらえないだろうか」とお願いしていたのだ。

一つだけでも買ってきてもらえたらありがたいと思っていたのに、「こんな感じの風邪薬……」と写真を送って提示した薬を、なんと全部買ってきてくれた。゚(゚´Д`゚)゚。

のどスプレーには、使い方を英語で書いた付箋までわざわざ貼ってくれていた。

もちろん代金とチップをお支払いして、何度もお礼を言う。

OPAL TRAVEL社は本当に素晴らしいツアー会社で、すっかりファンになってしまった。

タイ人の優しさが身にしみて、感謝の気持ちでいっぱいだ。

島のトレッキングルート入口

薬でなんとか風邪を散らしながら、夕方からは島内トレッキングへ。

島の外周を半周できる

島の西側をぐるっと半周できるルートで、散歩にはちょうどいい距離。

階段を登ってジャングルの中を進む

最初は階段を登り、ジャングルの中へ。

途中には巨大オオトカゲもいるので、木の枝で追い払いながら進む。

島(宿泊エリア)の反対側に出た

登り切ると、キャンプエリアとは反対側の海に出た。

こちら側は断崖絶壁が続いていて、海へ降りることはできない。

美しい水平線に、しばし見惚れる。

ジャングルの小道を進みながら進む

ジャングルの小道を、父と二人で歩く。

今日はカヌーを漕いだり、トレッキングをしたり。

アドベンチャー要素が盛りだくさんだ。

これから父とエベレストやパタゴニアへ行くための、いい練習になったと思う。

グリーンカレーと野菜炒めの夕食

ロック島最後のディナーは、食料も尽きてきたので島のレストランへ。

グリーンカレーと野菜炒めを注文した。

物資が限られた島での調理なのに、とても美味しい。

ドラゴンフルーツとカシューナッツ、ジュースの朝食

翌朝、無人島最終日の朝食。

ドラゴンフルーツ、カシューナッツ、ジュースを食べる。

昼食はツアーのランチビュッフェ。

これでロック島での食事も最後だ。

無人島から脱出!|ランタ島の屋台飯とビールとエアコンで生き返る

迎えの船に乗り込む

午後、迎えの船に乗り込み、他の日帰り客と一緒に島を出る。

ハー島でシュノーケリング

途中、ハー島でシュノーケリング。

ここで最後のひと泳ぎだ。

きれいな海で泳ぐのも、これで最後かと思うと少しさみしい。

夕方、ランタ島に到着。

帰りにツアー代を払う約束だったけど、またもスタッフ間の連携がうまくいっていないのか、支払い時に( ゚д゚)ポカーン。

何度も英語で説明し、ようやく支払い完了。

そのまま送迎バンで宿へ向かう。

N.D. Place Lantaのツインルーム


今回は「N.D. Place Lanta」のツインルーム。

前回泊まった宿よりも港周辺のナイトマーケットに近く、こちらのほうが便利だ。

そして何より、久しぶりのエアコン!

エアコンの効いた部屋に入った瞬間、文明社会に戻ってきた気分になった(・∀・)

LANTA WALKING STREET

夜は「LANTA WALKING STREET」というナイトマーケットへ。

地元民のほか、外国人観光客もちらほらいる活気のあるマーケットだ。

美味しそうな屋台が並んでいる

新鮮なシーフードなど、美味しそうな屋台がずらり。

串焼きとポテトのチーズ焼き

今日の夕食は、串焼き、ポテトのチーズ焼き、焼きそばなど屋台メニュー。

数日ぶりのビールに、父は満面の笑顔。

Aeko Shop Lanta (เอโกะ)​ Laundry Service &​ Smoothie

屋台でご飯を食べている間に、近くのランドリーで溜まった洗濯物を洗う。

乾燥まで終わった洗濯物を持って、父と二人で宿へ。

洗いたての洗濯物を抱えて歩くのも、なんだか妙に嬉しかった。

ランタ島→クラビ郊外へ|エメラルドプールとジャングル温泉

ランタ島から本土へはフェリーで移動

翌日は、予約していた乗合バンでクラビ郊外の村へ向かう。

宿まで迎えに来てもらい、何人かの乗客をピックアップしたあと、ランタ島から本土へ渡るフェリーへ。

バンごとフェリーに乗り込むスタイルで、船にはたくさんの車が並んでいる。

このバンはクラビの街まで行くけど、私たちはその手前にあるクローントムで下車。

中心地の交差点近くにある宿「ヴァニラ ビュー リゾート」にバックパックを置かせてもらい、さっそくクラビ観光へ向かう。

クラビといえば、美しいビーチや島々を巡るアイランドホッピングが有名なビーチリゾート。

でも、クラビの魅力は海だけではない。

内陸へ少し入ると、深い熱帯雨林が広がっている。

そのジャングルの中には、美しい天然プールや温泉が流れる珍しい川まである。

今回のお目当ては、「エメラルドプール」と「クローントム温泉」。

海とはまったく違う、クラビのもうひとつの自然を楽しむことにした。

この2か所はクローントムから近いため、今回はこの村を拠点に動く。

クローントムでバイクタクシーを2台チャーター

ただ、クローントムはかなりの田舎。

トゥクトゥクは見当たらず、少しだけ停まっていたバイクタクシーのドライバーと大通りで金額交渉。

2台を1日チャーターし、料金は800バーツ(=3,408円)。

英語を少し話せる陽気なおじちゃんと、英語がまったく話せない真面目そうなおじちゃん。

そんな2人組のドライバーだった。

田舎道をバイタクで走る

ヘルメットは1個しかないと言われたので、安全のため父に被せ、私はノーヘル状態で出発。

熱帯雨林の田舎道をバイクでぐんぐん進み、まずはエメラルドプールへ。

駐車場で入場料を1人400バーツ(=1,704円)支払う。

こんなに入場料を取るのかと、ちょっとびっくり。

エメラルドプールへの遊歩道

駐車場からエメラルドプールまでは、片道約1kmの遊歩道。

緑豊かな熱帯雨林の中を歩いていくので、ちょっとしたジャングルトレッキング気分だ。

エメラルドプール

森の中を歩いていくと、木々の向こうに突然、鮮やかなエメラルドグリーンの池が現れる。

その名のとおり、水は美しいエメラルド色。

水深は1〜2mほどで、天然のプールとして泳ぐこともできる。

たくさん歩いて暑かったので、ここでひと泳ぎしてクールダウン。

ブループール

エメラルドプールからさらに600mほど森の中を歩くと、「ブループール」がある。

こちらはエメラルドプールとはまた違い、驚くほど青く透明な水。

ただし、ここは遊泳禁止。

エメラルドプールが「泳いで楽しむ場所」なら、ブループールは神秘的な色を眺めながら、自然の不思議を感じる場所といったところ。

プールを見て回ったあとは、再びバイクに乗って次の目的地、クローントム温泉へ。

温泉入口にあるフードコート

温泉の入口にはフードコートがあるので、ここでランチ。

サンドイッチとポテトの昼食

タイ料理もちょっと飽きてきたので、サンドイッチとポテトを注文した。

結構なボリュームで、お腹いっぱい。

入口から温泉までは電動自動車で移動

温泉の入場料は1人200バーツ(=852円)。

入口から温泉までは少し距離があり、電動自動車を利用する場合は1人20バーツ(=85円)。

温泉が流れる川

クローントム温泉は、普通の温泉施設とはちょっと違う。

森の中から湧き出した温泉が、そのまま岩の間を流れ、段々になった天然の浴槽を作っている。

いわば「温泉が流れる川」だ。

丁度いい温度で気持ちがいい

温泉水は約38℃で、ちょうどいい湯加減。

木々に囲まれた天然の露天風呂で、森の音や水の流れる音を聞きながら、いつまでも浸かっていられる。

海外の安宿には浴槽なんてなく、シャワーだけ。

だからこそ、こんなジャングルの中でゆっくりお湯に浸かれるのは、贅沢すぎる。

父もご機嫌

無人島生活で少し疲れていた父も、温泉に入った瞬間にご機嫌。

やっぱり日本人には、温泉が必要なのかもしれない(・∀・)

ヴァニラ ビュー リゾート ツインルーム

温泉にゆっくり浸かったあとは、クローントムの宿へ戻ってチェックイン。

田舎の宿だけど、部屋はおしゃれで清潔だった。

村のしゃぶしゃぶレストラン「ทูไนท์​ตี้​ ชาบู​ บุฟเฟ่ต์​ สาขาคลองท่อม」

夕食は、お酒を飲める店を村中探し回った。

ところが、なかなか見つからない。

クローントムはイスラム教徒が多い地域なので、ハラール料理の店は多い一方、お酒を置いている店は少ないようだ。

仕方なく、村のしゃぶしゃぶレストラン「ทูไนท์ตี้ ชาบู บุฟเฟ่ต์ สาขาคลองท่อม」へ。

タイの田舎でしゃぶしゃぶ!?と、ちょっとびっくり。

味はまぁまぁだったけど、お酒が飲めず、父はちょっとしょんぼりしていた。

クラビ→バンコクへ|499バーツのシーフードビュッフェでカブトガニを食べる

セブンイレブン前のソンテウ乗り場

一夜明け、この日はクラビからバンコクへ国内線で移動する日。

クローントムからクラビ空港へは、セブンイレブン前の乗り場から空港方面へ向かうソンテウに乗れる。

ソンテウに乗って空港へ移動

ソンテウは、タイでよく見かける乗り合いのローカル交通。

ピックアップトラックの荷台を改造し、両側にベンチを設置した乗り物で、地元の人たちの足として使われている。

こういうローカル交通に乗ると、「タイを旅しているなぁ〜」と実感する。

空港前の大通りでソンテウを降り、空港へ。

空港のレストランでパスタのブランチ

まずはレストランでブランチ。

今日の気分はパスタだった。

飛行機が遅延して待ちくたびれている乗客

13時20分クラビ発、14時45分バンコク着のベトジェットエア便を予約していたけど、まさかの遅延。

待ちくたびれながら、ようやくバンコクへ。

到着後はGrabタクシーで、とある場所へ一目散に向かった。

KodTalay seafood buffet

その場所とは、「KodTalay seafood buffet(コーッタレー シーフードビュッフェ)」。

ビュッフェは499バーツで激安

なんと1人499バーツ(=2,125円)で、しかも時間制限なし。

エビやカニなどのシーフードバーベキューはもちろん、肉、野菜、寿司、刺身、タイ料理、中華料理まで、とにかく種類が多い。

席のすぐ横にライトアップされた生け簀が並んでいる

ここの面白いところは、席のすぐ横に生け簀があること。

中ではカニやエビが元気に泳いでいて、食べたい魚介を自分で捕まえることができる。

生け簀で泳いでいるカニやエビを捕まえる父

もはやビュッフェというより、ちょっとしたアトラクション。

父は嬉しそうにトングを持って生け簀を覗き込み、泳ぎ回るエビやカニを狙って捕まえていた。

エビ、カニ、貝などたくさんのシーフードが並ぶ

生け簀の魚介だけでなく、いろいろな種類のエビやカニも食べられる。

氷で締めて仮死状態にしたカニを焼く

生け簀から捕まえたエビやカニは、氷で締めてからテーブルのコンロでバーベキュー。

イカ、タコ、エビ、貝類など

網の上でタコやイカ、貝が焼けていく。

香ばしい匂いが食欲をそそる。

カブトガニも焼く

そして、まさかのカブトガニまで!

日本では「生きた化石」として知られる貴重な生き物。

それがタイでは普通にシーフードとして並んでいる。

ちょっとした罪悪感を覚えながらも、せっかくなので食べてみる。

これが、意外と美味しい(‘A`)

ビールを大量に注文し、父は浴びるようにお酒を飲んで上機嫌。

焼肉系のメニューやタイ料理もあるので、シーフードがそれほど好きではない人でも楽しめる。

デザートやジュースまで用意されていて、499バーツでここまで食べ放題なのかと思うと、本当にパラダイス。

おすすめのレストランだ。

ロングラック ゲストハウス ツインルーム

食後はGrabタクシーで、カオサンにある日本人宿「ロングラック ゲストハウス」へ。

一人旅のときはドミトリーに泊まるけど、今回は父と一緒なのでツインルーム。

ここのオーナーのゆかりさんは元旅人で、いつも温かく迎えてくれる。

父と2人、バックパックを担いで現れたら、すごくびっくりされた。

なかなか親子でバックパッカーは珍しいのだろう(笑)

バンコクを親子観光|チャオプラヤ川のボートで寺院巡り

エメラルド色の天井画が広がる

いよいよタイの最終日。

今日は1日、バンコク観光。

カオサンで朝ごはんを食べ、まず向かったのはワット・パークナム。

バンコクにある幻想的な天井画で有名な寺院で、近年はSNSでも人気の観光スポットになっている。

ワット パークナムでお経をあげるお坊さん

中へ入ると、お経を唱えるお坊さんの姿が。

写真映えで有名な場所だけど、こうして実際にお経が唱えられているのを見ると、ここは観光地ではなく、今も人々が信仰する宗教施設なんだなと感じる。

アイコンサイアム

次は、チャオプラヤ川沿いに建つ大型ショッピングモール「アイコンサイアム」へ。

豪華で巨大なショッピング施設だけど、ここで母や弟へのお土産をゲット。

チャオプラヤ川を走る路線ボート

アイコンサイアムの前からは、路線ボートに乗ってチャオプラヤ川を移動。

席は自由席

席は自由席で、地元民から観光客までたくさんの人が乗っている。

対岸にワット・アルン(暁の寺)が見える

ワット・ポーで下船。

対岸には、チャオプラヤ川を挟んでワット・アルン(暁の寺)が見える。

高さ約75mの巨大な仏塔が印象的な寺院で、夕日に照らされた姿も美しいことで知られている。

ワット・アルンといえば、三島由紀夫の小説『暁の寺』の舞台としても有名。

ワット・ポーの巨大な涅槃仏

今回はワット・アルンへは行かず、ワット・ポーへ。

中には、全長約46m、高さ約15mの巨大な涅槃仏が横たわっている。

金色に彩られたその姿は、ブッダが入滅する際の姿を表したもの。

足の裏の螺鈿細工が見事

特に有名なのが足の裏。

仏教の宇宙観を表した108の図が螺鈿細工で描かれていて、足の指の細かな造形も美しい。

仙人のストレッチ像

敷地内には仙人のストレッチ像もたくさんあり、シュールすぎて見ているとなんだか笑えてくる。

仏像を見たあとは、コンビニで昼食を買って宿へ戻る。

午後は、父は射撃、私はアートメイクと、それぞれ別行動。

射撃好きの父のために予約したのは、日本人スタッフが常駐する「KK Shooting」。

ホテルまでの送迎付きで、日本語で説明も受けられるので、父一人でも安心して送り出せる。

託児所ならぬ宅老所(・∀・)

アートメイクサロン「คิ้วเฮ้าส์ by meily」

父を射撃場へ送り出したあと、私はバイクタクシーでユニオンモールにあるアートメイクサロン「คิ้วเฮ้าส์ by meily」へ。

実は4ヶ月前にもここで眉のアートメイクをしていて、今回は2回目のリタッチ。

施術してくれるメイリーさんは眉を描くのがとても上手で、おすすめのサロンだ。

2回のアートメイク体験については、こちらの記事に詳しくまとめています👇️

アートメイクを終えて宿に戻ると、父も射撃を終えて帰ってきていた。

ロングラックには変わった宿泊客が多い。

なかでも父の目を釘付けにしたのが、一本足の下駄を履いた着物姿の男性( ゚Д゚)

父いわく、「鬼太郎のゲタを履いている人、初めて見た!」と大興奮。

旅の間ずっと日本人に会っていなかったせいか、下駄のインパクトに驚きすぎて、この男性が日本人だということがすっぽり頭から抜けている父。

「その下駄、いいね」と日本語で言えばいいのに、下駄を指さして必死に「グー!」とポーズ(笑)

いや、日本人だから日本語で言えばいいのに……(‘A`)

私たち親子も十分個性的なバックパッカーだけど、ロングラックにはさらに上をいく個性的な旅人が集まっている。

父にも「バックパッカーの宿とは、こういうところだ」というものを見てもらえて、ここに泊まってよかったと思った。

カオトム ペンペンのプーパッポンカリー

最後は、空港へ向かう前にカオサンのローカルレストラン「ペンペン」へ。

タイ最後の食事は、プーパッポンカリーで締めくくる。

カニの身と卵がたっぷりで、とても美味しかった。

深夜便で日本へ帰国し、父のバックパッカーデビュー旅が終了。

ひどい風邪をひいたまま、旅慣れない父を連れての長距離移動はかなり過酷だった。

そして日本に到着した瞬間、緊張が切れたのか、急に体調が悪化。

意識がほとんどなくなるほどだった。

父が必死に私を新幹線に乗せ、自宅まで連れて帰ってくれた。

その後、病院にも連れて行ってくれて、しばらくは毎日点滴に通う日々。

父を鍛えるつもりだったのに、熱を出した私のほうが、ある意味試練だった(‘A`)

そして、その数ヶ月後、父は本当に私の世界一周についてきた。

ネパールではエベレスト街道を歩き、その後はメキシコ、パタゴニアへ。

合計3ヶ月ほど、2人でバックパックを背負って旅を続けた。

あのときの「父のバックパッカー適性テスト」は、見事に合格だったのだ。

このタイ旅行が、私たち親子のその後の世界一周につながっていくことになる。


父との世界一周の旅については、以下のブログにまとめているので、よかったらこちらもどうぞ。