フィリピン留学3週間目、ついに風邪でダウンしてしまった。
毎日6時間のマンツーマン授業に加え、4時間の自習。
頑張りすぎたせいか、3日間もベッドで寝込むことになってしまった。
今回は近所のクリニックを受診し、診察料と薬代で合計1,824ペソ(約4,600円)。
海外で体調を崩すと、病院探しや言葉の問題だけでなく、医療費も気になるところだ。
とはいえ、今回はクレジットカード付帯の海外旅行保険を利用できる見込み。
せっかく保険に加入しているのだから、忘れずに請求したい。
そこで今回は、現地のクリニックを受診した体験談に加え、長期留学の海外旅行保険の選び方や、保険金請求に必要な書類、海外から日本へ電話する方法なども紹介する。
これからフィリピン留学を予定している人や、長期留学の海外旅行保険について知りたい人の参考になればうれしい。
レモンも生姜も太刀打ちできず……風邪が悪化!
留学生活が3週間を迎えた頃、私はひどい風邪をひいてしまった。
始まりは土日。
なんとなく鼻の奥に違和感があり、体もだるい。
それでも月曜日と火曜日は、なんとか授業を受けていた。
少しずつ体力を奪われていくなか、月曜日に発音の先生であるティナに体調が悪いことを相談してみた。
すると、レモンを絞った汁に、はちみつとお湯を加えて飲むといいよ、と教えてくれた。
なるほど、レモンとはちみつか。
さっそく試してみることにした。
実は私、海外旅行中に現地の風邪薬を買って飲んだことが何度もある。
いろいろな国の薬を試してきたけれど、日本のドラッグストアで買える薬も含めて、これといって効いた実感があまりない。
もしかしたら、フィリピン流の自然派ケアが私には合っているかもしれない。
そんな期待を胸に、実践してみた。

生姜湯、レモン、はちみつ。
なんだか体によさそうな顔ぶれである。
火曜日には、ティナがわざわざレモンを買ってきてくれた。
さらに、料理人のタタが生姜湯まで作ってくれたので、はちみつレモンに生姜湯を加えて飲んでみた。
ありがたいことに、周囲の人たちがあれこれ気遣ってくれる(*´Д`*)
これだけ体によさそうなものを取り入れれば、きっと回復するに違いない。
……と思ったのだけれど、残念ながら、体調はよくなるどころか、どんどん悪化していった。
レモンとはちみつと生姜の健闘もむなしく、私の風邪には太刀打ちできなかったらしい。
水曜日には、とうとうベッドから起き上がるのもつらい状態になってしまった。
さすがに、これはまずい。
こうなったら病院に行くしかない。
スマホで近所のクリニックを検索すると、徒歩3分のショッピングモール内に「Metropolitan Medical Center」を発見。
近くて便利だけど、Googleマップの口コミ評価が恐ろしく低い(‘A`)
ほかに探してみると、徒歩10分ほどの場所に、もう少し口コミ評価のマシな「TMC Clinic One Felicity Center」もあった。
ただし、こちらは待ち時間が長いらしい。
フラフラの体で10分歩いたうえに、さらに長時間待つなんて無理だ……。
マカティにある外国人向けのクリニックという選択肢もあったけれど、風邪でそこまで行くのも気が引ける。
困り果てて学校のスタッフに相談すると、近所のモール内にあるクリニックを勧められた。
どうやら、利用する学生も多いらしい。
Googleマップの口コミはあんなに悪いのに、実際に利用した学生からは特に悪い話は聞かないとのこと。
本当に……(‘A`)?
とはいえ、今の私に長時間待つ体力はない。
ここはスタッフの言葉を信じて、「Metropolitan Medical Center」へ行ってみることにした。
口コミ評価は低いけど……フィリピンのクリニックを受診

フラフラの私を見かねて、スタッフのモニカがクリニックまで付き添ってくれた。
到着すると、まずは名前、住所、電話番号、年齢、生年月日、既婚・未婚の別などを用紙に記入。
その後、血圧や体温、血中酸素濃度、体重、身長を測定して受付完了だ。
以前、エジプトのダハブで病院を受診した際には、パスポートの提示を求められたことがある。
そのときの受診体験については、こちらの記事にまとめている👇️
実は今、ACR I-Card(外国人登録証)の申請のため、パスポートを移民局に預けている。
返却まで1か月ほどかかると言われていたので、今回も提示を求められたらどうしようかと、少し心配していた。
幸い、今回は身分証の提示を求められることもなく、ひと安心。
待合室を見渡すと、患者はほとんどおらず、閑散としている。
Googleマップの低評価に、この静けさ。
本当に大丈夫なのだろうか……( ゚Д゚)!?
医師はちょうど昼休憩中らしく、30分ほど待つことになった。
付き添ってくれたモニカには先に帰ってもらい、ひとりで診察を待つ。
ようやく現れたのは、若い女性の医師。
英語で症状を細かく聞かれたけれど、わからない単語もあり、返答に困ることもあった。
すると先生はGoogle翻訳で質問を日本語に訳してくれた。
なんて親切なんだ……(T_T)!
その後、聴診器で背中の音を確認し、喉も診察。
先生からは「細菌性の風邪」と説明され、抗生物質、点鼻薬、頭痛薬、ビタミンCの薬を処方された。
診察料は700ペソ(=1,765円)。
口コミを見てあれこれ心配していたけれど、実際には丁寧に対応してもらえて、ほっとひと安心。
血液検査やレントゲンなどの詳しい検査が必要な場合は、設備の整った病院へ行く必要がありそうだけど、今回のような症状なら、今後もここでお世話になろうと思う。

診察後、処方箋を持って上の階にある薬局へ向かった。
ところが、薬局は大行列!
ようやく帰れると思ったのに、薬を受け取るまでさらに待つことになった。
体調が悪いときの待ち時間は、普段の何倍にも長く感じるものだ。

薬代は1,124ペソ(=2,835円)。
診察料700ペソと合わせて、総額は1,824ペソ(=4,601円)だった。
フィリピンの物価を考えると、風邪の診察と薬代で約4,600円は少し高く感じる。
今回は外国人のため全額自費だったけれど、クレジットカード付帯の海外旅行保険で補償される見込みだ。
体調を崩したのはつらかったけれど、近所に受診できるクリニックがあるとわかったのは大きな収穫。
留学生活の安心材料が、ひとつ増えた。
長期留学の海外旅行保険、どう備える?費用と選び方
長期留学では、語学学校の費用に加えて、海外旅行保険の負担も気になるところ。
私の場合、最初の3か月はクレジットカード付帯の海外旅行保険を複数枚組み合わせて利用し、後半の3か月は海外旅行保険「グローブパートナー」を契約した。
最初の3か月はクレジットカード付帯の保険を利用したため、保険料は無料。
後半3か月のグローブパートナーには、231ユーロ(=42,887円)を支払った。
長期留学では、補償額だけでなく、クレジットカードの利用付帯や「90日」のルール、保険の切り替え方など、出発前に確認しておきたいことも多い。
詳しい仕組みや選び方は、こちらの記事にまとめている👇️
もともとは世界一周旅行者向けの記事だけど、長期留学にも参考になるはず。
3か月以内の短期留学なら、こちらの記事もどうぞ👇️
海外から日本へ電話!保険会社への問い合わせにMy050を使ってみた
せっかくなので、今回の医療費について、保険を申請する手順にも触れておこうと思う。
保険会社や請求金額、補償内容によって、申請方法や必要書類は異なる。
今回、私が問い合わせたのは、ジャックスカードの引受保険会社である三井住友海上の「ジャックスカード海外旅行傷害保険デスク」だ。
電話番号は、0120-075830(フリーコール・24時間対応)。
私は「My050」というIP電話サービスを利用して電話をかけた。
My050は、インターネット回線を利用して電話をかけられるサービス。
海外旅行中に保険の申請やカードの盗難などで日本への電話が必要になったときにも役立つ。
2026年10月現在、フィリピンから日本の固定電話への通話料は3分10.56円、携帯電話へは1分19.80円。
プリペイド式なので、必要な分だけチャージできる。
ただし、設定費550円と番号維持費550円(6か月)がかかるほか、契約時には住民票の郵送が必要なため、日本を出国する前に手続きを済ませておこう。
サービス内容や料金、本人確認などの条件は変更される可能性があるので、利用する際は公式サイトで最新情報を確認してほしい。
今回の電話は30分ほどかかったけれど、フリーダイヤルへの発信だったため、My050の通話料は無料だった。
海外から日本へ電話をかける手段をひとつ確保しておくと、いざというときに心強い。
海外旅行保険の請求準備!必要書類と手続き方法を確認
電話では、今回の医療費を請求するために必要な書類について確認した。
正式な申請は、日本に帰国してから改めて電話し、申請書類を郵送してもらう流れになるとのこと。
クリニックと薬局の領収書は原本が必要で、返信用封筒を使って郵送するよう案内された。
今回の請求金額であれば、医師の診断書は不要とのことだった。
必要書類は以下の3種類。
- 出国日がわかるもの:航空券の半券、Eチケット、パスポートの出国スタンプがあるページの写しのいずれか1点
- 航空券を決済したことがわかるもの:航空券の領収書とクレジットカードの利用明細
- 医療費の領収書:クリニックと薬局の領収書
私が利用したジャックスカードの海外旅行保険は利用付帯のため、出国前に航空券代をカードで支払っていた。
そのため、保険の適用条件を満たしていることを証明する書類として、航空券の領収書とクレジットカードの利用明細が必要になる。
ちなみに、今回は徒歩でクリニックに行ったけれど、通院に交通費がかかった場合は、それも請求できるらしい。
また、薬局の領収書については、レシートのようなものしかないと伝えたところ、それで問題ないとのことだった。
医療費は約4,600円。
せっかく保険に加入しているのだから、領収書を保管して、帰国後に忘れず申請しようと思う。
なお、ここで紹介したのは、あくまで今回、私が電話で確認したケースの必要書類と手順だ。
補償の対象や必要書類、請求方法は契約内容によって異なるため、実際に申請する際は保険会社に確認してほしい。
ちなみに、私はこれまでにも何度か海外旅行保険を請求したことがある。
実際の手順や体験談は、こちらの記事にまとめているので、気になる人は参考にしてほしい👇️
寝ている間も英語の夢……頑張りすぎた留学生活を見直す
今回の風邪では、学校のスタッフや先生方、一緒に暮らす日本人留学生たちにも心配をかけてしまった。
体調を気遣って声をかけてくれたり、食べ物や飲み物を差し入れてくれたり。
慣れない海外生活で体調を崩したとき、周囲の優しさは本当にありがたい。
それにしても、なぜ今回、こんなにひどい風邪をひいてしまったのだろう。
もちろん、原因をひとつに特定することはできないけれど、思い当たるのは、英語の勉強による疲労と、新しい環境での生活だ。
フィリピンに来てからというもの、毎日、脳がちぎれそうなくらい英語を勉強している。
1日6時間のマンツーマン授業に加え、4時間の自習。
合計すると、毎日10時間の英語漬け生活である。
しかも、わからないことが次から次へと出てくる。
「英語さん、なんで(‘A`)?」
と思うことが多すぎて、頭の中はいつも英語でいっぱいだ。
そして、ついには寝ている間まで英語に追いかけられるようになった。
実はフィリピンに来てから、連日のように英語の夢を見る(T_T)
夢の中でも英語を勉強しているのか、英語で会話しているのか……。
とにかく、朝起きたときには、すでにどっと疲れているのだ。
寝ている間くらい脳を休ませてほしいものだが、私の脳みそは夢の中でも英語漬けらしい。
しかも、夜もなかなか寝つけない。
普段なら布団に入ればすぐ眠れるのに、こちらに来てからは頭が興奮状態なのか、なかなか眠りにつけないことが増えた。
睡眠時間も短くなり、眠りが浅いと感じる日も多い。
そんな状態で毎日10時間も英語を勉強しているのだから、疲れがたまっていたのかもしれない。
平日は勉強で疲れ果て、土曜日はブログを書き、日曜日は部屋で休養する。
土日も1日4時間の自習を続けていたので、気がつけば休日もあっという間に終わってしまう。
遊びに出かける余裕もなく、ひたすら英語と向き合う毎日。
今振り返ると、風邪をひく前から、心も体も十分に休めていなかったのかもしれない。
風邪の引き始めも、せっかく留学に来たのだからと焦り、自分で決めた自習のノルマを、体調が悪いのにこなそうとしてしまった。
本当なら、早めに休んでおけばよかったのだ。
結局、水曜日から金曜日まで、3日ほどベッドで寝たきりの状態になってしまった。
もちろん、その間は授業もお休み。
せっかく英語を勉強するためにフィリピンまで来たのに、思うように勉強ができない。
焦る気持ちもあったけれど、今は回復を優先するしかない。
このブログを書いている土曜日には、少しずつ体力が戻り、ようやくイスに座ってブログを書けるくらいまで回復した。
抗生物質が効いてきたのかもしれない。
土日は休養を優先し、英語の自習もほどほどに。
月曜日から、また勉強に取り組もうと思う。
今回の経験で、無理をして勉強を続けても、結果的に何日も寝込むことになれば意味がないと実感した。
これからは無理をせず、体調が悪いときはしっかり休む。
そして、元気になったら外へ出かけて、気分転換する時間も大切にしたい。
せっかくフィリピンまで来たのだから、英語の勉強だけでなく、現地での生活も楽しみたい。
今回の風邪は、頑張り方と休み方を見直すきっかけになった。
残りの留学生活は、焦らず自分のペースで進んでいこうと思う。
フィリピンでの語学留学生活についての日記をまとめています👇️






